<気まぐれ管理人DIARY・番外編>


以前から唯一更新しているブログにて遠吠えしている、新着映画&近年の作品の感想をまとめるページを新設してしまいました。
また無駄に増やしちゃいましたよ・・・。
(最も自己満足なページなので一人微笑むことにしますー。)
が、日頃からなるべく、未見の方々にも伝わるようにと心がけているつもりなんですが・・・。


◆「少年メリケンサック」 NEW
◆「クロサギ」

◆「ピアニスト」
◆「DEARH PROOF」
◆「INLAND EMPIRE」
「世界の中心で、愛をさけぶ」
◆「舞妓Haaaan!!!」
◆【ブロークンフラワーズ】  

◆【イノセント・ボイス】
◆〔SAYURI〕

◆「橋の上の娘」
◆「フェリックスとローラ」
◆「21グラム」
◆「Lost In Translation」
【Corrina, Corrina
◆「the brown bunny」
【KILL BILL】


★February 23, 2009

宮藤官九郎 脚本・監督 「少年メリケンサック」 を観てまいりました。
リポ的に淡々と備忘録です。

日曜日の昼下がりに地元のシネコンにて。

郊外だからかでしょうか、日曜日だというのに客席半分も埋まっておらず・・・。
あれだけ前宣伝が凄かったのにも関わらず、一寸拍子抜けでした。

客層は3,40代と思しきカップル、あとは中高生の団体が少々。
(笑い声が多く聴こえてたのは意外と若い子たちでした)

個人的に宮崎あおいちゃんが好きな管理人は(笑)とにかく出ずっぱりの
あおいちゃんの百面相から目が離せず、そして、それを上回る変幻自在な演技力に釘付けでした。

佐藤浩市さんは、「道頓堀川」のチンピラ風のギラギラ感が蘇ってきました。
最近は分別をわきまえた常識人の役が多いので、もっとやれー(笑)!と心で叫んました。

ミチロウさんやスタークラブの日影さん、そしてアナーキーの仲野さんなど錚々たるゲスト出演も意表をついてました。
アンティノックとか新宿のライブハウスも使われてましたし、このへんは監督の拘りを感じましたし
監督とほぼ同世代で高校時代、多少この辺のライブハウスに通ってた私は
(一応パンクバンドもやってたもんで・・・(苦笑)懐かしさが蘇りました。まぁ今も相変わらずライブハウス通ってますけども!

音楽はエンターテイメントとして極端に、(意図的に?)わかりやすくしたのかと思いましたが、
銀杏〜じゃなくても良かったのに、なんてちょっと。お仲間だからなんでしょうか・・・?
初期のハードコアパンクから聴いてるような諸先輩方はそのへん物足りなかったんじゃないかなぁ?!とか。
まんまピストルズのロックンロールスゥインドル風の描写もあったり、
ガキのままオトナになった感が強調されてた処が(やんちゃ=幼稚っぽすぎ?)私自身は気になってしまいました。。。

・・・この映画を観終えた後、アナーキーのドキュメンタリー映画を観たんですが、そこに宮藤監督がコメント出演してたんですよね。
それを観て、私が「ガキっぽさ」が強調されていたと感じたのは敢えてなのかなぁ?などとまた感想が多少違ってきましたが、
私自身、アナーキーをリアルタイムで通過していないので、知ったかぶって書けません。

でも、理屈うんぬんじゃない、PUNKと一言では言い尽くせない、それぞれの世代の 「パンク道」 みたいなものがあると思うんです。
観た人の心の中に宿っている反骨精神(!)がフツフツとわきあがってくるような臨場感(デストロイ感?)を
生み出してくれた宮藤監督はやはり凄い才能の持ち主だと思いました。

余談ですが田辺誠一さん演じる、ビジュアル系、TERUYA のPVみたいなのがもうちょと観たかったです。
(公式サイトの映像がかなり面白かったので)
最初阿部サダヲさんとキャラ被ってて目を疑いました(笑)。
これはDVD買ってメイキングに期待します!


★April  2008

「映画版 クロサギ」 / 2008年

映画館で一回、更にDVDで一回観ました。

連続ドラマは後から観たのですが、映画単体として、
エンターテイメントとして、結構楽しめました。

ココを昔からチェックしてくれている方なら 山ピー(山下君)のファンだとは決して思わないとは思いますが、
勿論、もうひとりの大御所・山P(山崎努さん)目当てで観たのが大きいです。
近年作品では「天国から来た男たち」みたいな威圧感のある役どころ、
90年代の頃演じていた役柄にオーバーラップしました。
今でこそ、寡黙な穏かな老人+チャーミングな印象ですが、
(「おくりびと」は観てないんでアレですけど・・・モックンばっかり騒がれてるのもあって正直観てないんです(あまのじゃく)
エキセントリックな役柄というのはオールドファンの人達にも逆に受け入れられる
満足度があったのでは?!と思いました。

サギ界のドンであり、過去に騙された大地真央さんが山崎さんに
「近くにいたらあなたも心を奪われる、あの人の心には誰もいない」
というような意味合いのセリフが
役柄のイメージに劣ることなく、ぴったりとくる孤高のキャラクターでした。
「リア王」の舞台に賭けた山崎さんを観たファンにもオマージュ的にも観ることが出来るのではないでしょうか。
私は山下さんとの対峙で何かこみあげてくるものがあり、何故か涙目になってしまったんですよ。
アイドル映画だからと観なかったら勿体無いですよぉ。

私がネット上の感想等読んだ限りではほとんどが若い層で、
山崎さんについては大物スターが出ている・・・位、映画自体の酷評も多かったです。

しかし、ジャニーズ主演で客層を若い子をターゲットにしながらも、
復讐モノ、やっちまえーテイストが好きな私にはグッとくる部分もありましたし、
主役の山Pにしたって演技がイマイチとは思わなかったですよ、悪くなかった。
軽いタッチでわかりやすいストーリー展開なので
セリフの数々に感情移入もしやすいですしね・・。

竹中直人さんのシロサギ役がホントーにくどすぎでした。(成り金風のチョイワル衣装が特に)
それから、哀川翔さん扮する刑事が山Pを鼻で笑うシーンがあり、「ガキが」って素で笑っているみたいに思えてしまい、
ちょっと面白く写りました〜。(山Pのファンにはぶん殴られそうなですが誰も読んでないでしょうから)


★April 08, 2008

◆ 「ピアニスト」 / 2001年・フランス=オーストリア / 監督 ミヒャエル・ハネケ

先日、押入れを整理していたら、2001年カンヌ総ナメだったと記憶している、映画 「ピアニスト」 を録画したものが出てきまして、
たぶん途中までみたような気はするのですが、録画したのすら忘れていました。
折角なので観てみました。

当時、周りの女友達の間ではかなり話題だったもので、かなり期待していたのですが、
予想とは大きく違い、良い所を見つけられぬまま、全く相容れずに F I N  となりましたー。


なんて堂々と言い切ってしまうのはどうかとも思いますが、映画の見方は人それぞれですのでネ・・・。
私は倒錯的なモノとか所謂ヘンタイチックな映画、カルト映画・・・、
どんなものでも割と受け付ける方ではあるんですが、ルイス・ブニュエルみたいな倒錯だったら、
惹き込まれるのになぁー!なんて映画通ぶってるみたいに聞こえますけど、
日本人、いや私自身のヨーロッパ映画に対する美意識、幻想が破壊された感が頭を埋め尽くしてしまったんです。
もーちょっと救いは無かったのかなぁ?

見る者の好奇心を煽るというか、不快にさせる映画のようにしか感じられませんでした。

主人公のピアノの女教師に、桐野夏生さんの小説、「グロテスク」の中の登場人物 (東電OL事件の被害者をモチーフにした人物)
を思い起こしたりもしましたが、
あちらの作品は読み物としてのエンターテイメント性があったので爽快な感覚さえ受けたのですが、
(映画と小説は違うとしても)
こちらはとにかく救いが無くてとことん暗く絶望的でした。

個人的に、「ピアノレッスン」を観に行った時と同じイヤーな印象が残りました。
ピアノ、って官能的・禁断、の代名詞なんですかねぇ〜?!

読んでいる人に不快感を与える書き方をしたくはないと日ごろ気をつけているつもりですが、
この映画はどうも人には薦めようとは思えません。

イザベル・ユペールは「バルスーズ」と「勝手に逃げろ / 人生」
の二本が私にとっては印象深い、飄々とした印象の女優さんですが、
女優根性には有無を言わさず感服、です。
ブノワ・マジメルは気の毒な程の役柄だった気が・・・。
男女の理性を失う程の愛憎に感情移入しづらかったです。

ヨーロッパ映画のダークサイドな雰囲気を垣間見れる映画として勉強にはなったものの?
二度とお目にかかりたくない作品の一つに挙げたくなる映画でした。



◆October 28, 2007 (以下ブログからの引用です)

@ デスプルーフ inグラインドハウス [DEATH PROOF] / 2006年・米・クエンティン・タランティーノ監督

観てきました。
平日ガラガラでしたー。(地元)

ここを覗いてくださっている、
私と近い趣味の女子の方なら
惹き込まれるのではないでしょうか?

あれこれ元ネタに走らなくとも、
やっちまえー&女番長テイスト炸裂で充分満足しました。

・・・あくまでも私なりの感想ですが。

中学生の頃、昼の2時頃、12チャンでやってた午後のロードショー(正式タイトルは不明)
に熱中していたあの感覚が蘇ってきたようでした。
(私自身、子供の頃、この辺りの番組で「野良猫ロック」を観たもので)

それにしても、時代設定があくまでも「現在」だということを忘れてしまうほど
凝りに凝った監督の手腕が存分に発揮されているように思いました。
(コンビニで雑誌が映るシーンで、「マリーアントワネット」(キルスティン・ダンスト)が表紙に写っている所で、辛うじて現代劇だったとに目覚めたり)

も〜映画館でも踊りたくなってしまう位、
音楽は毎度のことながら抜かりなく、
劇中のギャル達のよーに、ワイルドターキーを煽り(笑)、
家でかけっぱなしにしてワーキャー騒ぎたい衝動にかられました。

個人的に、最近の活躍ぶりが気になっている、
シェリル・ラッドの娘、ジョーダン・ラッドは
出番が結構ありましたが、今回の役柄は女の子達の衣装が古着のラグラン袖のTシャツやホットパンツだった為、
遠目にみると70年代のシェリルとだぶって見えました。

車に乗ってる所なんてチャリエンの時のシェリルみたいで。
しかしワルイ子に成りきってたかどうかは?!です。
どこか賢そうに見えてしまいました。

男性目線じゃなくても、
『女の子大好き』(ヘンな意味ではありません!)な女子なら、
女ならではのお下劣会話や(笑)
ファッションにも釘付けになること必至・・・でしょう!



A「インランド・エンパイア」 Inland Empre / 2006年・米・デイヴィッド・リンチ監督

ようやく恵比寿でリンチ新作を鑑賞です。
マルホの時よりも4倍位の混雑気味でビックリ。
(満席ではありませんでしたが)

平日こんなに混んでるガーデンシネマは珍しい感じがしました。

(以下、多少ネタバレご容赦願います)
・・・なんだか突き放された感、
「リンチヲタならこれぐらいついて来い?!」
みたいな挑発的な印象でした。
理解する気も起きないというか(笑)。

一緒に見た友人が、
序盤に出てくるグレイス・ザブリスキー
の話がつまんなくて、ローラ・ダーンが
寝てしまい、それ以降は全部夢だったりして、なんて言ってて
笑いました。

目の保養ということでは、今回の男優陣は良かったですし、
(ハリー・ディーン・スタントンの役どころはイマイチ地味でしたが)
男性陣は、毎度の如く、
あのオネエチャン達が目の保養になったことでしょう。

劇中で使われた、NINA SHIMONE / SHINNER MAN
ですが、「トーマス・クラウン・アフェア」(Pブロスナン主演のアレ)
のラストシーンで効果的に使われていたのが私にとっては、
記憶に新しく、
今回のこの選曲はもう内容云々は帳消し!
みたいな気分になる程エモーショナルでした。



◆July 23, 2007

@「世界の中心で、愛をさけぶ」/ 2004年 監督:行定勲

…今更なんでやねん、と突っ込み入りそうですが(汗)。

最近になり、長年ファンである山崎努さんが出ているが為に観ないと行けないかも、と思い直しまして。
正直言って捻くれている私は、この映画がめちゃくちゃブレイク中の際は、良く知りもしないのに予告編だけでかなり興味を失っていました。

そして本編を観て、あの作りすぎた(やたらとクサイ演出に見えた)映像は何だったのか?

アレ?!全然叫んでないじゃないか・・・・(笑)、と。

大作を作る前の行定監督(は結構好きで観てたんです)の作品の面影を残す静かな美しい、
ファンタジックな女性好みの世界を見せてくれていました。
お陰で私は、自分の間違っていた先入観に懺悔の気持ちの涙も混じって号泣(照)。

ファンの贔屓目でなく、山崎さんは噂通りの存在感。近年の「13階段」とは正反対のようなタイプの老人です。
相変わらず、くわえ煙草が似合うお姿。
ほんの僅かなシーンでも重要な役どころでした。(特に登場シーンは激シブでした)
この重蔵という人物の名の通り?あの重低音の声はラストの方で素晴らしい見せ場になっていまして、
ここはファンにとって、涙なしには観られないのではないでしょうか!?

長澤まさみさんに関しては、可愛いけれど、ちょっと生意気(笑)な印象で今まで全く興味が無かったのですが、
この作品でちょっと見方も変わりましたし、森山未来君の演技は特に素晴らしかったです。
個人的には柴崎コウさんの役どころに感情移入してしまい、切ない気持ちでした。
暫く引きづる系の作品で、この映画の主人公達と世代が近い人(私も含め)は80年代カルチャーに思いを馳せることもできる作品です。
(少々甘酸っぱすぎる感も否めませんが?!)
『カセットテープ』が鍵となっている部分は中々ニクイなァ〜と思いました。
↓のクドカンさんも出演しています。(因みに「13階段」にも出演)



A「舞妓Haaaan!!!」/ 2007年 脚本:宮藤 官九郎 監督:水田 伸生


先日、招待券に当選し、「舞妓Haaaan!!!」を鑑賞どす。

土曜日だったのですが地元の映画館は大盛況。レディースデーじゃなくても
こんなに動員できるんだ、と驚きでした。

周りに古くからのグループ魂ファンが居る為、このへんは置いておきますが。

子供の頃から舞妓のコスプレがしたくて、
三十路をすぎても未だに諦めきれないという、
私みたいな歪んだ女子(笑)にはもってこいの題材だったと思います。

阿部サダヲさんという近年稀にみるエンターテイナーを
数時間見続けるのは正直どうなんだろう?!と、危惧していた通り、
(笑い上戸の為、顎がはずれやしないかと…)
案の定、初っ端から笑いが止まらなかったのは確かではありますが、

次から次へと目まぐるしく展開する巧みなストーリーと、
阿部さんの憎めない愛すべきキャラが
観客を飽きさせず、スゴイ勢いで魅了していく映画でした。

落ち込んだ時程、この作品は活力になるでしょう。
京野ことみさんカワイイ、昔から好きな秋山奈津子さんもカッコエエ!

最近の邦画はネット事情や、CGを駆使した部分が特徴的で、
そっちに頼りすぎたり、似通っている印象受けることも多いのですが、
この映画は脚本が非常に面白く、
古き物と新しき物が上手くミックスされていたように思いました。

*主題歌のCDには初回限定ステッカー付どす。


◆01 November, 2006

【Broken Flowers】
 ( 2005年:アメリカ:監督・脚本:ジム・ジャームッシュ:2005年度カンヌ映画祭グランプリ受賞作品 )
  出演:ビル・マーレイ / ジェフリー・ライト / ジュリー・デルピー / シャロン・ストーン / ジェシカ・ラング他


 〜以前のブログから抜粋しました

先日ついでがあったのでやっぱり行かなきゃと
ジャームッシュ新作を鑑賞しました。

個人的に、ここ最近もビル・マーレイの声(映画DVD)をヒアリングの教材にしているせいか、
ビルさんの喋り方に愛着がわきすぎていたのも手伝って余計に感情移入してしまいました・・・。
サントラの1曲目に入っているThere Is An End - The Greenhornes with Holly Golightly
女性ボーカルの声が哀愁ですねえ!稀に見る名曲だと思います。(thee hedcoateseの元ボーカルらしい)

大して映画館へ足を運ばない私ですが、この所は毎回当たってまして
昨年から観に行く度にコーフン&泣いてばっかし。
年の功なのか?または女性の脳ミソのせいなのか?
よくわかりませんが
良い映画に巡り合っている事は確かです。

今回のシネマライズは「Lost In〜」以来でして、
あのムーブメントとは反して閑古鳥状態だったのが意外でしたが、
人が少ない分、泣くと目立つのでエンドロールまでこらえてたんですよ。
しかし、ライトが点いてから鼻の方から涙の洪水が押し寄せ、あわててトイレにかけこみました。
遠くの方から「ヤダ、どうしよー泣いちゃったぁ」と女性の声。
それを聞いてニヤリでしたが(笑)。

劇中でマーヴィン・ゲイの I Want You がかかるシーンがタマラン、
シャロン・ストーンとのエピソードが秀逸でジワリ、
ティルダ・スウィントンのパンク姉貴姿がニクイ、

・・・などと、今回は特に思い入れのある俳優総出演で個人的に思い入れがあった為か、
あらゆる部分でやけにコーフンしてしまいましたが、落ち着け、落ち着け、と言い聞かせながら冷静に観たつもりです(笑)。
しかし、最後まで静かながらコーフンは続き、

「2006年上半期ベスト1!」などと心に秘めながら家路に着きました。
(なぁんて新作ロクに観てないクセに)

全編、苦みをたっぷり含んだ笑いと、主人公、ドンの行間、余白、沈黙の数々に
自分の心境が写り込んで浮き彫りになるような、なんとも切ない映画でした。
ジャームッシュは初期しか好きじゃなく、(苦笑)どうも眠くなるなんて思っていた私は、
初めてこの監督の映画を心から面白く観てしまったようです。

たとえば“映画通”ぶった角度から分析しながら観なくてもすんなり入ってくるような感覚でした。
ジャームッシュ氏もこの作品のDVDで申してましたが、私は自分の直感で好きなようにこの映画を理解しました。
んー、理解?!理解なんてしなくても、あのラストのビル・マーレイ扮するドンの、言葉にいい表せない複雑な心情が
情けなさと共に観る者に有無を言わさず迫ってくるのではないでしょうか。

このほろ苦い気分は最近のお天気のようにどんよりと続きそうな気配です。

*余談*
公式サイトのピンク色の掲示板、独自性があって興味深いですね。
2006年10月現在も継続してました。
んー、ほろ苦く、封印したい過去の恋の数々…?!
誰にでもある身近な経験、コレが恋なんですねェ。読んでて身につまされてしまいました。


◆10 February, 2006

【イノセント・ボイス】 12歳の戦場
2004メキシコ /監督、製作、共同脚本:ルイス・マンドーキ


私自身、チェックしていた映画ではないんですが、誘われて観てきました。・・・というか、戦争を扱った映画は観なきゃ、と思っても、つい辛くなるばかりでさけてしまいがちなんですよね。

この映画は、脚本を努めたオスカー・トレス氏の実体験に基づいた映画です。
私と殆ど変わらない年齢で、幼少期にこんなすさまじい体験をしていたとは・・・。
いくら衝撃的な映像を見せられても、この恐怖は想像にも及びません。
しかし、この映画の中に登場する”イノセント”な子供達は、日本の子供の冷め切った様子と対照的に映りました。
どんな過酷な状況でも、子供が無邪気で可愛い所が逆に胸を打つんです。

12歳で徴兵されるというエルサルバドルの内戦、
戦争モノは嫌というほど映画化されていますが、
これは反戦、というメッセージ性なんかを越えたリアリティが迫り、シートに釘付けになりました。
劇中に流れるプロテスト・ソングはベネズエラのフォークグループのものだそうですが、
これが実に味わいがあり、悲しいけれど美しい旋律でやりきれない曲なんです。この旋律に涙腺をやられました。

私の勝手にこじつけるクセで、Saravahのジャック.-・イジュランの曲を思い出してしまいました。
サラヴァ、といえばカヒミさんですが、この映画のコメントもしていたんですね。(公式サイトにあり)
短い文でしたが、彼女の言いたい事がよく理解できました。
自分の映画の趣向、ジャンルを限定せずに、
『映画を観る』って事は自分にとって、様々な事柄に出会うきっかけになるということを、
口先ではなく、骨身に染みて実感する作品でした。


★20 December, 2005

〔SAYURI〕
2005年/アメリカ/ロブ・マーシャル監督

先週、レディースデーにて拝見。
これが結構気に入ってしまい、見た直後に、シネコン併設のカフェで感想をメモってしまいましたー。

とても良かったと思います。
特にラストシーンが(ネタバレなので内緒です)グっとくる感じで泣けてきましたよ。
(何故かスピルバーグの「太陽の帝国」でウルっときた感じを思わせて)
ドラマティック克つ、耽美的で格調高く、「シカゴ」でも思ったことですが、とてもリズミカルな演出が軽快に見せてくれました。
特に女性って(あくまでも私の感覚ですが)感覚でウットリしたい部分があると思うんです、
辻褄よりも、何よりも、ウットリ映像美に酔いしれるという。
そこの部分では、アメリカで作られた日本、その幻想を大きく受け取って客観視するような映画で良いのじゃないかと。
美しい日本がそこには描き出されていたと思います。
そして分かり易い昼メロのようなストーリー(主人公が苛められる設定)
「陽暉楼」のようなキャットファイト、
まさに女性が、(というか管理人の大好きな部類)で白熱しました。

そして私がブログにてまたしても勝手に述べました、「ベストキッド」。やっはり劇中も何故だか思い出されましたよ。
「修行という部分」でしょうか?「辛抱すること」・・・サクセスストーリーの部分でしょうか。
ありきたりかもしれないけど「おしん」を幼少期に見ていた私は、
こういうのって、日本人に根付いた心の故郷じゃないですけど、分かる部分がありました。
いくら外国人が描いたからどうこう、ってツッコミの入れどころは多々あるにせよ。
このツッコミ、カンチガイ?に終始してしまうと元も子も無いのですよ・・・「ロストイントランスレーション」が酷評されたりしたのを思い出してしまいます。
ひねくって見なくたってこれはこれじゃないと、私はそう思います。

そんなわけで、平日のシネコンレディースデーだったからか殆どがオバサマグループでした、納得。
いつもより混んでて大盛況?のご様子でした。

配役については、日本の若い女優さんがチャン・ツィイーには叶わないことには納得できました。
あどけなさの残るお顔であの堂々たる舞!そして芯の強さと儚げさの両方を出せる演技力。
今まで「アジエンス姫」というイメージぐらいしかなく、あまり興味がなかった私も彼女に開眼。
もー大好きになりました。(それにしてもチャンちゃんって呼びにくい。何か愛称とか無いのかしら・・・?!)

ミシェル・ヨー、任侠映画の江波杏子さんみたいに見えてカッコ良しでした。
渡辺謙さん、ラストの演技とても良かったです。
マコ(岩松)さん、あら私と同名(笑)、「ライジング・サン」が(個人的にこの映画ツボでして)印象深いんですよね、この方・・・
工藤夕貴さん、 「ネコノトピア〜」「ミステリートレイン」等で見せた、コケティッシュというかケロっとしたキャラが後半部分で見られ、最近のハリウッド進出での貫禄とは違った、
可愛い部分が見られた事が、工藤さんと同世代でデビュー当時から見守ってきた一ファンとしては嬉しかったです。
 
大ファンの桃井かおりさんですが、今回の役柄は個人的にあまり好きでは無かったです、「東京夜曲」みたいな大人だけど可愛い部分のある所が観たいなぁ、なんて思っちゃって。
イジワルなおかみさん役はなぁ〜、いつまでたっても「海ちゃん」の桃井さんが大好きなもので(笑)。
桃井さん自身はインタビューなどで新境地を開いて満足していたご様子でしたが。。。

そして、今回初めて知った、さゆりの子役の大後寿々花ちゃん、とても良かった!何よりも可愛いんです!素晴らしい。これからが期待です。

原作を読んだ方が数倍いいという意見も拝見しましたが(私は未読)ジョン・ウィリアムズとヨーヨーマのチェロの旋律の美しさも相まって、
2時間半近くを夢の世界に誘ってくれる魔法にかけられたような映画でした。


☆June 15, 2005

ルコントの「橋の上の娘」今更ちゃんと見ました。
(もちろんケーブルTV

ヴァネッサは戸川純さんがヴァネッサの「タクシージョー」をカヴァーしていることもあり再燃なんでした。

モノクロ作品ということで、あのスキッ歯が余計に際立っていて小悪魔度が高まっていました。

ナイフ投げの衣装、どっかで見たな・・・と思ったら元祖チャリエンのシェリル・ラッドでしたー。
考えてみたら、シェリルの猫顔とヴァネッサの猫顔、似ているような気がしませんでしょうか?!
シェリルの娘、ジョーダンにも似てるかも。
なーんてまたまた誰も思ってなさげな事書いちゃったのも言論の自由なんでゆるしてくださいませ。

作品全体の感想としては、ルコントの他の作品よりも、
何だか薄っぺらいような、分かり易いような。
なんてエラソーに思ってしまったのですが、次第にカメラワークのマジックで、内容よりも何よりも雰囲気に乗せられました。
ナイフの標的になる、あのシーン、
噂通りに生唾ゴックン。
オートゥイユとのプラトニックな愛・・なぁんてそういうものを突き抜け、エクスタシー感が観ている自分にまで憑依するような、血がドクドクと脈打つような艶かしさがありました。

ヴァネッサがブティックではしゃいでいるシーン。
どっかでみたような?と思ったら、あのWASABIの広末さんの安っぽいシーンでした(笑)。
でもあちらとは比べ物にならなかったです。同じようなシーンに見えてこうも違うんだなぁぁ。

「分かり易い」、なァんて書いちゃいましたが、モノクロの陰影の素晴らしさとヴァネッサの魅力でおとぎ話のように陶酔できる、クラシックなメロドラマという趣で良かったと思います。
でも。。やっぱり「髪結い」や「フェリックスとローラ」の方が終わり方を含め、凄く印象に残ってしまってます。




☆23 June, 2004

なんだかんだと、24日で3周年です。以前はキリ番大会など盛り上げて頂きましたけど、今はそんなこともなく、、、淡々とやっております。ネットに対して消極的な気まぐれ管理人ではありますが今後ともマイペースで続けていくつもりです。

先日も書いた、「フェリックスとローラ」、録画しておいた物をじっくり観ました。
またしても雑巾をゆるーくしぼった水滴のごとく(って汚い表現・・・)ポタポタ涙が。。。
自然現象って感じでした。
別段衝撃的に悲しい、って映画ではないんだけど、やはり仏映画って人生じゃないですか〜?!そこがいいじゃん、って思いましたねぇ。

教訓めいたセリフとか、堂々巡りの曖昧な主人公たちの気持ち、普通は人生なんて曖昧の連続ですよ、うやむや、こればっかりで過ぎていく。
淡々とした映画はやっぱりいいですね。
パトリス・ルコント大好きの友達は沢山いますが、私自身は半分も観てないんです。
でも、学生の時に名画座で観た「髪結いの亭主」、あのラスト!映画館で金縛りにあってしまったような衝撃でした。未だに思い出すと胸がキュンとなります。もう10年以上経っているから歳を追うごとに違う印象になるんだろうなぁ、なんてまた観たくなっています。(これでジャン・ロシュフォールさんに目覚めました)

「フェリックスとローラ」は、言ってみちゃあ悲劇的な話です。
冒頭に結末かな?と思わせるショッキングな場面を持ってきてる所もニクイです。
だからエンディングは何だかとても美しく仕上がっていたように思います。
ジワジワと残る映画で、ココ数日心がどんより。でもこれが何だかとても心地好い気分なんです。また映画に酔っちゃってますヨ。

「愛の為に死ねる?」みたいな、ちょっとアベサダ度高そうな事を言う、虚言癖のある主人公のローラには(シャルロット・ゲンズブール)には、ストーカーチックに迫る昔の男の存在が。
彼女は遊園地の乗り物オーナー、フェリックスと出会います。知り合ったというよりワケアリなローラにフェリックスは引き寄せられていくんです。謎めいたローラに、不器用ながら一途に愛を注ぐフェリックス。。。
まぁこのストーリーだけで、「ポンヌフ」のドニ・ラヴァンに重なってしまいなーんか泣けちゃいまして。風貌もフェリックス役の俳優さんと近いものがありましたしね。

平凡でも幸せな家庭に育ったのに男の気を引くために不幸な自分をドラマチックに装う・・ってローラのキャラ設定は、「ロスト・イン〜」の感想で私が目にした不評?の数々、
「恵まれた状況の中でも不満タラタラ、甘えんな」的な意見を思い出してしまいましたが、
私は少なからず、嘘つき願望、成りきり願望、無いものねだり・・・心の空虚さ、誰しも隠れた心の中に潜んでいるのでは?なんて興味深く観てしまいました。

夜の遊園地の雰囲気と寂しげな空気が、シャルロットの陰のある役にぴったりで、「ウンザリ」、なんて思わせなかったです。
目を真っ黒にメイクしてる所もピエロのような、どこからともなく現れた感じがしたし、かといって小悪魔、不思議ちゃんってキャラでもない、
そんな独特なローラの存在は魅力的で自分の中ではファンタジーに昇華してました。
「21グラム」でのシャルロットに比べたら格段の差があったような気がします。、彼女はルコントさんの作品でとても良さが引き出されていました。

仏映画ご無沙汰でしたが、恋愛モノってやっぱ好きなんですねぇ、お恥ずかしい。
ほれたはれた、そんなんばっかの映画が多いのはお国柄なんですかねぇ。
でもこれは昼メロみたいなもんじゃなくて、フランスのダークサイド(私が勝手に想像している)っぽさが漂ってました。
恋愛ってのはメンドクサイ、はっきりいってメンドクサイことばっかり、でも理屈じゃ片付けられないんだよなぁ、厄介だけど好きな相手はかけがいのないもの、些細な幸せでも大事にしなくっちゃ、とかなんとかしみじみ感じちゃったわけでした。

これを機にルコントさんのDVDでも集めたくなりました。インドア派の私には涼しい部屋で好きな映画、が至福の時間です。そこの貴方も素敵なダーリンとご一緒にどうぞ。

本日もイチイチとBGM&おやつ:
Concord For Cafe Apres-Midi から、ザ・グッドバイ・ルック/メル・トーメ・アンド・ザ・マーティー・ペイチ・デクテット
BBSにも書いた、七尾のフレンチパピロ(画像追加)と最近ノンカフェインでお気に入りのルイボスティー


☆09 June, 2004

◆以前からナオミ・ワッツが出てるからという理由でここにも書いていました「21グラム」を観ました。
しかし、こうも演技派と言われる人々が揃い踏みだと、流石にお腹一杯になりますね〜。

J−POPとかでも、なんかこー自分の中での許容範囲っていうのがあるじゃないですか?社会派作品も好きだと豪語している私ですが、
ちょいクサイなぁ、作りすぎだなぁ、と思ってしまう、微妙なラインってありますよね?!
予告観て、その予感はあったんですけど、観てみないと何も分かんないしと思いましてね。
過去にラース・フォン・トリアーや、ジェーン・カンピオンなどの作品がチョット・・・だった私ですが、
このメキシコの言いづらい名前の監督さんの作品にもちょっと似た空気を感じてしまいました。
時間軸もパズルみたいに交差するから、観ている方はアッチャコッチャ集中できずで。
そうやって観ると、近年の映画の中で特にお気に入りな「マルホランド・ドライブ」のパズルのばら撒き方はカンペキで、
面白いけど感動もある、素晴らしい作品だったんだなぁ、なんて私自身は思ってしまいました。

でも、不思議な事に、やっぱりナオミの演技になると(体当たり女優好き)その部分だけは泣けちゃったりするんですねぇ。
やっぱナオミのズタボロ墜落演技は人の心を動かすなーと改めて思っちゃいました。
でもシャルロット(ゲンズブール)は冷え切った夫婦、精神的にも追い込まれている疲れた妻役で、良さが出ていないように感じ、
可哀相な位でした。アヒル口が可愛いのに・・・。こないだ「フェリックスとローラ」観たばっかりだったもので。
この俳優が誰似だとか、私もついつい思い浮かべちゃうんですが、主演のベニチオさん、やっぱり関口宏に似てるかも・・・。
そう思うとそーとしか観られないんですよね。こないだの「ミスティック・リバー」でも、ケビン・ベーコンの役名がディバインだったからって、
あのディヴァインさんばっかり思い浮かべちゃったし、
その時点でゼンゼン感情移入できてないのでした(苦笑)。

「世界のウンたら」という映画も大ヒットのようですが・・・観てない私が言うのも何ですが、やっぱり感動させよう、みたいな意図がチラリと見えてしまうと興ざめなんですよねぇ。
「ロスト・イン〜」が誰にでも起こりうる感情という点で”共感”したのに対し、この作品は稀に起こってしまった遠いところの悲劇・・・を後ろ向きに描いている点が、
入り込めなかった原因かしら、なんて私自身は感じてしまいました。

好きか、嫌いか、ってことにつきるのかな・・・?テーマ自体は興味深かっただけに、惜しいなぁと思いました。


:本日のBGM: You'r under de la chance / Serge Gainsbourg
80年代のダサカッコイー、ゲーンズブールをBGMに空手エクササイズをやっていたら早速筋肉痛です。猫足立ち前蹴りがムズカシイ〜。


☆2 May, 2004

GW寒かったですねー。すっかりゴロゴロして過ごしちゃいました。
↓映画以外は、ドライブがてら、旧白洲次郎・正子邸、「武相荘」という所へ行きました。
茅葺屋根の歴史的な建造物に興味津々でした。とても静かで落ち着きましたよ。こちらも心の洗濯という感じでして・・・ねぇ。

◆もう一人のBILLさんの映画、
「Lost In Translation」

2003年/アメリカ/監督・脚本:ソフィア・コッポラ/製作:ロス・カッツ/撮影:ランス・アコード/音楽:ブライアン・レイツェル/出演:ビル・マーレイ/スカーレット・ヨハンソン/ジョバンニ・リビシ他
(ネタバレに細心の注意を払いながら(?)の長文になってしまいましたが・・・。)



↑ググッと来たこのシーン(泣)。
マーレイ氏の頬スリスリ、スカーレットの涙、名シーンですね。


昨年の後半はこの映画のことばっかり書いてましたが、やっと観ることができました。
はぁ、長かった・・・。
BBSでも書いた通り、シネマライズは超満員でした。この際、拡大公開すればいいのに・・・。してほしいですね。(その後、拡大公開決定)

はぁ〜〜ッ。やはり「癒しムード」なんてものだけの映画じゃなかった。期待を裏切らなかった。観た直後は涙一しずく、位だったのに、
翌日から色んなシーンがチラチラ蘇ってきてはウルル・・・マイッちんぐです。

この半年間、この映画の感想を沢山目にしてきましたが、特に印象に残っていた、ニッポン放送のアナウンサー、うえちゃんがWEB日記で書いていた、
中年男性のしみじみとした気持ちがなんとなく理解できましたねぇ。観終えてからうえちゃんの文章がメチャクチャ沁みてます。

渋谷の映画館を出た時、アレ?違和感なし。映画と同じ空気がそこにはありました。
丁度ネオンが瞬きだした夕暮れ時で、余計におセンチになりましたね。ボブとシャーロットを街の雑踏の中に見つけたいような。
そして自分の居場所、についてもぼんやりと考えてしまったりしました。

まず、ソフィアさんにこんなに笑いのセンスがあるとは思いませんでした。今までの活動からとてもクールで冷静なイメージがあったからです。この映画には、映画全編を覆う寂しげなトーンの中に素朴なユーモアが同居しているのが何とも言えない魅力です。ソフィアさんの抜かりないセンスをいい意味で裏切られ(これが結構お笑いテイスト!)親近感を持ってしまう、なんだかホッとしてしまう箇所が沢山ありました。特に主人公ボブがホテルでうつろに眺めるお笑い番組のセレクト(「二人羽織りでうどん食べ競争(だっけ?)」とか、どっから見つけたんだろ?って映像がナイスでした。

日本人の描き方、確かにここら辺には賛否があるようですが、私自身は良くも悪くも愛情を持って日本の今の色んな面を切り取っていると思いました。

どこかでも読んだけど、傷心の中、ゲーセンに佇むシャーロットの映像、ここはソフィアさんの心情がもろに表れているような気がしてなりませんでした。
東京の混沌(というかまとまりない悪趣味な部分も)ソフィアさんの手に掛かるとマジックです。今この瞬間、今しか見られない美しい風景、そういう一瞬をソフィアさんの心を通過して、「私たちが見慣れている日本」を違うモノに見せてくれた所が素晴らしかったです。
特に南禅寺での結婚式のシーンにしろ、木の枝に無数に結んであるおみくじを映した“絵”がなんだか物凄く崇高なものに見えてしまい、この辺が心憎くて泣けましたねぇ。

この映画は、外国人が異文化において感じる事柄だけでなく、万国共通の人々の苦悩(どんなに恵まれた環境に居る人間であっても“悩み”はつきない)、人間関係の裏表、ホンネとタテマエ、気持ちのすれ違い、そして大きく言ってみちゃあ人間愛、そんなものを、「こんなこともあるんだよね?」ってソフィアさんが声を荒立てずに、静かに淡々と呟いている、そんな気持ちをそーっと受け取る映画ではないかと思いました。

主人公の落ち目アクター、ボブと、新米専業主婦シャーロットの、それぞれのパートナーとの心のすれ違い、このもどかしさは痛いほど理解できました。一緒に居ても、心が通じないもどかしさ、これはどーしよーもない孤独感ですよね。誰もが感じたことのある気持ちだと思います。自分以外の人間とカンペキに意思疎通が図れるなんてありえないケド、自分自身の愛情が薄れていく、あのカンジってどうしようもなく孤独ですよねぇ、トホホ・・・。

特に、シャーロットの夫(カメラマン)がホテルで女優と話しているシーン、あの自分だけ蚊帳の外って感じのアレ、似たような経験皆さんにもあるのではないでしょうか?
そのへんの描写がうまいこと・・・。
ソフィアさんが1971年生まれ、私と同世代ということで、微妙な30代の女性の気持ちに共感を覚えるんですよね。
それと同時に、こんなに成功しちゃってる人が、こんな些細な事で悩んでいたのか、といったような驚きが親近感に繋がったというか。

そんなさみしさを抱えた主人公二人の、浮気なんてもんとは違う、先述の人間愛、これはありえないようだけどありえるんじゃないか、
そう願ってみたい二人の関係に心惹かれました。
ラストの一縷の望み、、、(と私が願った)この魅惑のシーンは今後、心の片隅にずっと残るシーンだと思います。
既に自分の中で殿堂入り。。。「心の故郷映画」部門です。

何かの歌の歌詞にも出てきましたけど(近年では、私が隠れた名曲だと思っているオリ・ラヴの「流星都市」とか)、ボブを乗せた車が首都高を走るシーン、
これも日本に居る私たちなら体感したことのある風景でした。あの時私も東京タワーを見たな、とかその時何を考えながら車窓を眺めていたんだろう?とか、その一瞬は二度と戻らない、そのぼんやりとした記憶を自分の頭の中で再生しているような寂寥感と郷愁を誘うシーンでした。

いやぁビル・マーレイにはこんなナイスミドル(死語?)な魅力があったんですね。子供の頃からファンですがこんな素敵なマーレイを観る事が出来た嬉しさにまたしても涙です。
ソフィアさんは前回のジェームズ・ウッズといい、人選が良いですね!次回も楽しみです。
すっかり、仄かな擬似恋愛気分を味わってしまいました(笑)。

そしてスカーレット・ヨハンソン、かわいいなぁ。ほくろとタラコ唇がいいなぁ。
「のら猫の日記」という映画ではじめて彼女をスクリーンで観たのですが、こちらの作品の11歳の役どころもとても魅力的でした。
映画自体も凄く良いので是非、観てください。

んー、眠たくなるようなロード・ムービー好き、感覚人間、雰囲気に酔いやすい私にはピッタリとはまってしまった、素晴らしい映画でした。マイブラ、AIR、メリーチェイン(“Just Like Honey”・・・涙。有無を言わさず、私達UK好き世代にはグッとくるハズ)、音楽が主人公たちの心のウチを代弁してました。
ソフィアさんが歌詞を理解する以前に感動したという「風をあつめて」。私も中学生の時にラジオで初めて聴いた時の感動が蘇りました。

というわけで、本日は映画本編の中でも燦然と輝いていたPhoenixの新譜より、これまた切ない、「Alphabetical」 をBGMに・・・・
さようなら。

                                                           







(「のら猫の日記」(1996)より。スカーレット・ヨハンソン)


★26 April, 2004 (のDIARYより映画ネタ)

「ピーター・パン」、皆に「観にいったのぉ?」なんて笑われてますが、これ、オトナばっかでしたよ、よく出来てました。隣に座っていた女性なんかタオルで涙を拭ってましたしね〜。ほんと、ILMのビジュアルエフェクトって、アメージング!です。ウェンディー役の女の子、新人のようですが、メッチャ可愛かったです。ピーターの美貌に負けない女の子を、とキャスティングが難航したというのも頷けました。

それから。昨日『KILL BILL Vol.2 ザ・ラブ・ストーリー』、地元のシネコンにて。すいてました。日曜日なのに。
ここを覗いてくれる皆さんは当然のように観ていると思いますので、前回同様、サラーッと感想を書かせて頂きますと・・・。
いやぁ、感動しました。今回は劇中6箇所以上で涙。。。しかも凝ったエンドロールにまた歓喜の涙、、、映画館が明るくなるのが恥ずかしかったです。
映画って、その時の心情とか自分の身の回りに起きている事など、勝手にこじつけて感情移入してしまいます。よく出来た映画ほどそうなんだろうと思います。

私はこの映画全編を覆っているアジア映画や東映作品、音楽の元ネタ、そいうい部分にはそんなに興味ないんです。
でも東映に関しては、ここで紹介させて頂いている、男性の監督が撮る、タフな女性が主人公、(というか毒婦)つまり、ピンキーバイオレンスに限っては好んで観てきました。
なので、この作品には、やっぱ女っていう生き物の理想像、というか、ほとばしる女にしか分かんない感情(?)みたいな所が自分の中にグイグイと入ってくる部分が好きなんです。
半端じゃないんですよねぇ。そこにただただ涙が出るのです。
全く例えが突拍子も無いんですけど、昔〜旧文芸座のオールナイトで観た石井隆の「夜がまた来る」の倒錯的な部分というんでしょうか?
なんとなーく思い出したりしました。なんとなく、ですよ、私がそう思っただけで。

D・キャラダインさんに関しては、昨年から彼の昔のドラマを見出したという、実に『にわかファン』ですが、パンフのインタビューに暖かい雰囲気を感じました。「ピーター・パン」と「ロスト・イン〜」を観たって書いてあった部分には微笑んでしまいました(笑)。
サントラは既に聴いてたんですが、エンディングのシバリーってバンドが最近お気に入りです、アルバムの方も良かったです。映画の雰囲気に合ってましたね。
んー、でもっ、ここをUPしてから、ネット上での色んな意見を読みましたら、「普通」、「つまんない」、そんな意見も多いんですね〜。やっぱQT氏のカルトファンには物足りないのかなぁー。まぁ、私は私だし(笑)。

それからビデオです。以前もここで書いてました、ラリー・クラーク監督の「BULLY」を観ました。
序盤は退屈に感じていましたが、徐々に怖さが増してきました。H コリン監督の作品は過激だったり詩的だったりと、映像に見せ場が沢山あるんですけど、
今回の作品はただ淡々と事件に至るまでの日常を追っているという感じです。

いじめっこを殺してしまったティーンエイジャーの実話という題材だけに、現実感を出したかったんでしょうか?
見る側(私)が「退屈」、と感じていたものがこの映画の少年たちの気持ちと重なっていくような気がしました。
それにしても、日本と米国の刑罰の違い、スゴイですね。罪は罪なんだ、というこのラストのショックは凄まじかったです。

「キル・ビルVOL.2」の方が遥かにアクが強いのに、こっちの作品の方が「引きずり度」高し。
見逃してしまった、「ケン・パーク」、こちらも早く観たいです。また”映画番外編”のページににまとめたい気持ちです。


★20 April, 2004

●コリーナ、コリーナ【Corrina, Corrina】 (かなりネタバレですご容赦願いますー)
1994年 /アメリカ /監督・製作・脚本/ジェシー・ネルソン
出演/ティナ・マジョリーノ/ウーピー・ゴールドバーグ/レイ・リオッタ他

これは何気なく深夜にTVで観た映画ですが、観終えて、何ともいえない心地よさがありました。
それ以来、何度観たことでしょう・・・。
これでもか、と押し付けられる感動モノとは全く違います。
こんな普通の良さ、さりげなさがこれほどいい塩梅な作品は稀ではないかと思える、すべての元少女達に贈る、究極のガーリームービーです。

舞台は1950年代(推定)ミッドセンチュリー家具に囲まれた古き良きアメリカ。
母の死を受け入れられない7歳の少女、モリーが、父の雇った家政婦、コリーナ(ウーピー・ゴールドバーグ)によって明るい心を取り戻していく、ウーピー版「家政婦は見た!」。
と言いたい所ですが、あくまでもモリーという小さな女の子の目線で静かに語られていく物語であります。

母を亡くし、ショックで言葉を発することが出来なくなった7歳の少女、モリー。多忙なCM作曲家の父親はモリーの心を解くことが出来ず苦悩の日々。
そしてある日
メイド探しをはじめます。
選抜されたのは黒人のコリーナという女性。ジャズに精通していて(音楽ライターを目指しているが人種の壁がある)独特のユーモアがあり、
気は優しいけど力持ち、という感じのコリーナの魅力にモリーはどんどん引き込まれ次第に心を開いていくのでした。

「千と千尋の神隠し」みたいに有無を言わさずウルっと来るシーン(泣かせようという意図なし)の数々。
珠玉の名シーンが静かに輝いています。往年のジャズミュージシャンによる50〜60年代の音楽がまたいいんですよ。(サントラ文句無し!)

コリーナによって、今まで一生懸命ツッパッて、ガチガチの氷のようだったモリーの心が溶ける瞬間、(言葉を失っていたモリーがやっと声を発する)
ココにはグッと来ましたねぇ。CMでもやってるじゃないですか、子供はスキンシップが大事なんですねぇ、コリーナにぎゅーっと抱っこされてモリーは安心するんです。

コリーナは学校へ行きたがらないモリーを休ませ、社会勉強をさせます。
たとえばコリーナの派遣先の大邸宅で一緒にお掃除したり、合間に屋敷内のでっかいプールでボートに寝転がってみたり。

「雨が降っても文句をいわないで 雨雲は灰色で暗いけど・・・」なんて、素敵な歌詞のジャズナンバー(多分ビリー・ホリデイ)に合わせて、
「エスター・ウィリアムズの気分だわ」とウーピーがうっとりするシーン、
ミュージカルのように二人が踊るシーンが実にステキです。
もう、構図とかすべてがカンペキ!ここは何故だか毎回涙腺に来ます。

モリーがコリーナの実家の妹家族の子供たちと人種の壁も何のその、和気あいあいと遊ぶシーン、協会でゴスペルを歌うシーンも自然でいいです。
普段、ゴスペルのノリについていけない私も、ここでは自然に手を叩きたくなるのが不思議です。
「ニガー」「ホンキー」なんて言葉を分からずに言い合いながらも何でも無かったように仲直りをしてしまう子供達。嫌味がないのです。セサミストリート的です。

音楽という共通の話題を持つ、コリーナとモリーの父との間にもほのかな恋ゴコロが生まれていく、そのへんも見どころです。

そしていよいよラスト、ここはモリーが完全に母の死を乗り越えた成長が垣間見える素晴らしいラストシーンです。
何度観てもここはこみ上げますねぇーー。エンドロールが流れると余韻がどっと押し寄せ、思い出すだけでも「ウッ」と来ちゃいます。
そして、私の好きな「明日への活力」がジワッと湧いてくるのでした。

チルアウトに是非、何も考えずにボンヤリ観ていただきたい作品です。

モリー役のティナ・マジョリーノ!(↓画像)知らず知らずに、他の映画も見ていたのですが、おっとりとした実に子供らしい女の子。この子の屈託のない表情が映画のすべてですね!
ほっぺをプニプニしたくなります。
父役の、レイ・リオッタ、悪役しか見たことなかったけど、コミカルな部分がとてもうまい役者さんでした。
そして、ウーピーさんは芸達者ですねぇ、でもってカッコイイ。「カラー・パープル」での演技も良かったけど、子供の扱いはプロ!演技超えていました。

そして、監督のジェシー・ネルソン、最新作の「アイ・アム・サム」よりもやっぱりこっちです。
舞台女優さんと知って頷けました、セットや衣装などのトータル的なセンスが良く、セリフの細やかな心理描写、女性ならではの細やかさが映画全体を包んでいます。



☆05 December, 2003

●the brown bunny●
2003年/アメリカ/製作・監督・脚本撮影・監督・編集・美術/ヴィンセント・ギャロ/音楽/ジェフ・アレクサンダー、ジャクソン・C・フランク他
出演/ヴィンセント・ギャロ/クロエ・セヴィニー/シェリル・ディーグ他

お客さまのリン人さんとご一緒してきました。やっぱり終わってから延々語りました〜。
平日だというのに、結構な混み様のシネマライズ。
その昔、レオス・カラックス監督が来日して以来?!といったら大袈裟かもしれませんが、あの当時の異様な熱気を思い出しました。
(実は私、カラックスさんにもサインを頂き・・・とことんミーハーですね(苦笑)。
H・コリンの「ジュリアン」上映時なんて、かなり閑散としてましたからね・・・。あれはトホホでしたが。
そんな風に、この映画館って衝撃の問題作多いですから、当たるか当たらないかの落差が激しそうですね。
今回は男性が多く、お洒落さん、ギャロになりきりボーイ、沢山居ましたヨォ。(くたびれた皮ジャンにモサモサの髪・・・見るからに崇拝者風の)

ウーン、唸るしかない、イイともワルいとも言えません。
自分の率直な気持ちを書くとしたら、、、やっぱり究極のナルシスト映画です。超ナル男ほど、ピッタリはまって泣いちゃうんだろうなぁ。
ギャロってなんじゃらほい、こんなナルシストはモリッシー以来(顔も何だか似てる)ですよ。だから、女性はやっぱり理解しがたい作品なんじゃないかなぁと・・・。
ストーリーにしても、予備知識とか批評を読みすぎていたからかイメージが出来上がっていて、その通りという感じで先が読めてしまって。。。
もっともストーリーなんて、さほど意味を持たないのかもしれませんが。

主人公のバド(ギャロ)は最愛のデイジー(クロエ)を失い、悲しみの旅を続けながら、ゆきずりの女性に慰めを得るんですが、ホントにその場凌ぎで、ポイポイとゴミのようにほったらかして行くんです。
で、最後はとうとう夢枕?!に亡きデイジーが現れ、、、問題の○○○・・シーンが濃厚に行われるのでした。

断片的には、自分の好きなロードムービーの心地好さがあり、白昼夢のような白っぽい映像も現実と隔絶しているように感じ、
これも不思議と心地好く、(特にバイクのシーン)映画として写すにはあまりにも退屈で展望の無い風景なども逆に心に響くんですよねぇ。
(なので売っていたポストカードセットは買っちゃいました)

そして、歌詞と共にグッと来る60〜70年代の渋めの音楽群も、(特にGORDON LIGHTFOOT/BEAUTIFUL にはウルウルでした)
淋しげにハイウェイを覆っていて、美しいノスタルジーと哀しみを乗せた時間の流れを風のようにすんなりと感じられるんです。

ゆきずりの中年女性とのシーンなんかは、今年観たキェシロフスキの「終わりなし」の未亡人と若い男とのゆきずりシーンを思い出すほど秀逸でした。

あとカサヴェテスの映画の雰囲気も、、、なんて。(ギャロ氏はカサヴェテス云々と言うと怒るとかってパンフにありましたが)

だから、センスは抜群で、イイナァと思える部分は沢山あったのですが、私自身は、偉そーに、正直な事言っちゃえば、どうもイマひとつ「浅い」気がしちゃって、
意図的に感動させようと仕向けているように感じられる部分もあり、どっちつかずな印象を受けちゃったんです。
ここはご一緒したリン人さんとも意見が合ったんですが。
バッファローみたいに、観客を笑わせ、ホロっとさせ、驚かせ(今回のも勿論、違う意味で驚かせる部分がありましたけど)って展開じゃないし、
極私的すぎで、物凄く観客の事考えてない映画なんです(笑)。
「お金払って観てるのに、こっちは」と思うとフクザツです(苦笑)。

バドを裏切ったデイジー、でも肝心な所で救えなかったバド。
可愛さあまって憎さ100倍、愛と憎しみ表裏一体、これは分かるんですよ、
好きな人ほど憎らしいというその気持ち(笑)。
その複雑な心情に打ちひしがれながらもデイジーに懇願するギャロの演技は、まるで赤ちゃんがえりしたかのようでした。
あれは成人の男性の本音!?あんなマネしたくても、ギャロ以外の「普通の人」には出来ないでしょうねぇ。

それにしてもクロエは潔いですね。私のような一映画ファンは、彼女の事を映画を通してしか分からないけれど、
いつも彼女には天使のよーな浮遊感と純心さ、そして独自性を感じます。抜群のファッションセンス(それもさりげなーくてウマイ)だけじゃなくて、
他の女優さんには無いものがあります、性別を超えてカッコイイ子ですね。何よりも媚びてない感じがいいです。
後から知った情報では、問題のシーンのお陰で事務所移籍になったとか。イメージ崩れちゃったのかな?
ジャームッシュの作品等、何本か公開されるようなので、是非観たいです。
反対に、ギャロさんにはちょっと萎えムード。
もうこれ以上オ○○○映画は作らないで欲しい(笑)。多分これ以上の物はもう出来ないでしょうけどね・・・。

なんて、町田康氏も柳下毅一郎氏も絶賛?しているのにナァ。

鑑賞後、男性の意見をいくつか聞いてみたんですが(未見の人)男性にはどーも分かる部分があるみたいですねぇ。
もし、こんな私の呟きに興味を持ってくれた方がいましたら、どうぞこの映画を観てください、決してオススメってわけじゃありませんが、何かを感じる事は確か・・・です。


☆04, November 2003

【芽衣子さんファンのお客様が一番多い、我がサイトでも暫く話題がつきなかったKILL BILL

11/4 レディースデイにて「KILL BILL」拝見。オープニングから度肝抜かれ。BBSでブースカ書いてたのをの撤回をします(苦笑)。ユマちゃん、私が男だったら惚れるゼィ(爆)。ん?それとも女が惚れるのかしら?
なんか男性陣にはルーシー・リュー人気ですねぇ。私の周囲だと、私以上に何でもアリの父が観た位なんですが(笑)。父なんかは任侠といえば藤純子さん!と思ってるんで、年配の映画好きの方々(ひとくくりにするのも何ですが)にはどう映ったんでしょうかねぇ?
容赦ない「復讐」の中に「哀愁」がほのかに漂ってて、良い作品でした。スケバンテイスト好き、個人的には女性にお勧めしたいと私は思います。
香港クンフー映画の元ネタ等が分からない私でも「こう観なきゃいけない」みたいな薀蓄を超えて?違う面で楽しんじゃいました。

サントラでは「だーれのせいでもありゃしないィー」ってあの尾藤イサオさんのカヴァーの方が私には馴染み深い、「悲しき願い」、あれが頭ん中グルグルです(笑)。あと、お客様のえまーそん・松さんから教えて頂いた、NEU!が使われてる部分、聞き逃したのでDVDでチェックしまぁす!

11/19 いやいや、KILL BILL2回目行ってきました。
今回もシネコンだったので、おビールとおつまみ片手にほろ酔い気分で鑑賞したのが功を奏して?楽しさ倍増でした(笑)。
ロビーにて、すでに飲んでいたからか、本編が上映開始された頃には酔いがまわってきて、瀕死のユマと、「バンバン〜」って
、あの恋に破れた切ないメロディと歌詞が頭にガーッと入ってきちゃいました。前回よりも身に染みました(笑)。
この導入部分、たまらないですねぇ〜。
ロゴとかもいちいちカッコイイし、切り貼りのカオス漂うオープニング!
あぁ〜っ、イイッ!って心底思いました。
改めて思うのはタランティーノはオープニングとエンディングに命かけてますよね。
ナンダカンダと他の作品も観てしまった私ですが(でも「ジャッキー〜」以外は思い入れが無く、殆ど覚えてないんです(苦笑)。またそのへんを見直したくなってきました。あと何故だか、パム・グリアの「女記者 フライデー」もまた観たくなってきたり・・・なんでしょうねぇ。

それから、今回は何故だか途中でウルっと来ましたねぇ、これもビールの影響か?ユマの「私の赤ちゃん・・・」って女優根性むき出しの演技の所とルーシーの生い立ちのアニメの部分では素晴らしすぎて泣きました。だってどちらのシーンも物凄くいいんですもん。
何なんでしょう、感激屋なのか?コーフンすると泣くんですよね、特に泣かなくてもいいトコで。だから映画館行くとハズカシイんです(笑)。

それにしても、映画館でビールってのもオツですねぇ。
以前も試した事があるんですが、かなりツマラナイ映画だったからか、(確か「GO! GO! L..A」)ウトウト眠っちゃったんですけど、今回は面白すぎて相乗効果って感じでした。
あっ、くれぐれもおトイレにはご注意を・・・。



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