| アニー・ホール ANNIE HALL 94分 1977年 アメリカ 監督■ウディ・アレン 1977年アカデミー賞 |
<DATA> ニューヨークを舞台に、都会に生きる男女の恋と別れをペーソスと笑いで綴るアレンの傑作ラブ・ストーリー。うだつの上がらないスタンダップ・コメディアン、アルビー(ウディ・アレン)は、知り合った美女アニー(ダイアン・キートン)と意気投合して同棲生活を始めるが、うまくいくのは最初だけ。次第に相手のイヤなところが気になり出した二人の間には見えない溝ができ上がっていた。そしてアニーの前に現れた人気歌手のカリフォルニアへの誘いが二人の仲にピリオドを打つ決定的なものとなった・・・。 心の声を字幕で流してみたり、いきなり本筋と関係ない人物が現れたりと、ユニークな手法も尽きないが、根底にあるのはアレンのしっかりとしたタッチ。 タイトル・ロールを演じるダイアン・キートンが主演女優賞に輝いた他、アカデミーでは作品・監督・脚本賞を受賞している。 |
| 総合評価
☆☆☆☆ この作品で、ウディ・アレンは、一気にメジャーにのし上がった。 そこには、アレンの独特のタッチ、主演としてとの特有の演技に、洗練されたタッチが付いた事が、大きな要因だと思う。ダイアン・キートンが若く美しく、そして巧い! アレンの作品は、ストーリー自体は、日常的な事を淡々と描いており、そこに独特の語り部(殆どの場合、アレン自身が役者として登場)が現れ、その場の人々の心情を乱したり、露わにしたりする。 そこには、きちっと仕立てられた脚本と、独特の演出の手法が合わさって、彼独自の世界が展開される。 それにしても、人(アレン自身)のコンプレックスが、エネルギーとなって映画が成立しているところが、自分にも独特の刺激を与えてくれる。 (1998.10 by NOBI) |
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