福島県耶麻郡北塩原村
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裏磐梯高原(1)

 裏磐梯高原は、福島県北部、磐梯山の北側に広がる高原で、桧原湖、小野川湖、秋元湖を代表とする無数の湖沼地帯と、それを取り巻く山々からなる広大な地域です。
 磐梯山、吾妻山、安達太良山という名山と、それらに囲まれた地域を、一般的に裏磐梯高原と言ってもいいでしょう。

 古くからあった高原地帯ではありません。1888年の磐梯山の大爆発によってできた、比較的新しい地形です。
 この大爆発により、小磐梯が吹き飛ばされ、川を堰き止め無数の湖沼と美しい高原を作り出しました。

 裏磐梯高原というのは、一風変わったリゾート地です。普通、「裏」というのは、あまりいいイメージがないので、特に観光地では嫌われます。「裏日本」「裏富士」「裏筑波」など、堂々と使う言葉ではないのですが、「裏磐梯」に限っては堂々と使われています。むしろ「表磐梯」と言える猪苗代方面ではその用語を用いません。
 このあたりの気質が、裏磐梯高原を好む人たちの特質とも言えます。
 冬は当然スキーのメッカですが、一般のゲレンデスキー以外にスノーシューや歩くスキーなども盛んに行われています。
 グリーンシーズンには、登山・ハイキング・釣り・キャンプ・自然観察など、ここを訪れる人たちは個人客が多いのが特徴です。メジャーな温泉地でないのが、団体客を遠ざけている一番の要因でしょう。ここには、大規模な温泉旅館やホテルがありません。バブルの時期にリゾートブームに乗ってF交通が建てた、裏磐梯猫魔ホテルは、2001年にあえなく閉鎖されました。
 裏磐梯高原に対して、近年非常に注目しているのが、風景写真家たちでしょう。四季折々に見せる自然の美しさに惹かれたカメラマンたちが多く訪れるスポットになっています。
 尾瀬・奥日光・上高地に次ぐ、風景写真の第4の聖地になりつつあるように感じます。
 そして、野鳥観察スポットとしては、まさにここは聖地そのものと言えるでしょう。

探鳥スポット
 裏磐梯高原は、軽井沢、富士山麓と並び、日本3大野鳥生息地と言われています。年間に見られる野鳥は実に170種類にも及びます。このうち、留鳥と夏鳥で100種を数え、初夏のバードウォッチングスポットとしては絶好の場所です。
 高原全域で多くの野鳥が観察できますが、特に野鳥観察に向いたスポットを紹介します。

■裏磐梯野鳥の森
 桧原湖西岸に広がる森に整備されています。南端の細野口と北端の桧原口があって、繋がっているようですが、桧原口からの通行が可能かどうか、現在情報不足です。途中に展望台があります。
 森の中には各所に小さな湿原があり、5月上旬にはたくさんのミズバショウが花を咲かせます。ここのミズバショウはとても美しいので、探鳥の途中に必見です。

■桧原湖東岸
 剣が峰交差点からゴールドライン方面に950mほどのところから、右に入る狭い道(行き止まり)があります。ここが桧原湖東岸の遊歩道入口。若干の駐車スペースがあります。遊歩道は桧原湖沿いに、ややアップダウンを繰り返しながら、湖畔のキャンプ場の間を抜けて休暇村前まで通じています。桧原湖畔遊歩道という名前で、片道約90分。

■レンゲ沼から中瀬沼
 2つの沼は、県道と桧原湖の間に点在する湖沼群のうちの代表的な沼。レンゲ沼は小さな沼ですがとても魅力的なスポット。沼を一周するルート、桧原湖湖畔に至るルート、中瀬沼、姫沼を巡り、休暇村方面に至るルートなどが縦横に通じています。前項の桧原湖東岸のルートと繋がっているので、好みに応じて楽しむことができます。レンゲ沼周辺だけでも驚くほどたくさんの鳥を観察できますので、1日ゆっくり腰を落ち着けて探鳥を楽しむにはレンゲ沼はお薦めです。

■曽原湖と曲沢沼
 曽原湖は、裏磐梯の3湖に続く規模を持つ湖。この湖の周辺は狐鷹森という場所で、キャンプ場やペンションが数多くあります。曽原湖の先には、別のペンションビレッジがあり、途中にあるのが曲沢沼です。レンゲ沼周辺と同様、絶好のバードウォッチングポイントになっています。

■休暇村周辺
 裏磐梯国民休暇村が、数年前に新しくなり、休暇村磐梯高原になりました。この周辺で最も充実した施設を誇る地域といえるでしょう。
 休暇村の敷地内には、「自然の小径」という1周40分ほどの遊歩道があり、レンゲ沼周と組み合わせても適当なコースと言えます。

■小野川湖畔
 剣が峰から曽原湖に通じる県道の裏道が曽原通りです。この途中に小野川湖畔に出られる道があり、その先が小野川湖畔探勝路になっています。小野川不動滝駐車場まで約2時間ほど。不動滝までは往復30分。小野川不動滝はグランデコからも遊歩道がありますが、橋がないので行き来はできません。

■五色沼
 裏磐梯最大の観光地です。毘沙門沼、みどろ沼、弁天沼、るり沼など多くの沼を巡る、約3.5kmの遊歩道。高低差もほとんど無く、気軽に歩けるせいか、多くの観光客を集めます。観光シーズンには、非常に混雑するのが難点ですが、探鳥地としては絶好の場所です。ただ、多くの観光客は毘沙門沼からの磐梯山だけを眺めて帰ってしまいます。

■八方台から雄国沼(おぐにぬま)
 磐梯山登山口がある八方台は、磐梯山ゴールドラインの中間に位置しています。ここから、花の名所雄国沼まで約4.3km、最大標高差300mほどのハイキングになります。
 八方台から、猫魔ケ岳まで尾根筋の道を登り、雄国沼を見下ろしながらのバードウォッチングは、雄国沼の花めぐりも兼ねて絶好のハイキングになるでしょう。

ハイキングコースと花名所
■浄土平の高山植物
 浄土平は、磐梯吾妻スカイライン最大の観光地です。西側に湿原が広がり、多くの高山植物が見られます。木道が整備されていて、一周約15分。

■鎌沼と姥ケ原
 観光シーズンの浄土平は人が多いので、少し足を延ばして鎌沼と姥ケ原をめぐるコースもお薦めです。ただし、標高差が200mほどあるので、軽装は避けてください。

■デコ平
 グランデコから夏山リフト(7月下旬〜8月下旬、10月上旬〜11月上旬の運行)に乗り、デコ平から、デコ平湿原、小野川湧水群などをめぐるコースがあります。目的や体力に応じて、いろいろなコースを選ぶことができます。

■雄国沼のレンゲツツジとニッコウキスゲ
 喜多方方面から見ると、磐梯山の手前に、低いながらもなかなかの存在感のある山が雄国山。その山頂直下にある雄国沼は、裏磐梯高原からは少しはずれますが、この地域で有数の花の名所です。国の特別天然記念物に指定されています。
 さながら山上の別天地の様相を呈する雄国沼ですが、喜多方側から車で行く方法と、先に挙げた八方台から徒歩で行く方法、桧原湖西岸にある登山口から登る方法があります。探鳥の時期と花の時期は基本的に同じですから、探鳥を兼ねてのハイキングもいいと思います。
 雄国沼のレンゲツツジは6月中旬には大群落になります。これは、赤城山、湯ノ丸高原、美ヶ原、甘利山などと肩を並べる規模でしょう。ニッコウキスゲは6月下旬〜7月上旬が身頃です。

■仁田沼のミズバショウ、カタクリとヒトリシズカ
 土湯温泉の奥に、男沼(おぬま)、女沼(めぬま)、仁田沼(にだぬま)という3つの沼があります。仁田沼は、地図にも載らないほど小さな沼ですが、福島県随一のミズバショウの名所として広く知られています。見頃は例年4月下旬。仁田沼に至る道はとても狭いので、シーズン中は片側交互通行になります。駐車場から、標高差約60m、距離は800m、沼は一周しても300mほどです。
 スプリング・エフェメラル(春の儚い妖精)の代表、カタクリや、和名の最も美しい可憐な花、ヒトリシズカの群落地でもあります。女沼の近くにはツツジの群落もあります。

登山情報

 この地域は、磐梯・吾妻・安達太良の3つの名山に囲まれています。それぞれが個性的な、とても魅力のある山です。東北地方の山でもあり、一部には火山ガスの影響もあって、森林限界が低く、ハイマツ帯も見られます。ハイマツの実を食べるホシガラスがもよく見られる山域です。
 これらはいずれも火山で、比較的活発であり、気象庁の常時観測火山に指定されています。東北地方で常時観測火山に指定されているのはこの3山だけです。火山ガスの噴出箇所もあるので、正しい情報を得て、危険箇所に立ち入らないように心がけてください。

■磐梯山
 宝の山と歌われた磐梯山。現在の磐梯山は、磐梯山・赤埴山・櫛ケ峰の3つの峰から成ります。最高峰は磐梯山の1819mです。
 1888年7月15日に、史上稀に見る大爆発を起こし、磐梯山北側の地形を一変させ、今日の裏磐梯高原を作り出しました。この爆発は、火山学で磐梯式噴火と呼ばれる水蒸気爆発で、小磐梯を吹き飛ばし、標高を600m以上下げたといわれています。
 現在の磐梯山の標高は1812mですから、噴火以前は2400m以上あったことになります。現在、東北地方最高峰は、尾瀬の象徴燧ケ岳の2356mですから、それよりも高い標高です。この大噴火によって、東北最高峰の地位を失ったことになります。
 この噴火での死者は500人近くに及び、明治以降国内最悪の火山災害になっています。野口英世の伝記に必ず出てくる大事件ですね。19世紀における世界最大の火山噴火と言われています。
 以降、火山活動は時折活発になりますが、大きな噴火はありません。
 磐梯山ほど、裏と表の表情が異なる山も珍しいのではないでしょうか。裏磐梯高原から見る磐梯山は、凄惨な爆裂火口を中心にした双耳峰のように見えます。火口壁は100年以上経過した今も、爆発当時の状況を想像させるに余りある、荒涼たる山容を見せています。
 一方、表の猪苗代から望む磐梯山は、あくまでも優しく、堂々としていて、なるほど宝の山というにふさわしい貫禄を示しています。好みは人それぞれですが、表の磐梯山はどちらかというと通好みの山といえるかも知れません。
 いろいろなコースを選べますが、最も一般的な八方台コースを紹介します。

 起点−八方台(磐梯山ゴールドライン)駐車場
 登山口標高 1194m
 山頂の標高 1819m
 標高差    625m
 距離   約3500m
 平均勾配 約17.8%

 八方台駐車場は、最も人気のある登山口なので、休日にはすぐ満車になってしまいます。トイレあり。磐梯山中には泊まれる小屋がありませんので、日帰りになります。
 登り始めは、ゆるやかな樹林帯を歩きます。最初の30分が楽なので、とても登りやすい山と言えます。このあたりのブナ林には太い木がありません。1888年の大噴火で皆なぎ倒されてしまったからでしょう。
 約30分で中ノ湯温泉跡。この附近は火山ガスが出ているので、長居は無用です。
 このあとは、勾配が急になり、火口壁に沿って歩きます。弘法清水まで約1時間。小屋が2軒ありますが、休憩と売店のみです。このあたりからは裏磐梯高原の眺望が素晴らしい。
 ここから山頂までは急坂の連続。約30分。この磐梯山頂からの眺望は、数ある山の中でも屈指ではないかと思わせる見事さです。前に猪苗代湖、後ろに裏磐梯が見える光景はここならではのもの。蔵王、飯豊は言うに及ばず、月山、かすかに鳥海山まで見渡せます。妙高山が見えるのも感動ものですが、計算上は北アルプスの五竜岳が見えるのです。
 下りは、同じコースを約90分。

■西吾妻山(1)
 深田久弥も述べているように、吾妻山とは茫漠として掴み所のない大きさを持った山です。顕著なピークがあるわけではなく、1900m前後のなだらかなピークが10以上も連なっている巨大な山塊です。その最高峰が2035mの西吾妻山です。

 起点−白布温泉から、天元台ロープウェイ、リフト利用で北望台
 登山口標高 1810m
 山頂の標高 2035m
 標高差    225m
 距離   約2800m
 平均勾配  約8.0%

 西吾妻スカイバレーで白布温泉まで行き、天元台ロープウェイで天元台高原まで。リフトを3本乗り継ぎ、北望台が起点となります。
 標高1964mの中大巓を巻き、山頂まで約90分。下り約70分。

■西吾妻山(2)

 起点−グランデコスキー場、夏山リフト利用でデコ平
 登山口標高 1380m
 山頂の標高 2035m
 標高差    655m
 距離   約4000m
 平均勾配 約16.4%

 グランデコスキー場へは、剣ケ峰交差点から五色沼方面に向かい、レ−クライン入口の先を左折して道なりに行きます。
 デコ平へのゴンドラリフトは、7月下旬〜8月下旬、10月上旬〜11月上旬の運行なので、注意してください。
 デコ平から西大巓まで約90分、ここから西吾妻山まで約45分。下り約110分。下り最終16:00なので、注意のこと。

■一切経山
 吾妻山中で、最も賑やかな浄土平は、馬蹄形をしたカルデラの底にあたるところで、高山植物の宝庫であるとともに、吾妻山観光のメッカであると言えましょう。大きなレストハウスがあり、観光客で賑わいます。ハイキング気分で登るならば、吾妻小富士が最適でしょう。標高差は100m程度。一周しても駐車場から1時間ほどでしょう。
 ここでは吾妻小富士の反対側に位置する一切経山に登りましょう。草木の全くない、荒涼とした山容で、今なお噴煙を上げる山です。最近では1977年に小規模な噴火を起こしました。
 
 起点−浄土平(磐梯吾妻スカイライン)駐車場
 登山口標高 1580m
 山頂の標高 1949m
 標高差    369m
 距離   約2800m
 平均勾配 約13.2%

 浄土平駐車場から、湿原を通って酸ケ平まで約50分。鎌沼への分岐を右に折れ、避難小屋を過ぎて山頂まで約40分。どこが山頂かわからないような、なだらかで岩がゴロゴロした山頂。ガスがかかるとルートを見失いやすいので、印に沿って進みましょう。吾妻小富士の眺望が見事ですが、北側にある五色沼の眺望はことのほか美しい。五色沼は「吾妻の碧い瞳」と称えられています。
 下りは同じコースならば約70分ですが、鎌沼から姥ケ原を経由するルートがお勧め。鎌沼周辺はとても美しい湿原になっています。この場合、遠回りになるので約90分。

■安達太良山
 最高点の標高こそ1728mに過ぎない山ですが、安達太良山ほど魅力に満ちた山を他に知りません。「智恵子抄」を挙げるまでもなく、麓から眺める安達太良山の美しさや優しさは、東北の山特有の雰囲気を持ち、日本の山のなかでも第1級のものだと思います。
 実は一般的に「安達太良山」というと、標高1700mの、通称「乳首山」を指します。このピークは、安達太良山塊では、箕輪山、鉄山に次いで第3のピークに過ぎませんが、やはり、このピークをもって安達太良山とするのが一般的です。
 ここで紹介するのは、最も楽なコースです。

 起点−ゴンドラリフト(あだたらエクスプレス)利用、山頂駅
 登山口標高 1350m
 山頂の標高 1700m
 標高差    350m
 距離   約2200m
 平均勾配 約15.9%
 
 二本松を起点に、岳温泉経由で奥岳登山口駐車場まで。富士急ホテルがあり、ここからゴンドラリフトが薬師岳山頂まで通じています。このあたりは五葉松平と呼ばれ、五葉松の群落になっています。5月頃は雪解け水で登山道が非常にぬかるんでいるので、足回りは防水性のあるしっかりしたものにしてください。スパッツは必携です。こういうことを書くのも、ここはリフトで簡単に登れるので、軽装で入る人が非常に多いからです。
 少し登るとさすがに東北で、ハイマツ帯になります。岩場は最後の山頂部分だけ。特に難しいところや危険箇所もなく、初心者にもお勧めの山です。登り約75分、下り役60分。
 下りは、くろがね小屋、勢至平を経て黒岳登山口に戻るコースもいいと思います。下り約130分。
 ところで、乳首山から鉄山、箕輪山に至るルートをとる場合は、沼ノ平に立ち入らないこと。有毒ガスのため、1997年には登山者4名の死亡事故が起きています。沼ノ平は1900年に噴火を起こしています。その後もたびたび噴気活動を起こしています。どこまでも優しく見える安達太良山ですが、火山であることをお忘れなく。それから、安達太良山は那須岳と並んで、強風の名所としても知られています。冬山の入門としても最適の山ですが、映画「八甲田山」のロケ地にもなった場所です。軽い気持ちで行くと大変な目に会います。

裏磐梯高原への交通
※公共交通機関で
 
磐越西線猪苗代駅より会津バス

※車で

■磐越自動車道、猪苗代磐梯高原ICから
 国道115号線と459線を通り、剣ケ峰交差点まで約17km。

■磐越自動車道、磐梯河東ICから
 磐梯山ゴールドライン(有料)利用で剣ケ峰交差点まで約25km。

■東北自動車道、福島西ICから
 国道115号線で土湯峠、磐梯吾妻レークライン(有料)経由で剣ケ峰交差点まで約50km。

■米沢から
 白布温泉、西吾妻スカイバレー経由で、剣ケ峰交差点まで約45km。

■喜多方から
 国道459号線(桧原ビューライン)で、剣ケ峰交差点まで約26km。
 
有料道路情報

 この地域には4本の有料道路があります。山形県道路公社が運営する、西吾妻スカイバレーは無料になりましたが、福島県道路公社が運営する4本は依然有料です。いずれも利用価値は非常に高いので、上手に利用したいものです。夜間は無料です。また、割引券があります。
           割引券の情報はこちら

■磐梯吾妻スカイライン
 1570円 両側に入り口があり、入る時払う。(割引券あり)この道は裏磐梯エリアと福島市内を結ぶ道ですが、この道路を走るのは、それ自体が目的なので迂回路は考えないでよろしいでしょうが、土湯峠経由の国道115号線が迂回路になります。浄土平を始めとして、見所が多い第1級の山岳道路です。

■磐梯吾妻レークライン
 930円 料金所1箇所、通る度に払う。(割引券あり)迂回する場合は、猪苗代経由の国道115号線を使う。三湖パラダイスと中津川渓谷が途中の見所。

■磐梯山ゴールドライン
 730円 両側に入り口があり、入る時払う。(割引券あり)迂回路は、猪苗代からの国道459号線と、喜多方からの国道459号線。

■母成グリーンライン
 730円 料金所1箇所、通る度に払う。(割引券あり)戊辰戦争の遺構が残る母成峠を通る有料道路。磐梯熱海温泉方面から通じる道だが、利用価値が少なく一番地味な存在。

■西吾妻スカイバレー
(無料)
 2003年7月に無料開放されました。裏磐梯高原と米沢を結ぶ唯一の道路で、絶景の白布峠を有し、白布温泉、天元台などに至る利用価値の多い道路。無料開放で非常に便利になりました。

■裏磐梯の渋滞対策
 裏磐梯高原の渋滞箇所は、観光シーズン、五色沼周辺に限定的に発生します。猪苗代方面から国道459号線利用の場合は要注意。反対側は剣が峰を経て桧原湖駐車場あたりまで渋滞します。

駐車場情報

■五色沼(毘沙門沼側)駐車場
 国道459号線、剣が峰交差点から五色沼方面に1.2km先を右折、ホテル五色荘前。五色沼は、裏磐梯エリア最大の観光地なので、観光シーズンは満車になります。

■五色沼(裏磐梯高原ホテル側)駐車場
 五色沼自然歩道は、全長約3.5km。毘沙門沼から行くと終点が裏磐梯高原ホテルの駐車場です。ここは、桧原湖で一番賑わう、遊覧船乗り場に近く、観光シーズンには大変混雑します。

■桧原駐車場
 桧原湖エリア最大の観光スポットです。遊覧船が発着し、モーターボート乗り場、土産物店などが建ち並ぶ、日本の一般的観光地の様相を見せる場所。この駐車場が一番広い。トイレあり。
 ついでに言わせてもらうと、騒音を撒き散らすモーターボートは禁止してほしいと思います。

■桧原湖畔にある駐車スペース
 主に釣り客が使う駐車スペースがいくつかあります。国道459号線が渋滞している時は、この辺に停めて散策するのもいいでしょう。

■中瀬沼駐車場
 剣が峰交差点を桧原湖方面に約1.9km、左側にある8台ほどの駐車場。徒歩10分で中瀬沼展望台。

■レンゲ沼駐車場
 中瀬沼駐車場から350m先、左側。右手に休暇村磐梯高原の入口。20台分ほどあります。

■裏磐梯サイトステーション駐車場
 数年前に出来たビジターセンター。レンゲ沼のすぐ隣です。約50台。

■雄子沢駐車場
 桧原湖西岸を走る国道459号線の途中、右側にあります。雄国沼登山のための駐車場。裏磐梯探勝には便利な駐車場。

■裏磐梯野鳥の森、細野口駐車場
 国道459号線と県道との分岐(右折すると、道の駅裏磐梯ビューパークを経て喜多方方面)を過ぎて約2km、左側。トイレあり。北側の桧原口にも駐車場がありますが、現在野鳥の森が桧原口まで通じているかどうか、情報不足。(以前、かなり荒れていたので)

■八方台駐車場
 磐梯山ゴールドラインの途中、最高地点にある駐車場。磐梯山登山、猫魔ガ岳経由雄国沼に至る登山の起点になります。トイレあり。余談ですが夜は怖いほど暗くて寂しい。磐梯山は宿泊できる小屋がないので、全員日帰りだから夜間停まっている車がないのです。

■浄土平駐車場
 ここで紹介する、唯一の有料駐車場。トイレあり。天文台もあります。スターウォッチングに利用するのも一考の価値あり。8月のペルセウス座流星群のときには結構人気の場所です。標高が高い(1580m)ので、防寒対策は十分に。

■兎平駐車場
 浄土平の少し裏磐梯寄りにある駐車場。無料。桶沼に行くための駐車場ですが、浄土平にも徒歩5分程度と近いので便利です。

■中津川レストハウス「キャニオン中津」駐車場
 レークラインを剣が峰方面から来て、中津川の橋を渡った左側。レストハウス横から渓谷に降りることができます。