工法のワンポイントアドバイス

 

 

 

素人がいろいろな本から読み集めて書いた内容ですから建築学上正しくない内容があるかもしれません。詳細に知るには、それぞれを説明した本を読んで下さい。また、この工法が全てというわけでもなく、代表的なものだけを記載しました。

 

 

 

 

長所

短所

木造

木造軸組

@間取りがある程度自由に設計できる

A増改築しやすい

B木は鉄やコンクリートより断熱性が圧倒的に良い

C木は曲げ・引っ張り・圧縮全てにおいて鉄やコンクリートより強い

D加熱による強度の低下は鉄より遅い(10分の連続加熱でも75%を保持)

E木は質感が人に合う

F屋根を先に作るので床や内壁が雨に濡れにくい

@白蟻対策や床下の湿度対策がキチンとできていないと耐久性が悪い

A大工の熟練度によって出来上がりが大きく左右される

B筋かいや切り込みなどの精度や施工によって全体の強度が大きく異なる

木質パネル

@耐震性・遮音性が高い

A間取りの選択の自由度が高い

@材料を金具を使わず接着していくので、高度な技術が必要のため、大工によって出来上がりが左右されやすい

A接着技術が低く接合部が悪いと大きな問題となる

B接着剤を多用するので接着剤の質によっては人体に影響が出るシックハウスになる可能性を持つ

 

木質ツーバイフォー

@材料の多くを工場で生産するので精度が高い

A工期が短くて済む

B壁・床・屋根を面で構成するので強度が高く地震に強い。

C大工の熟練度による出来上がりの違いが少ない

D木の特長は上記木造と同様

@開口部が木造軸組みや鉄骨に比べて制限される

A密閉度が高くなるため室内の音が他の工法に比べて響く

B屋根を最後に施工するのでキチンと雨じまいしないと材料が濡れて狂いが生じたり、特にグラスウールやロックウール等の断熱材の断熱性能を損なう可能性がある

鉄骨

鉄骨軸組

(軽量鉄骨・重量鉄骨など)

上記木造軸組の柱や梁が鉄骨になったものと考えるとわかりやすい

@材料の多くが工場生産でバラつきが少ない

A耐震性や強度に優れる

 

 

@鉄はどんなに防錆塗装しても長時間経過すると必ず錆び、錆びると強度が急激に落ちる

A熱伝導率が木に比べて大変高いので、どんなに断熱材で囲んでも鉄柱の部分で熱が伝わってしまう(ヒートブリッジ)

B鉄は10分の連続加熱で強度が16%に急激に落ち、木やコンクリートより加熱に弱いといえる

鉄骨ボックスラーメン

 

 

コンクリート系

(鉄筋コンクリート・軽量気泡コンクリートなど)

@耐火性が極めて高い

A耐震性・強度が高い

@木と比べると断熱性に劣る

A見た目が四角い家になりやすい

Bコンクリートは水分を放出しながら固まっていくので、竣工後も室内の湿度が高くなり、結露しやすい

C全体が重くなりやすく、地盤の強度が必要

プレハブ

木質系・鉄骨系・コンクリート系それぞれのプレハブがある。上記のそれぞれの工法であるが、事前に工場で施工した材料を多用する

@基本部分を工場で施工するので現場で施工するものより正確

A工期が早く済む

@上記それぞれと同様

 

【参考1】静岡大学の調査によれば、木製・鉄製・コンクリート製の箱に子ネズミを入れて20日後の生存率を調べたところ、木製88%、鉄製50%未満、コンクリート製7%という結果であった。構造躯体の材料の上に直接寝起きする事はなく、床にはフローリング等を施工するわけであるから、この調査結果がそのまま住宅に適用されるわけではないが、興味深い調査と言える。

【参考2】高気密・高断熱になる工法を検討する場合でも、まず上記の基礎工法をどうするかを決定する必要があります。例えば「ツーバイフォー」と決めたなら、ツーバイフォーで高気密・高断熱を指向しているハウスメーカーの工法を選択します。例えば「ナイス・ハーティ・ホームのR2000仕様」とか、

「三井ホームのダブルシールド工法」とか「松本建工のフレームパネルFP工法」(木造軸組みもあり) とか、「木造軸組み」で行くと決めたなら、

「鐘淵化学工業グループのソーラーサーキット」等々。

 

 

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