中学生棺桶企画最終回 勝手なやつら/2011.1.28@池袋・手刀


■1年半ぶりの更新になってしまいました。コンスタントにライブ観に行ってたんですが、筆が止まってました・・・。


ついに。この日がやってきてしまいました。

ひそかに応援していたベースの志村さんが脱退、
そしてこのバンドは新しい名前、新しい女性ベーシストを迎え、
生まれ変わることになるそうです。

初めてこの手刀で彼らを観た、約3年前の衝撃を思い出すと、
最近の棺桶さんは、風貌、言動、諸々抑えめになってきている感がありますが、
それも新しいバンドへシフトしていく過程なのかな、と勝手に推測しています。
(当時のVoの葉蔵さんの老人メイクや志村さんの露出度等、見た目のインパクト
もかなり強烈だった)
音楽性に関しては、以前より複雑なメロディラインになってきて、益々曲を覚えるのが
タイヘンになってきてますが、リスナーをぐいぐい引っ張り込む度数はどんどん上がってます。

最後だからか、地方から来た人もいたようで、かなりの人数がギューギューと前方に
押し寄せてました。

予想以上の盛り上がりでしたが、ご本人達は、やはり媚びない姿勢というか…、
それを貫いてる様子でした。
(心中は複雑だったかもしれませんが)
私はこのバンドのフロントマンである、葉蔵さんの白黒はっきりした潔さもいいと思います。
インディーズでは「相対性理論」に迫る勢いの売れ行きで、知名度もあるバンド名をあっさり捨て、
新たに一からスタートする事も、(こちらの勝手な解釈ですが)
なにか理解できるような気がしてしまいます。

こういう骨太な若手のバンドが今時居たという事に驚愕しますし、
ライブへ毎回足を運ぶ度に喝を入れられて帰ってくるのは相変わらずです。
へにゃへにゃした心が一瞬ピシッとなるんですね。
観に行くこっちが毎回直前に胃薬飲んでる位で(笑)。

お別れに関する曲をということで「離婚倶楽部」、「空中楼閣」他6曲でした。
アンコールの手拍子が続いてましたが、彼らが戻ってくる事はありませんでした…。

個人的には志村さんの女ベーシストのカッコよさ、これが観られなくなるのは
正直言って寂しくて、キャラクター的にもバランスが良かったので残念無念です。
かなり前ですが一度だけ、図々しくも、一ファンとして激励の言葉を投げかけた事がありましたが、
イメージしていたのと違って?とても感じがいい子でした・・・。
つくづくバンドは生ものなんだと。
でも、最後のライブを観られた事は良かったです。
前向きに、新しいバンド(「例のK」)を今後拝見したいと思います。

<セットリスト>
1 離婚倶楽部
2 錯覚オチ
3 底なし沼は過誤の中
4 空中楼閣
5 没没肌の精子
6 ないものねだり

2011-02-03




中学生棺桶 2009・5.30@立川・BABEL 

棺桶さんはライブリポをさぼっているこの一年近くの間も定期的に観に行っておりました。
立川ってあまり行かない場所ですが、若者が多く駅も小奇麗で昔行った時と随分印象が違いました。

この日は棺桶さんのお友達がやっているライブハウスということで、
棺桶さんが好きなバンドを集めたとか。トリを飾りました。

SEも全部葉蔵さんのセレクションらしく、趣味のいい選曲とKISSをはじめ、レアな映像も流れてまして、
それも葉蔵さんの作った映像集だったということでした。こういう待ち時間も楽しみですよね。

対バンでは、”シスターポール”っていうバンドがNWっぽくて面白かったです。
メンバーがそれぞれヴィジュアル的にインパクトがありすぎてつい凝視してしまいました。
(B+Vo) の男性がクネクネしながら終始中腰(腰痛にナリソウ〜)でギターを弾いてる姿がインパクト大。
見た目も強烈でオカマっぽい・・・(スイマセン)と思ったのは、衣装がまたしてもシャーロット・ランプリングが映画「愛の嵐」の中で
裸にサスペンダーして踊って歌う、あのシーンを思わせる姿だったからでした・・・・。
男性なので流石にガーターベルトじゃなくてジーンズ履いてましたが。(ピチピチ)
極細なのでナヨナヨ具合が半端ナカッタ・・・デス。
(音楽と関係ない事ばかり書いて恐縮です)


【セットリスト】
・埋葬以下
・誰にも言えない
・離婚倶楽部
・あのままのま
・昨日のお前を踏みにじれ

この日は
ギターの弦が切れるアクシデントがあり、他のバンドの人にギターを借りて演奏を続けたのですが、
(よくある事で、こちらはゆっくり待っていて全然構わなかったのですが)
ボーカルの葉蔵さんがその件で若干気が立ってたのか?
(しかし、そういう時の方がライブ自体がよかったりする)
かなりの気迫で、手に持ってた杖(!)
をガンガン振り回していた為、前方のお客さんがビビっている一幕も・・・。
私はその点もう慣れてしまったのか?かっこえー!と思って観てました。

個人的にその日は体調がすぐれなかったのですが、ライブでいつにも増してかなりの気合を入れられて
すっかり体調が良くなってしまいました。ショック療法でしょうか?!もう破壊具合がスゴい。
本当にこのパワーに感服してしまいます。
ユニオンでの売り上げもかなりいいらしいですし、今年もついて行きたい日本で今私が最も期待を寄せるバンドだと今回も確信です。

全体に音のバランスが悪かったのが惜しかったのですが、
新曲もやってくれて全体的には中々良かったです。(「あのままのま」が気に入ってます)

(B)の志村さんの赤いワンピ衣装が良かったです。これ昔も着てたような。
この路線が似合ってるように思いました。


*余談なんですが、葉蔵さんのネット上のコラムの中で、今日の一曲を紹介してるのですが、なんと田島貴男さんの
ピチカート時代の曲をあげていた事が。なんだか嬉しくなっちゃいまして。
私は葉蔵さんの声の第一印象って田島&バービーのコンタさんだったんですよね。なので興味深かったです。


2009-06-03

*(G)広末さん達がいつも収まらない・・・後ろからだと撮りツライし。。
自分では気に入ってる一枚です。



中学生棺桶 2008・8.8 @池袋・手刀 


今回は3バンドだったので1時間近く演奏してくれ、棺桶フリークの皆さんは堪能できたのではないでしょうか。
10月にアルバムが出るとの事、楽しみです。(DOLLにも掲載されるようですね)

いつもレコード屋さんのレビュー等で、かなり気合入れなきゃ聴けないような、私なんか聴いていいのかなぁみたいな玄人限定的なイメージを持たせる文章をよく目にするんですが、私みたいな者でも普通に足を運んでるので女子も是非行ってみてください。

外見はコジャレたフリしてシラーッと生きていても(=私)葉蔵さんが叫ぶ歌詞を聴いていると、自分の心の奥底に眠っている反骨が、
(一応このHPの裏テーマと初期から常々書いてますが・・・)呼び覚まされてしまい、それが実に快感なのです。
気合云々とかじゃなく、自分を肯定出来るような気分になると言うか・・・。そういう感覚を音楽で感じられるっていうのは稀で、
また似非インテリ臭いこと言ってるかもしれませんが、非常に好きな作家の本を読んでいる時の快感 (所謂トリップ感)に似ています。

なのでライブに行っても非常にマジメに聴いちゃうんですよね。勿論楽しんでもいるんですよ、
楽曲のクオリティが高いので揺るがない、確固たる信念が伝わってくるというか、演奏している人達の真摯な姿に心が蠢いてきてしまうんです。

しかし反面、バンドのルックスとか攻撃的な言動だとか、全体的なアクの強いイメージだけで興味本位に誤解されちゃうような処も多々あるのかもしれません。(ネット上の記事など読むと最近そう思う)

ともかく字面並べてもしゃーないので次回のアルバムをガーッと聴いてガーッと聴きに行ってみてください。

私はバンドやらない人ですし、ネットでブツブツ鬱憤晴らしている部類の人間ですが、世の中のスゴイ人々、作品について自分なりにこうやって紹介していくのは悪い事では無いと思ってますし、これからも自分の身の丈で伝えて行きたいと思っています。




★ライブの写真ってシロウトにはとてもとても難しいので、
いつもヘタッピ写真でご勘弁をー。


2008-09-05


:追記:DOLLもユニオンのフリーペーパー(表紙になってる!)も読み応えありましたね。言いたいことが山積みなんでしょうね。棺桶さんの事が一部理解できました。
読み耽って気付いたら晩御飯の支度を忘れてましたよ・・・現実に引き戻されました(笑)。


中学生棺桶 2008・4.20@東高円寺・U.F.O. CLUB



中学生棺桶は月4,5回もライブをやってくれている為、リポを怠ってはいましたが、1月以降もなんだかんだと観に行っていました。
ホントに素晴らしいです。
残念ながら、いつも対バンがイマイチ・・・(私の趣向ではない)と思ってしまう事が多く、棺桶さんが出るまでは滝修行だったりします。

そんな中、今回また「プラハデパート」の企
画という事で、このバンドはカッコイイので他の出演者も期待できると楽しみに行きました。
よく確認してみたら、なんと山本久土さんのユニット、「久土’N’茶谷」の出演も!!

いやーなんたる偶然。二重の喜びでした。
演奏したのは、なんと戸川純さんがカヴァーしたピンクレディーのUFO、ジャングルブギ、そして諦念プシガンガまでやってくれたのだから驚きました。
同じくカヴァーで「化けの皮」や「まさおの夢」も久々に聴け、嬉しかったです。感動でした。
なんだかトルエンズを観ているようで不思議かつ複雑な心境になりましたが・・・。
今回はMOSTのドラムの方とのユニットということで、久土さんの繊細でパワフルなギタープレイとドラムの迫力が相まって更にパワーアップしてました。(インプロ感とブルージィさも!)
コンスタントにさまざまな活動を続けているだけに人気者でした。





さて棺桶さんですが、毎回期待を裏切らないライブパフォーマンス。
「人生は二度無くとも パート1」
をやってくれたのが良かったですね。

CDにはなっていない、「離婚倶楽部」「空中楼閣」が最近凄く好きです。またしても頭がグルングルンに・・・。
メンバーそれぞれの動きがまた独特で各々自己主張している所もまた見所の一つです。
渋めの衣装も最近は更に統一感増してます。
ボーカルの葉蔵さんは最近眼鏡をかけてますが、これも白髪のように染めたと思われる髪の色にマッチしていて凄いオーラ放ってました。
ネットの動画などで観るよりも、自分の肉眼で観て、直の大音量で聴くからこそ、このバンドの魅力が伝わってくると思います。
この人達を見て何も感じない人は居ないのでは・・・?
私自身は、誰に向かうでもない、自分の心の中にくすぶっている、「コジャレてんじゃないよ」、みたいな感情がグラグラっと
沸き起こってくるのが抑えられなくなるんです。
そこがスカッと爽快でヤメラレナイ、
葉蔵さんのシビレるボーカルは近年稀にみる魅力と力が漲った声で、
私が好きな歴代の男性ボーカルの人達をヒョイッと軽々超えてしまいましたー。

私の目下の活力源のひとつはこの「中学生棺桶」 というバンドです。


2008-04-21


中学生棺桶 2008・1.26@池袋・手刀 



この日はボーカルの葉蔵さんが安全地帯のカヴァーバンドをするというのが楽しみで行きました。
安全地帯といえば小学校高学年の時にFMの番組を集めて作ったテープ以来です(笑)。
「じれったい」「熱視線」 「プルシアンブルーの肖像」 などを熱唱。
他には戦隊もの(デンジマンとか)を歌ってましたが、葉蔵さんは前髪が長めのカツラを被り、皆さん80’sっぽいスーツで登場(笑)。
2008年に安全地帯か・・・!度肝を抜かれました〜。

歌唱力が抜群かつおもいっきり歌いきってまして、ご本人もさぞ気持ちが良かったのでは?!
ソフトリーに歌う玉置さんよりも熱唱系で突き抜けていて、聴いてる方が気恥ずかしい気など全くせず、聞き惚れてしまいました。
いやーホントにいい声なんですよねぇ。
このカヴァーバンドは是非またやってほしいです。
それにしても「熱視線」ってすごい曲だったんだなぁ、難しい曲でこりゃ上手い人だから歌えるんだよなぁと痛感でした。
・・・新たな一面を見せて頂きました。
本家のライブもしっかりやってくれて流石でした。



中学生棺桶 2008・1・19@横浜・天王町
Orange County Brothers




セットリスト:
楽園は真っ暗
死なずの関係  
離婚倶楽部
君を必ず沈める妖怪の名は後悔
女の子です
秘密もどき


横浜郊外、天王町。
渋いアメリカンな雰囲気のライブバーで、周辺にも興味をそそられる飲食店がちらほら。
棺桶さん達にはアウェーだったのでしょうか?対バンは2バンド、
以前和光大学で観た「プラハデパート」 がトリでした。(ローファイな個性的なバンドでした)
こじんまりした所だったことが幸いして結構良いポジションでじっくり観ることが!!

それにしても彼らは活動拠点を高円寺にしたというのが分かる気がします。
一度ライブを観たら脳裏を離れないインパクトのあるルックスやテンション、音楽性、
あのモチベーション保つのは居住する場所が大きいと思います。

一度マニアックなレコード屋がある街だとか中央線沿線に住んでみたいですねぇ。
週末ライブに出掛けたりして帰ってくると、もーいかにも東京さ行ってきたという感じで現実に引き戻されます(笑)。
まぁ、田舎のいい所もあるのですが。

〜と音楽とまったくはぐれてしまいましたが、敢えてです(笑)。
彼らは毎回MCが多く、思いの丈をぶちまけていますが、毒舌ですがユーモアもあって面白いんです。
チラシのアートワークや至るところに書き連ねてある葉蔵さんから発せられる言葉が唸らせます。
私なんかがウンチク言ってもボロがボロボロ。。。無駄な気がしてしまいまして今回はこのぐらいにしておきました。
つくづく体験することが一番です。もし誰かこれを読んでいたら是非ライブへ足を運んでみてください。
ぶっ飛びます。
ボヤボヤしているウチに手の届かない存在になってしまうかもしれません、、、。

2008-02-04



「中学生棺桶」 2007・12@池袋・手刀


女だてらにこういった70年代のプログラムピクチャーだのショーケンだの、というHPを立ち上げてしまい早6年余りが経過しました。

未だに底が浅いだのと思われてるんだろーなーと被害妄想的にヒリヒリしながらも(苦笑)、
たまに声をかけてくれる少数派の心優しいお客さんを励みにHPを維持してきました。

そこで今年最後に、何かしら書かずにいられない衝動にかられてしまった「中学生棺桶」というバンドのライブ。
また少しやる気も湧いてきましたよ・・・。

家で似非薀蓄タレている暇があったら足を運ぶべき!と思ったのが正解。
まず、料金が良心的で予約したお客さんにはボーカルの方が選曲したCDをプレゼントしていただけるのが
素晴らしいです。
この内容にまず驚愕。
このCDからこのバンドのルーツが分かります。
ギャロやQTのサントラもビックリの渋い70年代ロックのエッセンスに加え、歌謡曲、川本真琴やレアな佐野史郎のバンド、
フレンチポップにクール&ザ・ギャングの「summer madness」まで!!
・・・しかもどれも隠れた名曲ばかり。よっぽど音楽に精通していなければ出来ないものです。

日記で書いた佐井好子さんの曲も入っていたのですが、
偶然、今年になって(今更ですが)聴いて感動していたもので、個人的に驚きました。
ここまでセンスのいい、優れた選曲をするDJは稀なのでは?!
フリー・ソウルシリーズのあの方も顔負けですよ〜!!!

(↓ライブの合間にジュリーの「悪魔のようなあいつ」をかけちゃう所も流石!予想外のサプライズでした!
マニュアルで撮影した為、超ボケボケですが藤竜也さんらのドアップに直面の図)


・・・・・・・・毎度ですが前置き長すぎてしまいました。

彼らがやっている音楽のジャンル、ドゥームロック、ドゥームメタル、というジャンルがどうとか、
私はご存知の通り、イイモンはイイ!的なミーハーでして、
 「違いの分かる人間」ではないので、常にあくまでも私なりの感想を書かせて頂いてますが。
いやぁ一言で言って反骨です。

そしてボーカルの方の声に妙に色気があるんですよ、最近稀有なしびれる声です。
パンクだったり、ブラックサバスみたいにも感じるし、ギターとべースの方がユニゾンのように演奏する
独特で重々しいグルーヴが観客の脳みそを掻き廻していきます。
重いんだけど、お客さん皆グルングルンと頭を廻して世界に酔いしれてました。

沢山あってまだ覚えきれていない楽曲の歌詞の世界は、「八つ墓村」のモデルになった事件の人物だったりと、文学的でもあったり、
鬱屈した気持ちや反骨精神が音に乗って実に見事に表現されていまして、そこにも一目置いてしまいます。

御本人達が芸術の部類に入る事を嫌うのだとしたら申し訳ありませんが、
私はそういった中央線のアングラっぽさに加えたインテリジェンスな部分や、
若いのに渋すぎる(ルックスも含め)成熟感に、ただならぬ人々だという事を感じさせました。
(でもMCが多かったり笑いをとったりと、観客を和ませる一幕もあり、こういう部分にも惹かれます!)

又、女子目線で書かせて頂きますと、
ベースの女の子のあどけない容姿と裏腹な激しいベースプレイに釘付けでした。カッコよすぎです。
(黒髪で裸足、テロンとしたワンピースという衣装もバンドの和のイメージにあっていた)

最後に全くの余談になりますが・・・、

先日、ちょっとした知人の女性たちと当たり障りの無い会話をしていたのですが、
終始、上から下まで舐めるようなお互いのチェック、腹の探りあいというよりは
女子特有のいや〜な雰囲気、音楽や映画や本にあまり興味のない人の集まりだった為、
自分が女だということや、こじゃれぶってる事を棚に上げて言っちゃいますと、

マァ、 唾を「ぺっ」 とやりたくなってしまったんですよ・・・。

帰りにiPodで、「むすめ戦争中」をガンガン聴いて落ち着いてしまいました(笑)。
なんのこっちゃって感じですが、そういう「やり場のない」気持ちなった時、実に爽快なバンドだと思いました。
またしても (またか!!) 明日への活力です。
来年もまた観にいきたい処です。


2007-12-26 
2007・
最後の更新



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