マイコレクションータイトル
Part II


《 モンブラン No.24 》


1960年代製造のモンブラン「マイコレクション」は 14金無垢の90番台から始まり、総金張りの80番台、キャップのみ金張りの70番台、そして前回までの10番台。
それぞれの万年筆・ペンシル・ボールペンがあり、全てではないが紹介してきた。

今回から20番台で、これまでの万年筆との違いは、ペン先が18金が14金であり、ボディ中程の透明リングが黄色から青色で、尻軸に金リングが入っていない。

今回のNo.24は、No.14と同じバランスの製品である。
1960年代に製造されたモンブランは全てペン先が柔らかいと思っておられる方が多いようだが、ペン先が18金・14金、また4番系の大きいサイズ2番系の小さいサイズで際立った特徴があるかと言うと、一概には言えない。

Schooner の皆さんに限らず、万年筆好きの方々の多くは腰の柔らかい弾力のあるペン先を好む。
その理由は、使い慣れてくると、無駄な力を入れずに道具を使うことが出来るようになり、力を入れないと柔らかいペン先をうまく使えるようになる。どんな道具でもこれは全ての道具に言えることで、無駄な力を抜いて使えるかが最大のポイント。
慣れていないと万年筆を握る力が強くなり、必然的に筆圧が強くなる。
従って、腰の柔らかいペン先を使うと、EFのペン先がその筆圧で開いてしまい、Mや、ややもするとBではないかという太さで書けてしまう。
更にペン先が開くとポイントの方向へ向かって引っ張っていかれていたインクがボディ方向へ戻り、インク切れを起こす。
筆圧の強い方はペン先の腰の強い、硬いペン先でないと使いこなせないケースが多い為、近年のペン先はメーカーを問わず硬いペン先にするしかない状況と、私は考えている。

このNO,24が造られた1960年代の製品だと現在のペン先に比べ総じて腰が柔らかい。
その柔らかさを受け入れる、使いこなせる人が多かったということであろう。
ただ、60年代のモンブランだからと言って全てが柔らかい訳ではないし、個体差がある。
60年代前半と後半ではその柔らかさが硬くなってきた。
繰り返し申し上げるが、ペン先自体の個体差は大きいのである。
ペン先の柔らかさを求めている皆さん、しっかりと心に刻んでおいてくださいね。

では、モンブランNo.24の画像を。


モンブランNo.24



モンブランNo.24



モンブランNo.24 モンブランNo.24



モンブランNo.24 刻印 モンブランNo.24 刻印 モンブランNo.24 刻印




 製品仕様 
キャップ・胴軸: 樹脂
クリップ: 金張り
ペン先: 14金
太さ: キャップ:13.5mm 胴軸:12.2mm
長さ: 136.3mm 筆記時:153mm
重さ: 16g
インク吸入量: 1.8CC
ボディの色: 黒・赤・緑・灰



■ 製造年代:  1960〜1969年
■ 最終販売価格: 10,000円 (1975年2月)




モンブランNO.24


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