7.濃度
本当は別の事を書くつもりでいたのに、第3シーズンを見たら、これを書かないと気が済まなくなってしまった。とにかく一人残らず濃い!
はい、分かってます。大五郎はあくまでも三才児。一年のインターバルを経て足掛け四年という長丁場。泣いても喚いても子供は成長していってしまうのです。という訳で、大五郎役が西川君から佐藤君にバトンタッチです。
分かっちゃいるけど、新大五郎よ。君はちと濃すぎはしまいか?!
他の誰よりも濃い眉と、かなり頭の大きいお地蔵様のような風体で、カクカクと歩く様は、ちゃんよりも逞しく見えるぞ(笑)。
そしてどんな時も微笑を絶やさない(元が笑い顔なのかな?)大五郎は、何となく危険で怪しい。
その泰然自若たる姿が、見方によっては冥府魔道の境地に達した大五郎とも取れるのだが…。今のところの印象ですが、見た目はしっかりしているが、心は童心のままの佐藤大五郎は、表情豊かに思った事を素直に行動する無邪気な明るさがある。
反対に、見た目は子供なのに、心が老成している西川大五郎には、常に上目遣いで、過酷な宿命に耐え忍ぶ幼子の哀愁があった。
あの苦虫を噛み潰したような笑顔が見れなくなるのは、やはり名残惜しいのだ。それでも新大五郎には独特の存在感と面白さがあって、今後どんな進化を遂げていくのか大変期待できるし、楽しみでもあります。
ただ私は、役者交代と共に大五郎の性格も少し変わってしまった気がして、そこが少し残念に思ってしまったところなのです。まあ、何を言ってみたって、見方は人それぞれです。
二人の子供には何の罪もありませんし、これはこれ、それはそれ。
比べてみたところで何の得にもならないので、四の五の言わずに楽しみましょう。でないと損しますからね。と、言った矢先にすごい映像が!
おやおや鞘香さん。ずいぶん濃くなっちゃって…。
すらりと美しい小川節子の、意表を突く衝撃的な扮装に、度肝を抜かされた第2シーズンの最終回。第3シーズンの回想では何故かワイルドなジャネット八田になっていた。
とにかくこの鞘香、まるでジャングル帰りかと思う程、野性味溢れています。
病がちだった西村晃の烈堂くらいなら拳でぶっ飛ばせるんじゃないかと思える天晴れなマッスルぶり。お手玉剣という、いまいち弱そうなネーミングの必殺剣を操る使い手にはあんまり見えませんね(笑)。こちらは濃いというか悪い。
公方様、江原真二郎と三代目烈堂、佐藤慶のあの目の座り方は半端では無い。
以前にも増して強烈な「悪」を表現してくれそうです。(公方様は誑かされているので本当は悪く無いのかな?)
私は映画を見る時など、この佐藤、江原がつるむと必ず禍々しい事が起ると信じてますので、この二人の今後、とっても楽しみです。さて最後になりました。拝一刀。
この人が濃いのは、今に始まった事ではないので別に驚きもしませんが、何か変わりました。そう、髪型がさっぱりとしました。現在やってる欣也さんの頭にちょっと似てますかね。
ん〜私は、前までのボサボサの茶ばんだリーゼントヘアーの方が好きだったな。若く見えるし、苦労人って感じがして良かったのでちょっと残念。メイクも落ち着いて、見た目は予想外に薄くなった一刀。
しかし中身はやっぱり濃かった。
錦之介もついに胸中を掴んだのか?!言う事成す事、中途半端な部分が完全に削ぎ落とされたようです。
その目には憂いや迷いが感じられなくなり、見つめられただけで斬られるような怖さがあります。
賞金首となり、息つく暇も無く狙われる一刀。
降り掛かる火の粉は払わねばならぬ…。
ということで、立ち回りの迫力も増している気がします。スタアプロダクション隆盛期。
オープニングのテロップに「中村プロダクション」の文字が加わりました。
役者としてだけでなく社長として気合いの入り方もひとしおの錦之介さんの男の仕事をじっくり堪能しましょう。('03.9)
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