西九州ツアー:玄海国定公園・西海国立公園(2005年4月)
4月11日から3泊4日で、ゴルフと観光の旅を楽しんだ。退職されて伊万里の故郷に帰ったKさんがマイカーでDさん、Iさんと私の4人の旅を作ってくれた。30年前の福岡、熊本以来の九州であり、今回の唐津、伊万里、平戸などは全く初めてで、新鮮かつ印象的な旅行だった。
11日、福岡空港でKさんが我々をピックアップしてくれた。白い新車である。
福岡ドームなど新しい街から海沿いに抜ける。玄界灘の海岸線では、元寇当時の石塁が積まれている。杉花粉ではなく、黄砂が強い。風が強いと霾が多のだろうか、関東とは違う。
唐津の虹の松原を経由して、三大悲恋物語の佐用姫伝説が残る鏡山へ車で登る。姫の像や神攻皇后史跡の碑がある。ここも半島へ出兵した拠点のひとつだろう。6世紀、朝鮮半島での日本府・任那への出兵の時の佐用姫伝説。この山から松浦川河口から玄海灘が一望できる。

目を細む
玄海灘は霾ぐもり
佐用姫の山や
鶯よく鳴けり
(鏡山からの玄海灘の展望・手前は虹の松原)
次いで、唐津城へ行く。秀吉の朝鮮出兵に築いた名護屋城の解体資材を使った城とのこと、桜がまだ残っていた。(↓)

有名な「唐津くんち」は11月に行われるが、その曳山展示館へ行く。大きな漆塗りの曳山がガラス越しにある。ここは、観光コースで団体客も見える。
絵馬に祝「平成合併」春十番
曳山や今は蛙の目借時
昼食は呼子大橋を渡った加部島にある「いか道楽」で烏賊の活き造り。そして、昼食後は「風の見える丘」を経由して、名護屋城址へ向かう。ハングル文字が見える。残念ながらお目当ての名護屋城博物館は休館であったが、秀吉の野望の大きさが分かる広大な城跡であった。大名の陣地なども微妙に当時の力関係を示しているのだろう。天主台から島々の中に壱岐がぼんやりと見えて感激した。
(名護屋城の入口)
桜蘂降る清正の陣屋跡
残る花石組み緩き名護屋城

この日は「いろは島国民宿舎」へ泊まる。近くの土谷の棚田へKさんの車で連れて行ってもらう。そこはいろは島の一つ福島。いろはの文字ほど島が多いのだ。福島は佐賀県ではなく長崎県である。すばらしい棚田の景観に感激する。
この辺りはどこも温泉だが、ここは最も温泉らしいぬるぬるとした湯だった。


花烏賊のもう墨吹かぬ活き造り
光る海
光る棚田や
春の日矢
(土谷の棚田・下は後日、Kさんの撮った夕日の景)
続く
春昼の
島の棚田や
水鏡