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「 無患子」(むくろじ)って?
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■はねつきが「魔よけ」の理由

・羽子板で突く羽根に付いている黒くて堅い玉は、「 無患子」(むくろじ)という大木の種です。
読んでの ごとく「子が患わ無い」という意味で、羽子板が 無病息災のお守りになった由来です。

・また、羽根が病気を運ぶ蚊を食べてしまうトンボに 似ていることから、
子が蚊に刺されないように、 無病息災の意味につながったとも言われています。

正月に羽根をつくことは、「世諺問答」(せげんもんどう)(1544年刊)には、ムクロジの実に長い竹ひごをさし、鳥の羽根をつけ、板で突きあげたとあり。その羽根の飛ぶさまが虫を食べるトンボに似ているので、子供が蚊に刺されないおまじないとして始められたという意味の事が書かれています


■羽根のこと

・「羽根」はムクロジなどの木ノ実に鳥の羽根をつけてできあがったもので、「羽子」「羽子板」は道具の名称です。「羽根」は球についているものですが「つきばね」「おいばね」という遊び方のスタイルの名称としても現れます。

羽根の基本形となり語源ともなった「つくばね」の花や果実は下記をごらん下さい。

くるまばつくばねそう

はなぞのつくばねうつぎ

はなつくばねうつぎ


・「ツクバネ」(こぎの木)という落葉樹の実をごらんください。この果実には、4枚の大きな苞が付いていてその形は、羽根つきの羽根にそっくりです。この木は、別名ハゴノキ、コギノコとも呼ばています。

・胡鬼子はビャクダン科のある落葉低木、学名 Bcukleya lanceolata の中国名です。

この木は日本名を「つくばね」といい、「衝羽根」「撞羽根」もしくは「突羽根」と書かれます。


資料提供 こうげつ人形


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