◆またしてもドラマのページを追加です(笑)。
80年代映画のページも作ってしまいましたが、やはりこの時代のドラマの世界にも取り上げたくなる独特の魅力があるんですよね。


2008-03-18

 「あなたに似た人」 ( 1987年10月 / NTV / 火曜サスペンス劇場 / 崔 洋一監督 )

先日、久々にファミリー劇場をチェックしていましたら崔洋一監督の80年代・火サスを発見。
しかも、出演者が私にとってツボな方々なのも嬉しかったのですが、
わざわざ放送するだけあり、予想を上回る面白さだった為記念に感想を書いておきたくなりました。
今月は他にも桃井かおりさんのサスペンス等(「遺書を送った女」)
昔のドラマが色々放送されてますね!
リピート放送しているので見逃した方は是非。

 (簡単なあらすじ)

山崎努さん扮するさえない中年オヤジ、皆川が自分にクリソツな商社の社長に間違えられ事件に巻き込まれてしまう・・・・。ハードボイルドかつ、若干ドタバタコメディ調の2時間ドラマ。

 (私なりの見どころ解説)

山崎さんが、ボヘミアーンな (偶然にも2008年のファッションキーワード?) 野球おたくのグウタラ亭主を演じ、(衣装:野球帽+アロハに短パン(笑)そっくりさんの会社社長との二役を演じ分けるというのが最大の見どころです。
ファンにはもってこいの作品ですね。これは見逃せません。
コミカルで、無職のどーしょーもないダメダメ親父、家庭では甲斐性も無くお荷物状態、(子供達にも見放され)
これも居そうなキャラに見え、(カラオケで「巨人の星」を唄うのや、野球のシーンも絶妙です!)
一方で、社長役の威圧的なごついキャラも 「ザ・商社」 みたいで山崎さんの360℃ランドスケープ状態といった所でしょうか?山崎さんの演技力を堪能できます。演じているご本人も演じ甲斐があったのでは?!
50代前半の頃なので黄昏加減と三枚目キャラがいい感じです。

この作品はシリアスドラマというよりは、軽妙なタッチで描かれていたので気楽に観られて楽しかったです。
このところ、昔の作品を観る際、年代当てクイズをするのが一人遊びとして楽しくなってるんですヨ(苦笑)。
ナンなんでしょうねぇー、ヒマですよねぇ〜。

それにしても80年代のダサめの髪型や服装は一目でわかります(笑)。
(山崎さん自体はあまり変化していないので他の役者さんをみてると判断できる)
80年代後半にいくほど混沌としてきて、内容以前にカルチャーを見てるのが楽しくなってきました。
この作品では舞台が今は無き向ヶ丘遊園だというのも懐かしさがこみあげるんですよー。

若かりし広田レオナさんが出ているのもポイントです。
(80’sなニーソックスにミニスカ履いてかなりセクシー路線)
蜷川有紀さんもこの時代の雰囲気にピッタリでした。

崔監督の作品は好き結構観てる方なのですが、(ハードボイルド面が好み)
人間臭すぎる所とか現実味がありありで、ジメッとしているのがちょっと苦手な部分でもありまして、
この作品でもとことんリアリティ追求してる感が漂っていたのが特徴的でした。
「友よ、静かに瞑れ」 も同様そういう部分があまり好きでは無かった・・・)
でも逆にその辺が魅力で結果的に面白かったりもするんですが。

泉ピン子さんの疲れた妻って感じのキャラも現実味ありましたし、
ご近所役に(子持ちの主婦)芹明香さんの姿もレアでした。実の所、オーラがなくて(おばさんパーマ風)エンドロールまで気付かなかったんですが・・・(汗)。
出番は2回程ですがファンには見逃せませんよね!

結論としては、芹さん、広田さん、山崎さん、崔さんファンにはお薦めできるドラマです。

2008-03-18




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