茅ヶ崎甚句
茅ヶ崎熱血情報 写真家 高橋昭和
熱血カメラマンへのメールです

 茅ヶ崎甚句は江戸時代、若い衆の粋のよさを示す遊び歌であった。
茅ヶ崎独特の旋律に民謡、歌曲を歌いこんで、即興的にアレンジした。
禊祭(みそぎのまち)が近ずくと、新町の藤川屋(仕立て屋)は、半纏(はんてん)
を店頭に掛けておく。そこへほとんど毎晩のように、稲岡栄さん、吉野さんたちは
地回りになっていて、襦袢は半纏はと、押しかけて甚句をうなる。藤川屋のすぐ
前が天又という料理屋で、女中が始終3〜4人いて、甚句に興味を示す。女を酔
わせる男歌だ。それが楽しみで新町へ行く。茅ヶ崎甚句は茅ヶ崎一円で発祥した。
茅ヶ崎甚句は茅ヶ崎だけに残る文化だ。 須賀甚句相模甚句(さがみじんく)は
茅ヶ崎甚句をまねた新たな甚句だ。
 さて、甚句の別格名人は南湖の加藤力(つとむ)さんだ。美声と間合いのの良さ。
そして三橋誠さん、飯田久仁一さん 、矢畑の竹之内豊一さん、円蔵の吉野一三
さん、英雄
さん、矢畑の田代寿一さん、柳島の青木靖行さん内藤詮安さん
たちは茅ヶ崎甚句の横綱だ。
十間坂の小島弘さんは、甚句の研究・発掘に余念がない 自らも考案する力量新
たな即興甚句が人気を呼んでいる。

 
♪セエー私しゃ茅ヶ崎荒波育ち 波も荒けりゃ気も荒い
♪セエー茅ヶ崎名物茅ヶ崎名物 左富士 
     上り下りの東海道 松の緑と吹く風は
     昔も今も変わらねど 富士の高根と男伊達
     相模おのこの晴れ姿
♪セエー好いた お方と 添いたいために
     1で相州一ノ宮
     2で日光の東照宮
     3で讃岐の金毘羅さん
     4又 信濃の善光寺さん
     5つ出雲の大社
     6つ村々鎮守さま
     7つ成田のお不動さん
     8つ八幡の八幡さん
     9つ高野の弘法さん
    10で東京の名高い招魂社
       これだけ神願掛けたのに 好いたお方と
       添えぬなら 神や仏は要らぬもの
        ※これは おもなものです。
          
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