〒151−0052
東京都渋谷区代々木神園町
TEL 03−3379−5511
開園時間 9:00〜16:30(御苑)
休園日 なし
入園料金 500円(御苑)
公式ホームページ
明治神宮は、明治天皇の崩御後に造成された人工の森です。もともとは、井伊家の下屋敷跡でした。100年から200年後の完成を目指して計画され、自然のままの、さまざまな樹種が混じった森として創られました。
広さは東西約700m、南北約1200m。代々木公園とも接しているので、都心とは思えない広大な緑の空間を形作っています。
探鳥スポット
明治神宮は、JR原宿駅、千代田線明治神宮前駅から近い南参道、JR代々木駅から近い北参道、小田急参宮橋駅から近い西参道があります。どこから行くにしても、北の端にある北池(宝物殿のそば)と本殿南の「神宮御苑」(有料500円)は見逃せません。いずれも冬がシーズンですが、初詣の時期は混雑するので避けた方が賢明です。
■北池
ここは、オシドリが多数越冬する場所として知られています。明治神宮全体では、恐らく数百羽に上るのではないでしょうか。その他のカモ類は、マガモ、カルガモ、ホシハジロなど。カワセミも飛び、宝物殿附近の森には、オオタカも姿を見せます。
都内のその他のスポットの例にもれず、カラスが多いのが悩みです。
■御苑
明治神宮の中で、唯一有料のエリア。(大人500円、子供200円)
南池でも、冬にはオシドリが見られるかも知れません。池の周囲は典型的な雑木林になっていて、山野の鳥の宝庫です。東京都心でルリビタキが見られるスポットとして知られ、時にはミソサザイが現れるそうです。
明治神宮への交通案内
※電車で
JR山手線原宿駅下車、約250m(南参道入口まで)
JR山手線原宿駅下車、約400m(北参道入口まで)
小田急線参宮前駅下車、約200m(西参道入口まで)
千代田線明治神宮前駅下車、約250m(南参道入口まで)
※車で
明治神宮には駐車場はありませんので、車はあまりお勧めできません。近くの有料駐車場としては、ラフォーレ原宿や国立代々木競技場にあります。渋谷駅近くにはたくさんあります。
いずれにしても、あまり当てにできないので、電車で行きましょう。
周辺のスポット
鳥の話からはずれますが、この原宿駅前交差点から、表参道を根津美術館まで歩くルートは、東京で最もエキサイティングな建築ウォッチングが出来ます。わずか1.5kmの間に、有名建築が目白押しです。順を追ってご紹介します。
■国立代々木競技場
交差点から右後方に第1体育館がある。奥に第2体育館。東京オリンピックの時に造られた、丹下健三の最高傑作のひとつ。2方向から吊る第1体育館、1方向から吊る第2体育館だが、コンピュータのない時代にこれを造った労力は、今では想像を絶している。
■ラフォーレ原宿
神宮前交差点の左手。入江・三宅設計事務所。大した建築ではないが一世を風靡した。
■同潤会青山アパート(2005年現在建替え工事中)
左側に約300mに渡って続く。今は緑化された仮囲いがある。安藤忠雄設計。今、最も注目されているプロジェクト。
■ディオール表参道
日立市出身の妹島和世の設計による、アクリルのドレープ模様のダブルスキンの店舗。屋上の星が目印。青山アパートの反対側に建つ。メンテや耐久性を無視したかのような設計には拒否反応もあるが、彼女の設計は儚く美しい。隣にあるオリエンタルバザーのノーテンキさと対比してみると面白い。
■日本看護協会ビル
右手。一般人にはやけに有名な黒川紀章の手になる新作。いつものガラスのコーンによって、彼の設計であることがわかる。
■ハナエモリビル
やはり右手。このガラスの殿堂は、丹下健三の手になるもの。これもまた一世を風靡した。
■TOD’S表参道ビル
1作ごとにセンセーションを巻き起こす、伊東豊雄の最新作。右手、ベネトンの反対側で歩道橋の正面にある。TOD’Sとはイタリアの有名ブランドらしい。N県のT中知事のお気に入りブランドだそうだ。建物は、表参道のケヤキ並木をコンクリートとガラスで表現したもの。これは普通の建築家が考えても実現しないだろう。
■ルイ・ヴィトン表参道ビル
最近やたらに出店が多いルイ・ヴィトンの店舗。お気に入りの青木淳の設計。これは一般人には面白くも何ともないかも知れないが、プロが見ると独特の構造がとても興味を惹く建築。
■明治生命パラシオ
表参道交差点近く、右手にある。これは論評するに値しない建築。
■ONE表参道ビル
表参道交差点手前の左手にある。最近大化けした隈研吾の設計。ルーバー派として夙に有名な隈、こともあろうにこの場所で木製ルーバーとは恐れ入った。
■ヨックモック本社ビル
表参道交差点を過ぎて右手。現代建築研究所設計。道路側に白いタイル、中庭側に青いタイルを張り巡らしたデザインは、建築当時話題を呼んだ。学生時代、この中庭を撮影しようとして拒否された経験がある。だから、ヨックモックは今でも嫌い。
■プラダブティック青山店
ヘルツォーグ&ド・ムーロンの日本初の作品。右手にある。誰が見てもアッと驚く建築。論評するに手強い建築ではある。
■フロムファーストビル
さらに先の右手。レンガタイルの落ち着いた風情は山下和正によるもの。70年代を代表する商業建築。これを今見ると何が面白いのかと思うかもしれないが、商業空間を変えたエポックメーキングな建築である。じっくり見てほしい。
■コレッツィオーネ
最後に横綱登場。今のところ東京で一番見やすい安藤忠雄の建築。上野の国立子ども図書館も見やすいが、あれは改修だし、日建設計との共同設計。(でもあれも見てほしい。たとえようもなく美しい)コレッツィオーネは、カッシーナのショールームやオーナーの住居などからなる複合建築。安藤らしい、コンクリート打放しの美しい建築。