おおさか弁大辞典

最終更新日01/09/10(Mon)


私の血は
母方が鹿児島で間違いないが
父方は愛媛とか山形とかよく分からん

しかし

生まれと育ちは

大阪だ!!

商売人の息子である

松竹新喜劇で涙し
吉本新喜劇で笑った

そこでなにを思ったのか

おおさか弁大辞典を開設〜〜!!

ここにある言葉群はすべて
今まで聞いた大阪弁の意味を
推測するページである

そう!推測であるため
              このページの解説を鵜呑みにしないで欲しい              
当然このページの言語で被害があっても
当方に責任はない!



われちゃ〜すどほんまいやほんましばくぞ〜しぁ〜ないそやけどじぶんでっせなんぎいちびるほたえるへぇかますばばわやなんぼけつかんねんへぇこいてねよほんならどうでもええなにぬかすあめちゃん・うんこちゃんあかん


われ
発音:語頭の場合は「われ〜」/語尾の場合「わ〜れ〜」
発音方法:まず相手の足下を見てからゆっくりと顔まで舐めるように見上げながら発音
意味:「君」「貴方」の意、

使用目的:大阪に於いては相手を驚かす、又は脅す意、しかし多くは後者の方。
実例:「われ〜なにぬかしとるんじゃ〜」「どついたろか、よ〜わ〜れ〜〜」
注意点:大阪地域では喧嘩を売る形になるので平和的解決を望む場合は使用してはならない


ちゃ〜すど
発音:ちゃ〜すど」と「ちゃ」にかなり強いアクセントを付ける。
発音方法:目を見つめながら
意味:「頭を割ってしまうぞ」の意、脅す意味が含まれる「カチ割る+回す=カチ割り回す」を略して「カチまわ〜すど」、「チまわ」が合体して「かちゃ〜すど」に変化、その後「か」を省略
使用目的:意味からして喧嘩を売る場合に使用。
実例:「ちゃ〜すど〜ほんまに〜」
注意点:決して仲の良い大阪人に使用してはならない


ほんま
発音:「ほんま〜」と「ま」を少し伸ばす
発音方法:一般には「かいな」を結合させて「ほんまかいな〜」と発音する人が多い。(類語「イヤホンマ」は別項)
意味:「本当?」疑問符付き
使用目的:この言葉は大阪種の遺伝子に組み込まれているため「本当かい?」を「ホンマかい?」と言ってしまった有名な歴史的事実が存在する
実例:「それほんま?」「ほんまやったんかいなぁ」
注意点:大阪種の検定に使用されるぐらいの言葉なので使用すると有無を言わさず大阪人と判定される


いやほんま
発音:「イヤホンマ」と短く消音気味に
発音方法:なんでもかんでも語尾に付加
意味:「なッ!」と相手に同意を求める意を含むが、同時に自分への納得も含まれる、イヤホンマ。
使用目的:場つなぎ、会話での時間稼ぎ等
実例:「そうおもわんか?いやほんま」「そうやねん、いやほんま」
注意点:頻繁に使用すると無意識の内に使用するようになる。そのため自覚の元で使用すること、イヤホンマ。


しばくぞ〜
発音:「しくぞ〜」と「ば」を強調後「ぞ」を粘っこく。丁寧語は「しばいたろか」
発音方法:「われ」と併用する場合が多い「われ〜しばくぞ〜」等
意味:「メチャクチャにしますよ」の意、一応初めにお伺いを立てているので直ぐにはしない。
使用目的:恐喝、又は存在しない相手への叫びとして使用する場合がある。
実例:「われ〜しばくぞ〜」「しばいたろか、このテレビ」例外>>>>「茶〜しばきにいこか〜」
注意点:お伺いを立てる意味の言葉使いだが、ほぼ即戦闘状態に陥る


しぁ〜ない
発音:しゃぁ〜ない」と「し」と「ぁ」の間に「ゃ」が入る。「しゃぁ」を強く粘って発音
発音方法:「しぁ〜ないな〜ほんまに〜」とかなりダラ〜〜と発音する。
意味:「仕方がない」の意。
使用目的:否定語だが相手への思いやりを含めたい時に使用。発音中に解決策を画策するため、長い粘りの発音になる。
実例:「そんなこと言われてもしゃ〜ないな〜」「しゃ〜ない奴っちゃなぁ〜」
注意点:「しぁ〜ない奴っちゃなぁ」は賛辞と批判の両方に使用されるため、受け手側に観察力が必要。


そやけど
発音:「そけど」と「や」を強調。
発音方法:自分の意見を表現する場合の語頭に付ける。
意味:「そうだけども」の意だが、その後に否定の言葉を続けなくてもよい。
使用目的:「そやけど・・・と思うわ」とか「そやけど・・・きれいなぁ〜」とか「そやけど・・・金ないわ」などあらゆる言葉の前に使用できる。全ての脈絡を断ち切り、自分の意見を白紙状態から言う為に使用。
実例:「そやけど、ちがうでぇ〜」「そやけど、そやけど、そやけど・・・」
注意点:あまりにも使用しやすい為、無自覚(口癖)状況になる


じぶん
発音:「じぶんなぁ」と接続される言葉が強調される
発音方法:大阪特有の指差し確認と同時に発音。自分自身の意は自分に指差し、相手の意は相手に指差す。
意味:「君」「貴方」の意
使用目的:相手に腹を割って喋らせるとき
実例:「なにゆうてるのん、じぶん」「じぶんはどう思てるのん?」
注意点:自分も相手も「じぶん」と表現されるため混乱の原因になる。混乱回避のための区別基準は指先一つになるが、指先に全神経が集中されるため指差し確認を不快に思う人達が多い。


でっせ
発音:「でっ」を強く短く「せ〜〜」を長く
発音方法:「せ」部分にその場の意味を込める
意味:「ですよ」の意。「せ」部分が長ければ長いほど、そこに含まれる意味は深いものになる。主に説得工作に使用。
使用目的:「そうでっせ〜〜」等のように「せ」部分に相手を納得させる為の気を入れる
実例:「なんぎでっせ〜」「そうでっせ〜」
注意点:「せ」部分の気の入れ方により相手にトドメを刺してしまう場合があるため注意が必要


なんぎ
発音:「なんぎ」自体の発音に特異性はない
発音方法:「なんぎななぁ〜」のように「ななぁ〜」「やなぁ〜」等と共に発音
意味:「難儀」「困難」「たいへん」の意。意味自体に違いはないが含まれる意味(相手の境遇等)が標準語よりも多い。
使用目的:困ったときに「なんぎやなぁ〜」を復唱することによりストレスを少なくする
実例:「なんぎなこっちゃなぁ〜」「なんぎでっせ〜」
注意点:困難の大小が声の大きさで決まる


いちびる
発音:いちびる」と「いちび」だけを強調
発音方法:相手をバカにしながら発音する
意味:総して「悪ノリ」、又「ふざける」と「いきがる」が同時に含まれる。対象の言動に対して「無意味」の意を含めた言葉。
使用目的:主に相手を否定したり馬鹿にする時に使用。
実例:「なにをいちびってる」「いちびってどうすんや」
注意点:バカにせず相手をたしなめる時、及び愛情を表す時にも使用するので高度な熟練が必要。その為、大阪人以外が使用するのは勧めない。


ほたえる
発音:「ほたえる」の「たえ」を少し強調
発音方法:「ほたえてからに〜」と「からに〜」の方にすべての感情を込める
意味:「微笑ましく暴れる」主に子供に使用する
使用目的:怒る方が未だ余裕がある場合に使用、余裕がなくなると「じゃかましぃ〜わい!!」と怒鳴り殴る
実例:「なにをほたえてるのん?」「ほたえんと静かにしなさい!」
注意点:大人同士では余り使用しない。


へぇかます
発音:「へぇーー」と「へぇ」の部分を伸ばす
発音方法:「へぇ」でなごまし、「かます」「こく」等を付加しフェイントをかける
意味:「屁」を「咬ます」
使用目的:屁を咬ます訳だから、不快感を与えるときに使用。
実例:もう少しやわらいだ意味で使用する場合は「へぇこいたろか」と表現して脅す。「へぇかましたろか!」にしろ実際にはしない場合が多い。
注意点:かなり下品な表現に取られるため女性は使用しない方が良い。


ばば
発音:ばば」と両方最大強調
発音方法:「ばば・たれる」と「ばば」が独立した存在を強調
意味:「うんこ」「糞」「大便」の意味の為、形容詞的にも使用「根性ばばやなぁ」等
使用目的:便意を催した場合に相手に対して「うんこしたい」よりも急を要す事態が伝わる。相手への形容詞的使用の場合は最低の意味を指す
実例:「ばばしたい」「ばば踏んだ」「あいつ根性ババや!!」
注意点:「ばば」の表現は大阪地方でもかなり強烈な表現の為、上品ぶる場合は使用厳禁


わや
発音:「わ」と「や」を強調
発音方法:「わややなぁ〜」と眉間にしわを寄せながら発音
意味:「ひどい」「メチャクチャ」
使用目的:ひどい状況の印象を強く与える時と与えない時
実例:「わやでっせ〜」「わややなぁ〜」
注意点:あくまでもボヤク目的の為、相手を責める目的より懇願の意が強い


なんぼ
発音:」と「な」と「ぼ」を強調
発音方法:値踏みをする場合は相手の目を見ずに商品を見つめて発音
意味:(1)「幾ら?」主に金銭価値(2)「どれだけ」
使用目的:(1)直接「幾らですか?」と聞くのを躊躇する時に使用。(2)相手への罵声
実例:(1)「これ、なんぼやのん?」(2)「おのれは、なんぼのもんじゃ〜〜!!」
注意点:大阪人は全ての価値基準をまず金に換算する特性がある。「凄いLiveやなぁ〜なんぼかかったんやろ」「凄い芸術品やなぁ〜なんぼすんねんやろ」「素晴らしい映画やったなぁ〜なんぼで作ったんやろ」 その為この感覚が飲み込めない限り使用は避けた方がよい


けつかんねん
発音:ん」と「け」「か」「ね」の3語を強調する。「けつ」が「けッ」に変化する方が一般的なため「けつかる」と発音すると丁寧語になる。
発音方法:吐き捨てるように発音
意味:決して「おケツを借りるねん」の省略形ではない。「〜〜いるんですか!!」といった助動詞であり語頭に動詞が必要。
使用目的:たいてい発音側が激怒している場合に使用するため、相手を蔑み固まらせる為に使用。
実例:「なに言うてけっかんねん!!」又、「なにしてけっかんねん、ドアホ!!」と語尾に「「アホ」の最上級の「ドアホ」を付加する豪華版もある
注意点:発音時の息にすべての毒気が含まれるため、発音している人の側に寄らないようにしなければならない。側に寄ると病気や怪我になる恐れあり。


へぇこいてねよ
発音:へぇ〜〜こいてねよ」と極端に「へぇ」を強調。
発音方法:「は・ひ・ふ・へ・ほ」のリラックス形「ふぁ・ふぃ・ふぅ・ふぇ・ふぉ」の発音練習をすると端麗に表現できる。
意味:直訳すると「屁をして寝る」になるが、大阪人の一般的な「さようなら」の意味。
使用目的:別れに和みを持たせたい時に、自分が家に帰ったときの状況を説明することで自分をさらけ出し相手に安心感を与える。
実例:「家、帰って屁ぇこいて寝よ」「ほな帰って、メシ食うて屁ぇこいて寝よ」
注意点:大阪以外の土地では唖然とされるので、あまり口癖にならない方が好ましい。


ほんなら
発音:んなら」と「ほ」を強調
発音方法:「ほなら」「ほしたら」「ほったら」「ほんで」と活用形が多い。
意味:「そうなら」「そうしたら」「そうならば」の意。単純に「そ」や「そう」や「それ」が、「ほ」の活用形に変化しただけ。
使用目的:大阪人の特徴の省略発音に起因するため、目的に特異性はない。
実例:「ほなら、さいなら」「ほんで、どうするんや?」
注意点:単純な変化のようで実は微妙で複雑な変化な為、大阪に長く生活しないとコツは飲み込めない。また語頭に「あぁ〜」てな感動詞を付加してしまうと「あ〜ほなら」→「あほ」+「なら」となるので注意すること。このニュアンスを分別できるのは大阪人のみ。


どうでもええ
発音:「どうもええ」と若干「で」を強調するが、全体的に「どうでも」を一気に発音し「ええ」で息を抜く。
発音方法:「どうでもええ・がな」「どうでもええ・わ」のように「がな」や「わ」等の助動詞を付加。
意味:直訳すると「どうなってもよい」や「どういう状態でもよい」になるが「成るように成る」や「思うがままに」等の哲学的要素も含まれる大阪弁の中でも希なる知的口語体。
使用目的:「見切り発車」「見込み発車」「責任放棄」「現場放棄」
実例:「ゴチャゴチャ言わんでも、どうでもええがな」「そんなもん、どうでもええわ」
注意点: 多くはその場で考えるのが面倒くさくなった時に使用されるが、使用者には能天気な人と達観者の両極端がいるため観察力が必要。


なにぬかす
発音:「なにぬかす」と「ぬか」を強調する
発音方法:「・・ぬかす・・」と殆ど「ぬか」だけを発音すれば、たいていこの言葉の意は伝わる
意味:「何を言っているんですか」の「言っているんですか」が「ぬかす」に変化したもの
使用目的:相手の全ての主張の否定とそれ以上主張して欲しくない場合に使用。
実例:「なにぬかしとんじゃい(何をぬかしていらっしゃるんですか?)」また別な表現方法に「ほざく」もある「なにをほざいとるんじゃい」etc...
注意点: 全ての否定と黙らせる意味を含むため、この言葉を使用した直後に自分の主張を述べなければ緊迫した沈黙が走る・・・


あめちゃん・うんこちゃん
発音:親しみを表す接尾語の「ちゃん」と同じなので発音に違いはない
発音方法:「あめ+ちゃん」「うんこ+ちゃん」接尾する名詞と同じ強さ(平坦)で発音
意味:何故か口で食する「飴」と排泄物の「うんこ」に愛称接尾語を付加して使用する
使用目的:飴をねだる時/うんこに愛着が湧く時
実例:「その<あめちゃん>ちょうだい」「ちょっと<うんこちゃん>してくるわ」「ウワァ・・うんこちゃん踏んでもうた」
注意点: 修羅場を何度もくぐり抜けてきた恐いオッサンでも「あめちゃん」とか「うんこちゃん」とちょくちょく発音する。そのため、その発音の可愛らしさに惑わされるとエライ目にあうので常に目を見て状況判断出来る注意力が必要。


あかん
発音:・ん」と「あ」「か」を強調。「ん」は、ほぼ消音気味になる。
発音方法:目をムキながら大きな声で。
意味:「駄目だ」「やめて」
使用目的:語意は否定であるが、相手への懇願の意を含む場合には「あかんて」と「て」を付加する。標準語の「駄目だ」よりも緩やかな印象を与えるため何度も言う場面が多発する。
実例:「それあかんて」「あかん言うたやろ」「あかん、あかん」
注意点: 上述のように緩やかな印象のため言われる側はなかなか理解しにくい。そのため語意の強度的段階に於いて最終段階の直前に「強打殴打」が存在するので注意が必要。一般的に強打殴打直後の最終段階の語気は比較的緩やかである。第一段階「あかんて」第二段階「あかん言うてるやろ」第三段階「あかん言うたらあかんのや」第四段階「あかん言うてんのが分からんのか!!」第五段階<強打殴打>最終段階「そやからあかん言うたやろ」