マイコレクションータイトル
Part II


《 モンブランNo.14 》


今回のマイコレクションは、私にとって『思い出多きモンブランNo.14』。
1960年代に製造されたNo.14は大学時代始めてのアルバイトでいただいた記念すべきお金で「一生モノ」として私が選んだ万年筆である。このことはすでにこのHPで申し上げたことなのだが、始めての方にまた繰り返す。

No.14のキャップチューブが割れてしまい、当時浜松町の世界貿易センタービル内にあったモンブラン日本総代理店ダイヤ産業のサービス部門に修理の為に持ち込んだ。
その時に対応してくれた方(後に同僚となるのだが。)が、
「修理担当者が少なくて困っているんだよね。」と私に言い、その当時前の会社を退職し、7〜8ヶ月間無職だった私は、
「私を雇ってはくれないでしょうかね。」…それから数ヶ月、長い、長〜い数ヶ月。やっと入社の許可がおりた。
嬉しかった。本当に嬉しかった。ホッとした。これで仕事が出来る。

アルバイトとは言え、始めての給料で「一生モノ」として選んだモンブランNo.14。
そのキャップがある時突然割れていた。
「何だ。このヤロー。」
しかし、コノヤローが私の人生を決めてしまった。
あの時、このNo.14のキャップが割れていなかったら…。
モンブランのサービスステーションを直接訪ねていなかったら…。
今私は何をしているのだろうか。別の職人仕事をして幸せに暮らしているのだろうか。

何よりもダイヤ産業、フルハルターの28年間にお目にかかれた多くの方々との「出逢い」は決してなかった。
良かった。本当に良かった。神に感謝である。

では、画像をご覧いただこう。


モンブランNo.14


モンブランNo.14


モンブランNo.14 モンブランNo.14


モンブランNo.14刻印 モンブランNo.14の4色




 製品仕様 
キャップ・胴軸: 樹脂
クリップ: 金張り
ペン先: 18金
太さ: キャップ:13.5mm 胴軸:12.2mm
長さ: 136.3mm 筆記時:153mm
重さ: 16g
インク吸入量: 1.8CC
ボディの色: 黒・赤・緑・灰



■ 製造年代:  1960〜1969年
■ 最終販売価格: 16,000円 (1981年5月)




モンブランNO.14


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