≪その他のテレビドラマ≫
| ◆月曜ドラマシリーズ 「風子のラーメン」(全5回)2003年2月10日〜 NHKテレビ 竹山洋作 (出)市原悦子 藤竜也 井川遙 大滝秀治 星由里子ほか |
こちらもお客様(リン人さん)情報で知りました。 (いつも藤さん情報ありがとーございますね!) HPをはじめて良かったと思う点は、皆さんから様々な情報が頂ける事です。 (疎いもんで)皆さんめざとい! 思い切ってこのページも作ってヨカッタ。 ホントは来月更新しようと思ってたのですが、あまりにも良いドラマなので、第一回を観た直後にこのページを作ってしまいました。今後の展開が楽しみです。 悦子さんと藤さんとの共演で、私が一番印象に残っているドラマというのは山田太一作、深町幸男演出の 「大丈夫です、友よ」というものです。(一見チグハグな二人ですが、TV版「長崎ぶらぶら節」でも共演してましたし、このコンビがいい感じで私は楽しみなんです。) ↑のドラマでは、中学時代の同級生である藤さんと悦子さん(夫アリ、しかしその昔藤さんに恋心を抱いていた・・・)が再会し、何故か“ハウステンボス”に逃避行してしまうという、 悦子版「プリティウーマン」or「化身」風(笑)の話でしたが、山田太一さんならではの余韻というか、特にラストの悦子さんの夫役、井川比佐志さんと藤さんの年齢を重ねた重み、人生を感じるとても深〜い作品で、思わず涙ぐんでしまった次第です。 そして今回のドラマはというと、市原さん演じる風子が、夫の不可解な死をきっかけに失語症になり、昔夫と共に訪れた、大滝秀治さん扮する元刑事が経営するラーメン屋に、かつての思い出を確かめる為にやって来る所からはじまります、そこで藤さん演じる、検挙よりも被害者支援に積極的な立花刑事と出会い、風子の夫の死について解き明かして行くという、被害者の心に重きをおいたドラマです。 やはりNHKドラマ独特の演出、説明的でない空気感、そして、悦子さんのあの“声”がナイ演技というのもスバラシイ! 藤さんの必死の説得で声を出した瞬間にはホロリとさせられました〜。悦子さんは好き嫌いハッキリ分かれる女優さんだと思うけれど、私はあのトンチンカンでオッチョコチョイなおっかさん的な暖かさにホットするんですよね。今回は淋しさを滲ませた弱い女性ですけど、こういう演技もさすがです! さて、藤さんの近年のドラマも大体見ているんですが、刑事物や厳格な父親役、(NHKでの宮尾登美子の自伝、「春燈」の父親役も印象深いです。) 映画では学者とか知性派なものも多かったりで、若い時とは違った、静の演技に実に存在感があります。 そして、やはり過去の作品のオマージュもそこかしこに感じられ、去年も吉行和子さんと夫婦役の刑事物では「愛の亡霊」コンビで嬉しかったり、今回も悦子さんの、女性ものの帽子を被るシーンはどっかにあったなぁと思ったら、「化身」だったような・・・?! やっぱり藤さんは日活ニューアクションでの無軌道ぶり、そして「コリーダ」での女性に翻弄される優しすぎる男、といったイメージを引きずったものも多かったように思いますが、(その間、刑事ドラマでも活躍されてますが)私の母親なんかが、「歳とってからの方がいい」なんて言うように(?)今の老眼鏡かけるとちょっとおじいちゃんぽくなる初老の雰囲気もいいなぁと思いますし、少々ファザコンのように思われそうですが(苦笑)お歳を召されてからの藤さんは、実に包容力があり、久々に先日「徹子の部屋」(2006年)に出演された際、藤さんが静かにお話される様子を見ただけで何故だか涙腺に来てしまいましたー(笑)。 ナカナカ話す場が無いもんで、つい長レビューでしたが、近年の映画作品、(私「ゴト師シリーズ」とか「KISSME」とか、ちゃんと映画館に足を運んでるんですヨー)についても今後感想書いていきたいです、そのうち誰か読んでくれるかもしれないので〜。 *最終回での悦子さんの迫真の演技!最愛の夫を殺した犯人(坂上忍)にバラの花でビシャツ!といったのには「よくぞヤッタ!」と思いました、そして、藤さん演じる立花刑事とのラストシーン、含みを残していて・・・。全編通してお二人の間合いが素晴らしく、毎回何故だか涙がジンワリ・・・。 久しぶりに集中して観たドラマでした。 03/12/2003 07-07-04 追記 |