【70年代*サウンドトラック*アーティスト】
ここでは、このHPで扱った映画にちなんだサントラやその他気に入ったものを随時紹介したいと思います。
このHPを読んで下さった方で何かお薦めのサントラがありましたら、是非教えて下さい。

1. TAKE A WALK ON THE PSYCHEDELIC SIDE/イーストウエスト
選曲、監修、川勝正幸氏&藤木TDC氏。このテの映画フリークの方には今更ここで紹介するまでも無
いと思いますが、97年に出た、70年代邦画のR&B、JAZZ FUNK、 サイケの大傑作アルバムです。
私にとってこれは正にバイブルで、未だにヘビーローテーションです。川勝氏がクラブユースを念頭に
置いたという選曲だけあって、今すぐ踊りだしたくなるような熱い気持ちに(?)なること間違いなしです。
「野良猫ロック」シリーズを始め、(梶芽衣子、和田アキ子、ズー・ニー・ヴーの挿入歌も必聴)
「不良少女魔子」「反逆のメロディ」等で使われた音源や、ACTOR&ACTORESSで紹介している
萩原健一と岸恵子共演の「雨のアムステルダム」のサントラからの音源も入っているので偶然ですが、
私のこのHPで扱った作品を総括するような内容になっています。このGO!CINEMANIAシリーズは
色々と出ているし、レンタルにも置いてありますので是非聴いてみて下さい。解説も大変参考になりますよ!

2. Mera...Mera Mera Group Sound Original
Cinema Trax/POLYSTER
これも、上記のサントラと同じ、「GO! CINEMANIA」のシリーズ第9弾で、2枚組の豪華盤です。ジャケも
サイケで良し!です。内容はタイトル通り、GS中心で60年代〜70年代初頭にかけての映画音楽がぎっ
しりです。DISC1はスパイダースが出演した映画を始め、ザ・ジャガーズ、オックス、シャープ・ホークス、
ザ・カーナビーツ等々・・そして、私がこのCDを買った最大の理由は、DISC2に何曲も収められている
「沢村和子とピーターパン」が聴きたかったからです!このHPで紹介している「野良猫ロック マシンアニマル」
や「不良少女魔子」の中でのディスコの演奏シーンに使われている曲が入っていて、インストの
グルーヴ感がたまりません・・・。

3. Screaming A Go Go/イーストウエスト
こちらも「GO! CINEMANIA」の第4弾、監修が中原昌也氏(暴力温泉芸者)なので
選曲、辛口コメントが興味を引く内容です?!「映画のタイトルと切り離して聴いてくれるとありがたい」
とあって、60年代〜70年代のB級作品のレアな音源が聴けますが、BGMにさらっと
気持ちよく聴けるもんではないかも?!ここで紹介している「女囚さそり」や、神代辰巳監督のデビュー作品
「かぶりつき人生」からの音源まで入っていて、私にとっては嬉しい内容です。

4. 怨み節/梶芽衣子/テイチクレコード(1972)
言わずと知れた、大ヒットナンバーの7インチです。私は「女囚さそり 第41雑居房」の中で繰り返し使われる
挿入歌(B面)の「女の呪文」が大変気に入ってしまい、これを聴きたいが為に買ってしまいました!
芽衣子さんの美しい声に酔いしれる事ができるでしょう〜。
映画の中では、曲と映像の素晴らしさがあいまって、更に素晴らしく聴こえます!

5. プレイガール&プレイガールQ MUSIC FILE/
VAP
1969年〜5年間に渡って放送されたお色気アクションのTVシリーズのサントラ。音楽は山下毅雄が担当
している。戸川昌子や、沢たまき、緑魔子、渡辺やよい、中村晃子など豪華メンバーが出演しています。
CATVで放映されていたので私達世代が見る機会があって嬉しい限りです。これは55曲も入っていて、
70年代ムードがムンムンで、スキャットとJAZZ FUNKがめちゃくちゃイカすサントラです。
海外のスパイムービーのサントラに引けを取らない出来栄えです。でも私が特に注目したのは裏ジャケの
唇の絵のキュートなことで(笑)。これは即買いだ!と思ったのでした。

6. 太陽にほえろ!ソングコレクション/VAP
これも、萩原健一関連ですが、これは93年発売の「太陽にほえろ!」に出演した刑事の挿入歌を集めた
アルバムです。ショーケンは「ブルージンの子守唄」「少年の魂」という2曲を歌っていて、これはファンは、
是非押さえておきたいアルバムです。他にも小野寺昭や木之内亮らが歌っていて、「太陽」ファンでもある
私にとっては中々興味深く懐かしい気持ちになりました。大野克夫さんのテーマ曲も入ってます。

7. 萩原健一の世界/音楽:井上尭之バンド
タイトルもジャケも渋い、99年に発売されたサントラで、内容は「前略おふくろ様」、「傷だらけの天使」、
「アフリカの光」という、ショーケンの出演作品からで、すべて井上尭之バンドが音楽を担当しているというものです。
私は、「前略」にハマってから、このドラマの音楽の良さにぐっときてしまいました・・登場人物に合わせて、
テーマ曲が作られていて、セリフが所々入っています。ショーケンの1Stアルバムからも3曲程入っていて、
「前略おふくろ」(森田公一作曲)を聴くとサブちゃんの姿を思い出してしまいます。
「傷天」からも8曲入っているし、「アフリカ」からも、映画の中での田中邦衛とのセリフのやりとりも聞ける
し、この作品の、ちょっとレゲエ風のような音楽も独特で、この映画を見たら耳に残って
また聴きたくなってしまうと思います。

8. SECOND HAND/憂歌団
1976年発売の2ndアルバムです。これには「赫い髪の女」の冒頭で、宮下順子さんが
登場するシーンに使われている「どてらい女」が入っており、やっと聴く事が出来ました。
このシーンと曲に衝撃を受け、映画が始まり、これってもしかして
「憂歌団」かも・・と最後までソワソワしていたら、やっぱりそうでした・・・
中学生の頃に少し聴いた事があったのですが、お子様だったからか、
木村秀勝さんの中性的なボーカルと、女についての歌(ブルース自体も)
には正直言ってチンプンカンプンでしが、今になって聴いてみると、実に味わい深いです。
ボトルネックギターの音色が胸に染みますねぇ・・・。
部屋を薄暗くして水割を片手に(な〜んてハマり過ぎですね)
聴きたくなってしまうアルバムです。(2001・11・17更新)

9. いしだあゆみ 筒美京平ウルトラ・ベスト・トラックス/COLUMBIA
これは作曲家、筒美京平さんの作品集「ウルトラ・ベスト・トラックス」シリーズの中の1つで、
ジャケに一目ぼれしました!内容は、いしだあゆみさんがコロンビアに残した音源から
筒美作品を編集した物で2枚組、ライナーもカラーで過去のシングルの写真なども掲載
されていて、昔からのファンの方々にはきっと涙モノであろう豪華なアルバムです。
いしだあゆみさんは私が好きな60年代〜の仏女優のような、イメージがあって、
今現在も美しく、やわらかい雰囲気がとても好きな女優さんですが、歌手時代について
は「ブルー・ライト・ヨコハマ」とか有名な物しか知らなかったので、これを聴いて、
筒美さんの楽曲の素晴らしさといしださんの独特な歌声にウットリさせられました・・・。
私はこのアルバムの60年代後半〜70年代のいわゆる「歌謡曲」については、
(GSをちょっとかじった程度で)そこまで興味が無かったんですが、
フレンチポップやシャンソンの要素がたっぷりで、DISC2の14曲目で、私が好きな
クロディーヌ・ロンジェの曲をカバーしているのには驚きました。これがまたイイのです!
クロディーヌの雰囲気そのままで、A&Mサウンドに、いしださんはぴったりだなぁ
と思いました。思わぬ発見に嬉しさ倍増で、幸せ気分になりました。
(2001・11・17更新)

10. あゝ、我が良き友よ/かまやつひろし/東芝EMI
これは、確か10年近く前に、私が仲間内で70年代SOULの
イベントをしていた時に、このアルバムの中の「ゴロワーズを吸った事があるかい」
を知り、復刻盤を買いました。以来、何度聴いても斬新でかっこいいです。一時、再評価も
されていた有名な曲ですが、70年代物という事で取り上げました。
「君はたとえそれがすごく小さな事でも
何かにこったり狂ったりした事があるかい/たとえばそれがミック・ジャガーでも
アンティクの時計でも/どこかの安いバーボンウィスキーでも」
という所が特にいいですね、、アルバム自体も大滝詠一、細野晴臣、加藤和彦など
参加している名作です。(2001・11・25更新)

11. とん平のヘイ・ユウ・ブルース/左とん平
こちらも、7,8年前復刻された時に買ったんですが、周りに大評判で誰かに貸したまま
戻って来なくなってしまい、最近3回目の復刻になったということで、すかさず買いました!
特にタイトル曲はレコード店でも「黒い!黒すぎる・・」なんて書いてあった通り、
ファンキーかつブルージィな傑作だと思います。と私が説明するまでも無いんですが・・・!!
私は2曲目の「東京っていい街だな」も大好きなんです!
バリー・ホワイトみたいなムーディーな演奏をバックにとん平さんが一人芝居するんですけど、
これが思わず吹き出してしまう面白さ・・・それに男の哀愁も加わって泣かせるゼイ!って
感じで、とん平さんの母性本能をくすぐる特有の魅力が全開のナンバーです。
・・・このCD、今度は絶対に無くさないようにしたいです(笑)。
(2001・11・25更新)

12. 東映傑作シリーズ アダルト篇 Vol.1
これはFAVORITE MOVIESで紹介している「女番長シリーズ」の中の2作目「女番長ブルース 牝蜂の挑戦」
(これだけまだ観てないんです。)「その他のお気に入り作品」で紹介している、「三匹の牝蜂」、
石井輝男監督の「徳川女刑罰史」「元禄女系図」の4作品からの、当時の音源を使用している2枚組です。
最後まで聴くにはちょっと長いので、眠くなってしまったんですが、コレクターズアイテム?としては
良いのではないでしょうか・・?でも「三匹の牝蜂」の中で和田アキ子が歌う「女王蜂のフーガ」が
インストだったのがガッカリでした。是非コレ、CD化して欲しいものですよ・・・。
(2001・12・7更新)

13.エロチカ狂想曲/POLYSTER
「日本のラウンジミュージックの原点」という事で、高浪敬太郎氏が監修、選曲した
こちらもお馴染みの、1996年発売の「GO!
CINEMANIA」シリーズの物ですが、実は最近やっと
聴いたんです・・・。これが、また良かったので紹介させてもらいました。
内容は70年代〜日活ロマンポルノ作品からの音源が中心で、高波氏のレビューの中で、
「番格ロック」を初めて観た時のエピソードなどは興味深く、解説も、面白いものになって
います。藤田敏八監督の「エロスは甘き香り」、風祭ゆきさん主演の「赤い通り雨」、
渥美マリさん主演の「でんきくらげ 可愛い悪魔」などなどの劇伴が聴けます。
神代辰巳監督の「宵待草」(音楽・細野晴臣)からの音源が入っている所も良かったです。
特に気に入ったのは、「東京エマニエル夫人」(観た事ないんですが!)の
「エディ藩とオリエントエクスプレス」の音楽で、正にラウンジミュージックといった感じで私にとっては、
とても新鮮で刺激的でした!高波氏のセンスが素晴らしい一枚です。
(2001・12・7更新)

14. SUPER VALUE /梶 芽衣子/POLYDOR
これは昨年、お客様のユキさんからの情報で、入手致しました!
教えてくれて感謝感激の一枚です。ジャケットの写真の衣装がまたステキです。
このアルバムは「怨み節」の7インチの、バージョン違いをオープニングに
「酒季の歌」など代表曲を集めたベスト選曲集で、ド演歌も、芽衣子さんのソフトな美声で
さらりと聴け、「袂に春風」「海ほおずき」などの癒し系な曲も
心地よいです!(「癒し系」といってもそんじょそこらの「癒し系」とはワケが違いますヨ)
3回も聴けば、ついつい口ずさんでいる自分に気付くことでしょう。
詩の世界も、芽衣子さんの情感のこもった歌い方で、更に
ドラマチックに。「命日」の”別れたあなたの命日だから〜”
哀愁を噛み締める曲です・・・うぅー泣けます。
このアルバムは演歌色が濃いですが「牙のバラード」「はぐれ節」などのようなJAZZYでクールな
芽衣子全集などあれば即買いたいところですが、出てるのでしょうか?
いやー芽衣子さん、奥が深いです。
(2002・2・19更新)

15.プレイボーイ講座12章/前田憲男とプレイボーイズ/ウルトラ・ヴァイヴ
厳密に言いますと、これは1969年にリリースされた復刻版だそうで、
ほぼ70年代という事でここで紹介させて頂きました。
えーと、これはクレイジーケンバンドの横山剣氏が子供時代に愛聴していたレコードだそうで、
思い入れタップリの解説も面白く、こんな魅力的なレコード(CD)を復刻してくれたのはありがたい事です。
私はもう、松岡きっこさんのエロジャケに目が眩んでジャケ買いしたのですが、中身もジャケ以上に充実。
円楽師匠が「プレイボーイたる君・・・」と12章の心構えを語りつつ、
一流ジャズプレイヤーのJAZZYな世界が展開する・・・なんていう構成も実に新鮮です。
(裏ジャケに円楽師匠がクールに写ってます、若い。)
私でも知っている「サニー」を始め、「ダンス天国」、「イパネマの娘」等、ポピュラーなナンバーの数々。
フルートとヴィブラフォン(大好きなんです)の音色に酔いしれる事間違いなしです。
まどろむ夜更け、プレイボーイとのドライブのお供に!
そしてプレイボーイを目指す貴方に!
(2002・5・7更新)
16. 人間の証明サウンドトラック/大野雄二/VALCANO RECORD
(↑画像は後ほど・・・)
大野雄二さんの音楽はもう普遍的ですよねー。
私の中では、バート・バカラック(!)と並んで
何ど聴いても新たな感動があります。
このサントラ聴いて、更に確信しちゃったんですが。
皆さん、とっくにご存知の70年代を象徴する映画の一つである「人間の証明」。
映画の内容というより、ムーブメントとして記憶に残っている壮大な作品です。
映画のオープニング、口笛にのった軽快な「我が心の故郷へ」がたまらなく好きですねー。
ジャズピアニスト出身らしい繊細な音作りや、アップテンポで
ホーンセクションが気持ちいい、ファンキーな楽曲など、飽させません。
ジョー山中さんのタイトル曲を、オープニング、エンディングとバージョンを
変えて表情をつけている部分も流石です・・・。
映画のラスト、NYの空撮のバックに流れる「 「フィナーレ」−ケン・シュフタンの死 」も
胸を打つんですよねー。ここは、姫田真左久さんのカメラワークと大野さんの音楽
が見事に相まって、忘れがたいシーンとして心に残っています。
(2002・9更新)
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