
数社に絞り込み、概要設計を依頼する
1.数社に絞り込む
工法が決定し、いい感じの営業マンも見つかったら、概要設計を依頼する事になります。何社に依頼するかが問題ですが、少なくては比較する事が難しいし、多すぎると労力が大変です。私の経験では3社か、せいぜい4社が限度だと思います。私は4社に概要設計を依頼しましたが、4社でも毎土曜・日曜ごとに打合せが続く状態で精根尽き果てるという感じです。
各社に当方の希望を同じように説明し、どんな間取り設計図を持って来るか楽しみでもあり、大変でもあります。
私の場合1社に決定するまでに、各社に5〜7回設計図を作ってもらいました。
(1) 当然ながら各社に同様に当方の希望を言う。
(2) それがどう図面に生きて来るかが設計者と営業の力の見せ所
(3) 打合せ内容を複写の用紙にメモし、施主・設計・営業が同じ内容のメモを持つようにする会社は信用がおける。
後で言った言わないの無用な摩擦を避ける事ができるし、当方もいろいろ言っているうちに、詳細部分で何を言った
か忘れる事もある。
(4)
逆にただ聞いているだけでメモもとらない会社は要注意。次回の設計図に当方の要望が半分も反映されず、設計図
ができてきて、また同じ事を言わなければならず、時間の無駄。ここでも会社の姿勢や実力の一部がわかる。
(5)
依頼事項にタイムリーに反応するか否かも大切な判断基準。最前線の営業部門が、もしタイムリーに反応しない会
社は、後々施工部門にいろいろ依頼しても、もっと反応が遅いであろう事が予想される。
(6)
打合せもそこそこに間取り図を出したがる会社は要注意。間取り図が出ると素人の我々はどうしてもそれに引き込
まれて、大事な工法・躯体や断熱材の材質等を忘れがち。営業はそれを狙って他社を出し抜いて契約しようとして
いる可能性もある。
2.数社に概要設計を依頼する
(1)土地の測量と地盤調査をする
概要設計に入るためには土地の形状を詳細に測量する事と、土地の強さを調べる必要があります。ただし測量と地盤
調査は有料の場合が多いので、信頼のおける1社に依頼し、そのデータをコピーして他の会社に渡すと費用節約にな
ります。ただし前提として@依頼する会社から結果のデータを他社にも提出するという事を事前に了解を得ておくこ
とA測量と調査を依頼しない会社には、他社の結果でもOKという承諾を得ておくことB中には無料で測量・調査を
しますという会社もあるが、データを他社に出すのはダメと言われたり、逆に他社の測量や調査結果では責任を持て
ないので自社のデータでないとダメという会社もあるので要注意C測量・調査の費用はおおむね3万円〜5万円とい
うところでしょうか。
(2)概要設計を依頼する
測量が済めば、その土地の建ぺい率、容積率、都市計画区域区分、用途地域区分、防火地域区分、高度地区区分に
注意しながら、ハウスメーカーの営業並びに一級建築士等と概要設計をするための打合せに入ります。当方の希望と
プロとしての建築士の意見を調整しながら概要(基本)設計を確定します。同じ希望を言っても会社によって出来上が
りの図面はかなり違ってきます。
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