付けて良かった設備・失敗した設備
設計段階ではいろいろ考えても、住んでみて初めてわかる事も多いものです。このページでは、私の体験から「付けて良かった」「もうひとつだった」という経験を説明します。
【付けて良かった設備】
付けてよかった設備の筆頭は、文句なく「高気密・高断熱仕様」と「除加湿装置付24時間冷暖房空調システム」です。しかし、これは「住んでみての感想」ページで述べているので、ここではそれ以外の付属的設備について述べる事にします。
順番は思いつくままに書いたもので、良い順番ではありません。
(1)内階段と階段の四角い手すり
階段は廊下などに付けず、リビング内に付けました。これによって2階に部屋のある子供達の様子がわかるし会話が増えます。また、友達が来ても1階リビングにいる私たち親に挨拶してから上がる事になります。
階段の手すりは通常では縦に棒が多数入るタイプが多いと思いますが、特に依頼してこんな風に四角い箱が重なったタイプにしました。ちょっと小物を置くと感じがいいです。我家では、7人の小人を置いています。
(2)移動体感知センサー付明るさセンサー付防雨型外灯(コイズミ防雨型白熱灯ブラケットAUE345153)
矢印部分がそうです。昼は点灯しませんが、夜になって、ある程度暗くなった段階で、センサーの感知エリアに移動物体が入ると点灯します。当然センサーの感知エリアは調整できます。また、どの位の暗さから点灯させるか、点灯時間をどの位にするかを調整できます。夜のバック車庫入れなどに大変便利であるだけではなく、防犯に大変有効と思います。
(3)小屋裏収納室折りたたみ階段連動型蛍光灯スイッチ
写真は小屋裏への階段をおろしたところ。矢印部分に階段に連動型のスイッチがあり、蛍光灯そのものをONにしておけば、階段をおろしたら点灯し、階段を上げたら消灯します。
通常は小屋裏内に普通のスイッチがある事が多いようですが、それだと階段を登りスイッチの位置にたどりつくまでに暗く、また、階段を上げてしまえば中の点灯状態がわからないため消し忘れて、つけっ放しという事があるようです。
(4)脱衣場(洗面所)に設置した下着を入れるフレキシブル棚

風呂上り、脱衣場に洗濯された下着があるのは大変便利です。写真ではわかりにくいですが、斜めの壁とドアのデッドスペースに棚の高さを自由に変えられる棚を作りました。家族個々に1段ずつ自分の棚を持ち、下着を入れておきます。人目につけたくない際は右の写真のように目隠しを下げておけばOK。
(5)脱衣場(洗面所)に設置した「ホスクリーン」
天井から下がっている、棒に丸い輪が付いた不思議な物は、商品名を「ホスクリーン」といいます。つまりは室内物干し。この輪の部分に物干しをぶら下げても可。輪の部分に物干し竿を通して、物干しをかけても可。棒の部分が伸び縮みするので、高い位置にも低い位置にもセットできます。乾燥したら棒の部分ごと天井から外す事もでき、見栄えが悪くなりません。
(6)屋外ベランダ下の物干し
こちらは、上記「ホスクリーン」の屋外版。やはり取り外す事ができるので、普段は取り外しておき、使用する時に取り付けます。1個でも使えますが、2個設置する事で、物干し竿を通す事が可能になります。
(7)トイレ壁半埋め込み型物入れ(TOTOトイレキャビネット)
上部にトイレットペーパーが2個セットでき、扉の中にはトイレブラシや洗剤等を入れるスペースがある便利で上品なキャビネット。
半分壁に埋め込んでしまえば出っ張りはあまりなく、しかし11cm程度の奥行きがあるので、いろいろな物を目立たず置く事ができます。
最上部は棚になっているので小物が置けます。なお、今どき、暖房便座と温水シャワートイレ(TOTOではウォシュレット)は「つけて便利」というよりは必須でしょう。
(8)屋外水栓と屋外コンセント
屋外水栓と屋外コンセントを庭・車庫側に設置しました。
水栓は庭に水をまいたり洗車するのに必須。
コンセントも自家用車の車内の掃除機による掃除や、庭でのバーベキューの際のホットプレートの電源その他に何かと便利。1カ所で十分とは思いますが。もし、クリスマス時期に庭の木をイルミネーションで飾る計画なら、その近くにも屋外コンセントは必要でしょう。
(9)天窓
我家の2階廊下部分は部屋に囲まれて窓がない。そこで天窓を設置する事で、天気のいい日は写真のような明るさを確保。大変気持ちがいい。
昼間の照明は不要です。ただし天窓は熱の出入りが激しくなるので、高気密・高断熱仕様でない住宅では、冷暖房の大敵となりますから要注意。
我が家では高気密・高断熱対応のベルックス社製を採用。
(10)階段下部分の物入れ

写真左は閉めた場合。右はキャスター付の物入れを引き出した場合。階段下は結構奥行きがあり、奥の物を取り出すのが大変。ついてはキャスター付の物入れにして奥の物を楽に取り出せるようにしました。右の扉は、やはり物入れで、掃除機など少し背の高い物を入れています。
(11)出窓を利用したバソコン・コーナー
出窓というよりは、躯体そのものを張り出して、そこに1枚板のカウンターを設置。電源や電話回線・CATVの取り込み口・LAN配線出入り口などを集中させ、パソコン・電話・FAXコーナーにしました。
カウンターは幅145cm、奥行き50cm取る事ができたので、特に左右幅に余裕があり、普通の机に置くより便利と思います。奥行きが不足している為パソコン本体(デスクトップ型)やプリンターはカウンター下の床上に置き、モニターは多少高額でも思い切って液晶ディスプレーにしました。見た目にも上品で正解でした。なお、夜間の作業に際しては部屋全体の照明の他に、写真右壁にもあるように、手元を照らす可動式照明も必須。
(12)対面キッチンのテーブル側の小物入れ
対面キッチンのシンクと反対側に写真のような作り付けの物入れを施工しました。下半分には扉を付け、テーブルを動かさずに扉が開けられる高さにしました。奥行きわずか20cm弱ですが、食器類などは結構入ります。上半分は小物入れですが、便利なので皆いろいろな物を置くため、常に整理整頓しないと雑然としてしまう面はありますが、便利な事は間違いないようです。
(13)シンク側の小物入れと伸びるタイプの混合水栓

上記(12)の裏側、シンク側にも小物入れを作り、砂糖・塩・調味料などを入れています。調理台がスッキリ片付いていいようです。また水栓には洗髪用に使うような伸びるタイプを使用。写真のような使い方の他、シンクの隅々まで水をかけて洗う場合など、すごく便利でお薦めです。
(14)ソフトダウンウォールキャビネット(松下電器産業)

対面キッチンのシンク上のウォールキャビネットの一つに「ソフトダウン棚」を付けました。写真のように床から約170cmの高さにある取っ手部が約120cmの高さまで降りてきます。しかも棚に物をかなり詰め込んだ状態でも、親指と人差し指だけで上げ下ろしできる位の軽さ。何も付けない棚の場合と比べて棚の大きさが上下左右少しずつ狭くなりますが、便利です。
(15)食器洗い乾燥機(松下電器産業 NP−U45B2P1)
ビルトインタイプの食洗機。家内にとっては一番のプレゼントになったようです。
当初心配した洗い残しなどは全くなし。乾燥後は手洗いよりきれいな感じでピカピカツルツルに仕上がります。「標準」モードのほかに「念入り」「さっと」「予洗のみ」「乾燥のみ」のモードが選択できます。この型番では、家族5人程度の食器量が適切なようです。使用する水の量も手洗いの3分の1程度とか。我が家では「さっと」モード中心ですが、洗い上がりは十分です。今ではほぼ毎日使用しており、なくてはならない電化製品になっています。家内がグッスリ眠った後に、食洗機がキッチリ食器洗いを済ませてくれます。
写真のように横(手前)から食器を入れるタイプの他に、上から入れるタイプもあります。一長一短でしょうが、上から入れるタイプは調理台に段差ができたり、食器の出し入れがしにくかったりします。横(手前)に開くスペースがある場合は、写真のように引き出して食器を入れられる横開きタイプをお薦めします。
「標準」モードで約1時間程度で乾燥まで済みます。多少騒音がありますが、仮に眠る時間であっても睡眠の妨害になるという程ではありません。
(16)ウォークイン・クローゼットと言うか、いわゆる納戸

4畳の納戸を玄関のすぐ近くに作りました。写真左のように、一見普通の部屋のように見えるドアから入ると、そこが納戸。会社から帰ったら、リビングに入る前にここで着替え。納戸というと夏暑く冬寒いというイメージですが、高気密高断熱24時間換気システムの我家では、リビングと同じ温度。高さを自由に調節できる棚も便利。また、スキーやゴルフバッグなどの長物も、ここに入れます。壁側にズラッと並んだのは嫁入り道具の箪笥3竿。結婚して初めて、やっと3竿横に並びました。
(17)点灯確認窓付トイレドア
ドアの上部に丸い窓が付いていて、中の白熱灯が付いているか(中に人が入っているか)否か確認できて便利です。
(18)雨戸(付けなかった設備)
悩んだ結果、雨戸は付けませんでした。防犯・防災・朝の陽の差し込み、いろいろ考え、設計士とも打ち合わせましたが、全部の窓・サッシが二重ガラスである事と、現代の状況では雨戸の意味はほとんどないという結論に達しました。費用節約の意味もあります。従って夜は写真のように全ての窓から明かりが漏れる夜景に。花壇に設置した明るさセンサー付埋め込みポール型外灯と相まって、結構ほのぼのとした風景をかもし出していると思います。
【失敗した設備】
(1)塀の汚れ
ご近所に雨だれの後のようなものがはっきり目立つ塀があったので、こうならないようにという事で選んだはずの塀。しかし1年でこのありさま。ガッカリです。掃除を怠っているわけではありません。このキタナイ雨だれの後ようなものは、雨に溶け込む成分や汚れなどが塀にこびりついたもの。洗剤で洗っても取れないのです。雨だれが塀の表面をつたわないように改善する必要があります。全く裏目に出てしまいました。このような状態にならないよう、ご近所の塀を良く見て、ご自分の家に適した塀を選ばれる事をお薦めします。
(2)観音開きの押入れのふすまのタイプ
和室の押入れのふすまは、観音開きタイプにしました。そこまでは良かったのですが、ふすまのタイプを上下に分かれて開くタイプでなく上下一体で開くタイプにしました。ところが写真のように布団が敷いてあると下がひっかかって開きにくい。設計士さんのお勧め通り上下分かれて開くタイプにすればよかった。
一体で開くタイプにしたのは、分かれて開くタイプより価格が安いからですが、寝室をベッドにしなかった我が家では布団の上げ下ろしは毎日のこと。ここでケチッて毎日不便になってしまい失敗しました。
![]()