†恐怖女子高校 暴行リンチ教室†
1973年 東映京都
企画:天尾完次 脚本:鴨井達比古 監督:鈴木則文
この作品は2作目です。。セーラー服姿の杉本美樹がバイクでドラム缶の山を飛び越えるシーンが最大
の見せ場!そして、「煮るでも焼くでもしなァ!」と太ももの刺青をあらわにするシーンにホレボレする、
美樹さん大健闘の作品です。私は美樹さんびいきの為、余計に興味深く観ました。
いつも音楽にばっかり気をとられる私ですが、東映「不良番長」シリーズなども担当していた八木正生
の音楽は、グルーヴィーでより躍動感があるような気がするんですよね。(「女番長(スケバン)」でも、
八木さんの音楽が印象深く、気に入ってたんです)
ストーリーは、杉本美樹扮する「十字架典子」こと風間典子、北野レミ(太田美鈴)久保京子(佐分
利聖子)が「希望学園」に転校してきた事から、この学校で権力を握っている、野坂洋子(衣麻遼子)
率いる風紀委員達が、彼女等にあらゆる嫌がらせを行うんですね、この風紀委員は教員と結束していて
色々裏でワルサをしてるんです、大体、野坂洋子は教師とデキてたり、とんでもなく狂った学校で。
この学校では以前、典子の片腕だった秋山道代という生徒が風紀委員によって犠牲になっていて、
彼女は秋山の復讐の為、希望学園にやってきたのでした。形見の十字架のペンダントを預かっていたと
いう生徒が、典子にそれを渡しにやってくるのですが、典子も同じ十字架を持っていた・・・という
場面は、秋山と典子の深い絆を浮き彫りにし、中々ジーンと来るんですねぇ。
そして同じ秋山の死について調べを進めるトップ屋の若林(渡瀬恒彦)と共に学校の悪事を暴いて行く
という、この作品も、「女番長シリーズ」と同様、観客が美樹さんと共に「やっちまえ〜」という気持
ちになる勧善懲悪です。
冒頭の風紀委員のリンチシーンはPV作品ではお馴染みにしても、ちょい辟易気味で、紅いマスクをして
いる風紀委員のいでたちは、遠藤ミチロウの「スターリン」を連想しちゃったんですけど・・・。
あとやはり、制服があるってだけで陰気さが倍増して、最初は正直、どうかなぁ?と不安げでしたが、
終盤で、池玲子扮する関東総番長が颯爽と登場して、典子とタイマン勝負をする場面(前述のドラム
缶飛び越えやら)や、これも前述ですが美樹さんが突如全裸になり(その脱ぎっぷりがまたいさぎよ
い!)太ももの十字架タトゥーを見せるというサービスショットなどもあり、こういう場面は文句ナシ
でした。
先公どもを陥れる為に若林が仕組んだ生徒との乱交パーティにまんまと騙される場面も単純に「あ〜あ
〜バカだねー」と鈴木則文監督の娯楽性が出ていて好きです。
(知ったかぶってますが、私、「トラック野郎」で娯楽映画の素晴らしさを知ったもんで)ラストで、
生徒たちが学校のガラスをガッシャーンと割りまくるわ、机を叩き壊すわで学校滅亡、ド迫力です、日頃
かなりストレス溜まってる私は、一枚くらい割ってみたい・・・なんて衝動にかられてしまいました。
(2002・4・8更新)
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