本物の温泉


湧出量の多い温泉
湧出量が多ければ、そのまま掛け流し。
玉川温泉(秋田)の湧出量は毎分9,000リットル。1つの源泉の湧出量としては日本一。

源泉温度98℃。PH1.2という日本一の強酸性。源泉100%のお湯はピリピリする。
須川温泉「須川高原温泉」(岩手)はPH2.2という強酸性緑ばん明ばん泉。毎分の湧出量は6,000リットルにも及ぶそうだ。
草津温泉(群馬)の自然湧出量は日本一! 本物の温泉だ。
沼尻温泉「田村屋旅館」(福島)の源泉は安達太良山の沼尻元湯。湧出量は毎分1万リットル。中ノ沢温泉(福島)は沼尻元湯から引き湯しているそうだ。
いかにも本物の温泉
源泉をそのまま使用している温泉はそれほど多くはない。
小赤沢(こあかさわ)温泉「楽養館」(長野)は、お湯がボコボコと音を立てて噴き出していたから、本物の温泉だろう。
元湯温泉「ゑびすや」(栃木)の「弘法の湯」は間欠泉で、5〜6分に1回湯船にお湯が注がれる。泉温52.0℃で、かなり熱い。ホースの水でうめないと、とても入れない。「梶原の湯」は38.3℃で、かなり温い。
元湯温泉「大出館」(栃木)には日本唯一という墨を流したような「墨の湯」がある。これも本物の温泉だろう。
沢渡温泉共同浴場(群馬)は2つの浴槽があって源泉が注がれている。上がり湯の方は熱くてとても入れなかった。泉温54.9℃というから、本物の温泉だろう。
法師温泉「長寿館」(群馬)は川原から自然に湧き出す源泉の真上に大浴場が造られているので、本物の温泉。
蔦温泉「蔦温泉旅館」(青森)の「泉響の湯」はブナの底板の隙間から湯が湧きあがる。だから源泉100%で、掛け流し。
お湯がそのまま海や川に流れる温泉
お湯がそのまま海や川に流れる温泉は循環などあり得ない。
堂ヶ島温泉(静岡)の沢田公園露天風呂は、お湯がそのまま海に流れる。
断崖絶壁の露天風呂

鬼怒川温泉「ホテルニューおおるり」(栃木)の露天風呂は、お湯がそのまま鬼怒川に流れる。
大網温泉「湯守田中屋」(栃木)の露天風呂も、お湯がそのまま箒川に流れていた。
畑下(はたおり)温泉「清琴楼」(栃木)の露天風呂も、お湯はそのまま箒川に流れるようだ。
門前温泉「ホテルニュー塩原」(栃木)の「露天岩風呂」も、お湯がそのまま箒川に流れる。「滝見の宿・大浴場」も掛け流し。
川俣温泉「川俣観光ホテル仙心亭」(栃木)の露天風呂「藤四郎の湯」はお湯がそのまま鬼怒川の源流へ流れる。
芦の牧温泉「大川荘」(福島)の空中露天風呂は、お湯が大川に流れる。
古町温泉「赤岩荘」(福島)は掛け流しで、排水溝からそのまま伊南川に流れていくようだ。
お湯がそのまま海や川に流れる温泉では、石鹸やシャンプーは使えない。
畑下温泉「大和屋旅館」(栃木)の露天風呂では石鹸は使えるが、シャンプーは使えない。排水がそのまま箒川に流れるのであろう。100%天然温泉だが、お湯はちょろちょろとしか流れていない。「浴槽は表面だけ熱くなっております。」と書いてあった。
幾つもの源泉を持つ宿
西山温泉「慶雲館」(山梨)には4種類の自然湧出源泉があるそうだ。
元湯温泉「秘湯の宿元泉館」(栃木)には3つの異なる源泉がある。
西山温泉「旅館中の湯」(福島)には3つの源泉がある。
「旅館中の湯」檜風呂

北温泉「北温泉旅館」(栃木)には、それぞれに泉質が異なる温泉がある。弱塩泉、単純泉、鉄泉に近いものもある。
土湯温泉(福島)の「不動湯温泉」には、自然湧出の源泉が3本あるそうだ。
その他独自の源泉を持つ宿
日光湯元温泉(栃木)「湯元板屋」は「当館所有の源泉から湧き出た、掛け流しの天然温泉」だそうだ。「釜屋旅館」の源泉名は釜屋1、2号混合源泉だから、釜屋で独自の源泉を持っているわけである。
門前温泉(栃木)「ほてる さかもと」の源泉名は坂本屋源泉。湧出量は毎分72リットル。「山口屋旅館」の源泉名は山口屋・青木屋共有源泉。隣の「青木屋旅館」と共有の源泉を持っているわけである。お湯は当然掛け流し。湧出量は毎分51.3リットル。「光雲荘」は自家源泉があり、湧出量が毎分200リットルという豊富な湯で、循環などしてはいないそうだ。
古町温泉「せゝらぎの湯宿満寿家」(栃木)の源泉名は満寿家源泉。自家源泉である。
古町温泉「桝田屋与一(ますだやよいち)」(栃木)の源泉は桝田屋源泉だから、自家源泉。循環なしの掛け流しの温泉。
古町温泉「会津屋」(栃木)は敷地内の源泉から直接お風呂に使用している。湧出量は毎分68.9リットル。「沸かさない」「足さない」「循環させない」ということ。確かに掛け流しだ。
古町温泉「紀州鉄道那須塩原ホテル」(栃木)の源泉名は紀州鉄道塩原温泉。湯量毎分200リットル、源泉温度46.2℃の自噴温泉だそうだ。お湯を「クアホテル寿苑」に分けている。
猿ヶ京温泉「ホテル湖城閣」(群馬)は30万リットルという使いきれないほど湯量豊富な源泉を持っていて、まったくの掛け流し。
穴原(あなばら)温泉「匠のこころ吉川屋」(福島)の源泉は穴原温泉吉川屋だから、自家源泉を持っているということだ。
その他、掛け流しの温泉
栃木
日光湯元温泉「竜頭山の家」(栃木)は掛け流しの本物の温泉。
福渡温泉「和泉屋旅館」(栃木)は、本館の大浴場、別館の大ぶろ、露天風呂、家族風呂どれも掛け流し。
古町温泉「ホテル深山荘」(栃木)は何時の間にか「素泊まりの宿みやま荘」になっていた。その「素泊まりの宿みやま荘」も2002年の8月一杯で休館。9月からは休前日・土曜日のみの営業、平日は日帰り入浴施設として営業。お湯は掛け流し。日帰り入浴客も少なく、もったいないようだ。
門前温泉「青木屋旅館」(栃木)は、女将らしき人が「お湯が熱くて、どうしようもない。」と言っていた。贅沢な悩みだ。確かに熱くて入れない。源泉はパイプでそのまま排水溝に捨て、もう一本のパイプで水を流し続ける。しばらくして、なんとか入れるようになった。
奥塩原新湯(あらゆ)温泉「やまの宿下藤屋」(栃木)は掛け流しの檜風呂。
掛け流しの檜風呂。

湯西川温泉共同浴場(栃木)のお湯は無色透明で、掛け流し。
群馬
水上温泉「天狗の湯きむら苑」(群馬)は露天風呂のすぐ裏に源泉があり、掛け流し。「木づくりの宿松泉閣」も掛け流しである。
白根温泉「加羅倉館」(群馬)は、お湯が滝のように流れ落ち、そのまま掛け流し。
新鹿沢温泉「鹿澤館」(群馬)は掛け流しの天然温泉だ。湧出量は毎分37リットルで、自然湧出だそうだ。「鹿澤館」の隣の「鹿鳴館」は天然温泉の浴場と露天風呂の他に循環の浴場もある。
長野
屋敷温泉「秀清館」(長野)は掛け流し。「日本名湯百選の湯」の看板があった。
野沢温泉「野沢グランドホテル」(長野)の大浴場「滝の湯」は掛け流し。
渋温泉(長野)の外湯「大湯」、「目洗の湯」などは掛け流し。
上諏訪温泉「片倉館」(長野)は天然温泉で掛け流しのようだ。
上高地温泉「上高地温泉ホテル」(長野)の樽風呂がよかった。入ると、ザザーッとお湯が溢れる。暫くするとお湯が一杯になる。また入ると、ザザーッとお湯が溢れる。これぞ掛け流しの温泉。
その他
高湯温泉「安達屋」(福島)のお風呂は掛け流し。「旅館玉子湯」は言うまでもない。
小栗山温泉「民宿文伍」(福島)では夏場は温泉のお湯を半分くらい捨てているという。循環などあり得ない。
鳴子温泉共同浴場「滝の湯」(宮城)は、樋からお湯が流れ落ちる。もちろん掛け流し。

湯沢温泉湯元共同浴場「山の湯」(新潟)は湯沢温泉で一番古い共同浴場。お湯は掛け流し。
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