湯宿温泉「湯元館」

谷川温泉から湯宿温泉に向かう。

ふと気がつくと、道の傍らに太宰治の文学碑があった。

小説「姥捨」太宰治


 水上駅に到着したのは、朝の四時である。まだ、暗かった。心配していた雪もたいてい消えていて、駅のもの蔭に薄鼠いろして静かにのこっているだけで、このぶんならば山上の谷川温泉まで歩いて行けるかも知れないと思ったが、それでも大事をとって嘉七は駅前の自動車屋を叩き起した。

昭和57年12月建立

 小説「姥捨」は「川久保屋」(「川久保屋」を増改築したのが「旅館たにがわ」である)の老夫婦と水上温泉郷を舞台とした作品である。

私は読んでない。

谷川岳(標高1,977m)が間近に見えた。


雪山が雪雲に覆われているので、はっきりしない。

国道291号から270号相俣水上線で猿ヶ京温泉へ。


途中に川古温泉がある。


標高640m。

猿ヶ京温泉から国道17号(三国街道)で湯宿温泉へ。


共同浴場「竹の湯」は鍵が掛かっている。


先週と違ってお婆さんがいないので、開けてもらえない。

「窪湯(くぼゆ)」も鍵が掛かっていた。


「窪湯」の裏に「湯元館(HP)」がある。


つげ義春は湯宿温泉に何度も来ていて、「湯元館」に泊まったこともある。

 「湯元館」で鍵を借りて入ろうと思ったが、鍵だけ借りるわけにもいかないので、とりあえず「湯元館」のお風呂に入ることにする。

「湯元館」には敷地から自然湧出する源泉がある。

 今から約1200年前仁寿2年(852年)2月8日(文徳天皇御治世の時)須川村の弘須法師による大乗妙典誦行満願の夜半薬師如来より種々の湯薬を賜りましたのがこの温泉の始まりと伝えられている。

湯宿温泉のお風呂はどこも「湯元館」からお湯を引いている。

日帰り入浴は500円(現在は600円)。

大きな円い浴槽。

既に泊まり客が何人か入っていて、写真は撮れない。

源泉名は湯宿温泉。

源泉があるのだから、当然掛け流しのはずだ。

お湯は何故か浴槽から溢れていなかった。

温泉分析表には62.7℃と書いてあったが、何故か泉質は書いてない。

泉質はナトリウム・カルシウム−硫酸塩温泉。

「湯元館」で鍵を借りて、共同浴場「窪湯」に行く。

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