アマデウス
AMADEUS 160分 1984年 アメリカ

監督■ミロシュ・フォアマン
製作■ソウル・ゼインツ
原作■ピーター・シェイファー
脚本■ピーター・シェイファー
撮影■ミロスラフ・オンドリチェク
音楽■ネヴィル・マリナー
出演■F・マーレイ・エイブラハム/トム・ハルス/エリザベス・ベリッジ/ロイ・ドートリス/サイモン・キャロウ/クリスティーン・エバーソール/ジェフリー・ジョーンズ/チャールズ・ケイ/ケニー・ベイカー/ヴィンセント・スキャヴェリ

1984年アカデミー賞
作品賞授賞
主演男優賞授賞  F・マーレイ・エイブラハム
主演男優賞授賞ノミネート  トム・ハルス
監督賞授賞  ミロシュ・フォアマン
脚色賞授賞  ピーター・シェイファー
撮影賞ノミネート  ミロスラフ・オンドリチェク

<DATA>
モーツァルトとサリエリの確執を中心に、モーツァルトの生涯を大胆な解釈で映像化した大作。

モーツァルトの死をめぐる豪華絢爛な舞台劇を、見事にフィルムに転化した傑作。
物語はかつて宮廷音楽家だったサリエリの回想から入り、モーツァルトの人物像を追っていくのだが、そこに様々な音楽的見せ場やミステリーの要素を散りばめ、一瞬たりとも飽きさせない造りになっている。
アマデウス・ウォルフガング・モーツァルトに一世一代の快演を見せるT・ハルス、妬みと誇りの共存するサリエリに扮したエイブラハム(アカデミー主演男優賞)の芝居も見事。

総合評価 ☆☆☆☆☆
なんと言っても、映画とモーツァルトの音楽の調和が素晴らしい!
それでいて、しっかりしたストーリーとそれを見事に演出した、フォアマンには、只々脱帽。モーツァルトの音楽より、ベートーベンの交響曲を好んで聴いていた私には、一つの衝撃と感動だった。戯曲の映画と言うこともあり、モーツァルト自体を、音楽のみの天才で、日常に於いては、一種の子供じみた人物として描いている。実際のモーツァルトは、実生活の面でも、映画でも重要な役割をする“フィガロの結婚”を創作するにあたって、過去のオペラをかなり研究したと言われる。日常のしがらみから解かれ、創作に没頭するためには、日常の生活に於いては、人を遠ざけるために、映画のような行動をとっていた節もある。
映画自体は、映像も絢爛豪華、しかも、美しい・・・隙のない作りとなっている。

(1998.10 by NOBI)

>>戻る時はブラウザの戻るを使用してください<<