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アニメ観る。『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』。別に『うる星やつら』でなくても成り立つような話なので、安心して見ることが出来ました。とにかく前半の引き込みが素晴らしい。情報の与え方が実に巧くて、アレッ?と疑問を抱いたら、気持ちの良いタイミングで謎が僅かに解ける。そのテンポにはまりました。後半部分はどうにでもなりそうな話ですが、それでもきちんと面白いのは、驚きを確実に与えることの出来る世界を与え続けながら、飛行機に乗るシーンを始めとする、畳み掛ける鮮烈な画の連続故。それにしても、タイトルから想像出来るとは言え、「この世界」が何なのか平然とわかってしまってるキャラが不思議でたまりません。そして、此奴等、何て楽しそうなんだろう。
小説読む。『死にぞこないの青』(乙一)。光波氏より借りる。今度は出版上ジュニア小説ではありません。それはどうでもいい事ですが、まったくもって暗く辛い話。ページ数の割には、話は単純、特に目新しいとは思えません。人によっては、読んで単に気分が悪くなるだけなのかもしれない。でも、これは非常に注目に値する作品だと思っています。何より特筆すべき点、小学5年生である主人公、その描写の何と丁寧でリアルな事!
こんなにも、主人公の心情に共感出来る小説は初めてだ。(自分にとっては)小学生独特の、積極性の無さ故のやるせなさというか…(無論、それは一部の人か)。虐げられ続ける事になるキャラの心情に共感出来るということは、社会的弱者の性質を備えている訳で、そんなに嬉しいことではないけれども、でもやっぱ凄い。少しばかり、似通ったシチュエーションを繰り返しているので、冗長な感もしないことはありませんでしたが、その描写に尽きるので良し!
しかし後半、主人公は、助けを借りながらも、話の展開としては割と自然に積極的な行動を取るので、「積極性の無さ故の共感出来る要素」というものは薄れてきます。終盤、極限状況ながら凄く落ち着いているので、共感できるはずがない。…そういう話なんだから仕方ないけど。しかし…これで泣ける程、既にピュアでは無いのが、悲しいやらかたじけないやら。ねえ?
後半部分を読みながら、イヤホンでYMOの『テクノデリック』を聞いていたのですが、これが実に合ってたまらなかった。四章以降のBGMには、是非とも『テクノデリック』を聞きましょう。運が良ければ、クライマックスで坂本龍一の「PROLOGUE」〜「EPILOGUE」が流れて感動出来る…かもしれません。「体操」と「KEY」はマッチしないので飛ばして下さい。
今日の勉強。数学III(80分)、物理(60分)、化学(70分)。
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