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芝居小屋で女形役者を仕置した巳代松は、その直後、捕り方に囲まれ捕まってしまう。
巳代松捕縛の一報に騒然となる仕置人達。
動揺するおていの様子から、巳代松とおていが出来ていたことが判明し一堂を驚かせる。
また、主水の報告で巳代松の罪状が「盗人」であることを知り、鉄達はこの件には何か必ず裏があると確信する。
寅の会では、突然虎が「寅の会」の解散を告げる。
しかしこのシステムの存続を主張する“外道”仕置人辰蔵(佐藤慶)は自らが元締となった「辰の会」の結成を宣言する。
仕置の手際の良さで一目置かれていた鉄グループは「入会すれば巳代松を助け出せる」と、「辰の会」への入会を勧められるが、虎が最後のけじめを着けるまでは、とその誘いを断わるのだった。
番屋では、辰蔵の仲間、同心諸岡(清水[糸宏]治)が、巳代松に「三人目の仕置人(=主水)」の正体を吐かせようと激しい拷問を加え続けていた。
そして虎は、辰蔵の差し向けた、裏切り者の吉蔵達によって自宅(裏長屋)地下室の位牌部屋で襲撃を受ける。
今際の際に駆け付けた鉄に「外道を頼む」と、虎は「寅の会」最後の仕置依頼をするのであった。
「おれにはまだ打つ手がある…」
と単身辰蔵のもとに乗り込んだ鉄だったが、縄をかけられ、商売道具の右手を炉で焼かれてしまう。
正八の叫びのような知らせを受け、ついに切り札主水が始動するのである。
「そう、あんたの思った通りだよ、諸岡さん」
鉄の選んだ死場所。
巳代松のセカンドライフ。
それぞれが違う明日を迎える。
闇の世界の激動も、夜が明ければ町は今日も何一つ変らない日常…その中に薄ぼんやりと、やはり相も変らぬ主水の姿が見える。
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