METHOD 曲解説(改訂版)
最終更新日06/11/17(Fri)


METHOD

MIZUNO-METHOD


SUB-1001
SubConscious Label/COMPOZILA
¥3,058(税込定価)
¥2,913(税抜価格)
Total Time=44:23


このAlbumは低予算企画の為TDが3日間しか取れなかった
しかし音源完成には1週間程のTD期間が必要と判明
急きょ!久保氏+小黒氏+アシスタント2名にて
3日間ノン・ストップの突貫TDを敢行!!
途中6時間程の電気系統の休息を入れたものの
上記の4名が2グループに別れ
曲ごとに入れ替わり立ち替わりの3日間ぶっ続けTDが行われる
総合最終決定権を持った水野は
もちろん・つきっきりで・・やりたかったが・・・寝てしまった
すまんのぉ〜〜
NumberComposerTime↓↓
1Clean ManMasatoshi Mizuno3:22詳細
2FilamentMasatoshi Mizuno4:09詳細
3Cyanine BlueMasatoshi Mizuno4:25詳細
4RabbleMasatoshi Mizuno4:30詳細
5Hold-UnitMasatoshi Mizuno6:01詳細
6Bright RainMasatoshi Mizuno&Mitsue5:28詳細
7Brain BombMasatoshi Mizuno4:08詳細
8みみMasatoshi Mizuno5:57詳細
9Twin BassMasatoshi Mizuno4:04詳細
10Dell MeMasatoshi Mizuno&Kubo2:19詳細

♪♪♪♪♪♪
Clean Man
♪♪♪♪♪♪


        !!AutoChord!!        


Auto Cord機能といえば
昔のKorg等にあった機能でして

当時

その機能は奇抜でしたが
音楽表現においては
意外と扱いにくかったんですね

というのも

組んだ音配列が
そのまんま
弾いた鍵盤から始まるものですが

簡単に解説しますと

単音弾いてもCord がなるので
お手軽に重厚感が得られるものの
C△7thならそればっかり

音楽的には聴こえにくいし
妙に耳に付いて
鬱陶しい・・・イヤホンマ

また

Melodyそれぞれの音から始まる
同じVoicingということは
AutoChordそれぞれで転調していることになります

これでは使えませんし
子供が遊んでいるようなもので
METHODでのレベルではダメです

そこで

4声Auto Cordで
Melodyを弾いても
転調しないVoicingとTonalityを考える・・

ここがMETHODですね

イヤホンマ

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♪♪♪♪♪♪
Filament
♪♪♪♪♪♪


        !!Atonality!!        


途中で激しいRhythmと共に
奏でられるMelodyの中に
隠し声が入っていまして


エロっぽい声ですね

発表当初
巷では余りパソコン再生の習慣や
携帯HDプライヤーてな
便利なモノはありませんでした

それゆえ

この声の存在に
気付く人は希だったと思いますが
最近のパソコン再生等では
聴き取りやすくなったようですね



ダハハハッ!!


さて

Melodyは無調性というもので
調性がない調性という枠組みを作ってしまえば
何を奏しようが馴染んでしまうというもの

この曲を聴きつつ

奥様なら家の雑音でも
楽器をたしなむ人なら
適当に弾いてもらっても

合うというのが実感できると思います

後半へのRhythm受け渡しは
16分音符5個で4分音符2つ分になるという
奇妙なRhythm変換を経て構成

とりあえず

この無調性感がMETHODですね

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♪♪♪♪♪♪♪♪
Cyanine Blue
♪♪♪♪♪♪♪♪


        !!映画音楽!!        


昔から映画音楽が好きでして
それも1960〜70年代の
ヨーロッパ映画音楽が好きだったりするものです

だからといって

あの監督のこの作品が好きだ
・・という程の
マニアックさは余りないんですね

実をいいますと

1960年代・・ちょうど
私が小学生の頃に毎日昼の3:00から
同じ映画を月曜日から金曜日まで
ずっと流す・・・

今でいうところの
Cable TVのような構成を持つ
映画番組がありまして

もちろん

白黒時代なんですが
色を自分の感性に委ね
様々な色彩を画面に塗り描きながら
鑑賞する独特な時代でもあります

そういう環境で育ってきた影響もあり
鑑賞側の感性を必要とする芸術性や文化性
・・が妙に好きだったりします

曲間にナレーションやSound Effectが入ると
・・音楽に情景が浮かぶ
何故なのでしょうね?

まぁ

この曲で
Sound Effectと音楽の関係の
面白さを感じてもらえると

METHODですね

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♪♪♪♪♪
Rabble
♪♪♪♪♪


        !!多重Bass!!        


シンセのBassが2本
私のBass が1本
Pianoの低音鍵盤でのユニゾンとで
3つのBass Lineが入り乱れています

HornSectionは打ち込みですが
Liveでもこの状態を再現しました

Liveでのシーケンスとの同期は
昔から様々な手法がありますが

METHODでは

久保氏の指によるTap・tempo入力で
人間の演奏に合わせてもらったんです

これは

CDよりも
Liveを見に来た方々が
感心した手法でして

CDからは
何も分かりませんので
悪しからず

すんまへん

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♪♪♪♪♪♪♪
Hold-Unit
♪♪♪♪♪♪♪


        !!結合 !!        


前半部分のシーケンスは
かなり計算した
フレーズの混合Patternです

が!!

後半はJazzファン懐かしの
Joe Henderson&Kenny Dorham
2管ComboのSound

梅津さんだけではAltoだけになるので
シーケンスでのTrumpetと合奏
見事に2管Soundになりました

この曲のような構成は
通常なら前半と後半を別々にRecして
後で繋げる方法が主流ですが

RecでもLiveでも
まったくこの構成での
1発録り演奏を演っています

それがMETHODたる由縁かも知れまへん

イヤホンマ

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♪♪♪♪♪♪♪♪
Bright Rain
♪♪♪♪♪♪♪♪


        !!変拍子!!        


Theme 前半は4/4で後半は3/4
Voiceが入って7/4で
Adlibが4/4

こういう変拍子を
トゥンバオ&モントゥノ応用Patternの
Rhythmで埋めてしまう

今になって分かりましたが
A.P.J.のディメトラのテーマ部分も
こういう変拍子トゥンバオというRhythmですね

さて

初めのSyn. Soloは
私の打ち込みSoloで
聴き手側には分からない処理ともいえます

聴き手にとっては
誰が演奏していようが
楽曲として面白ければ良いということです

譜面を見るとゾッとするという
変拍子の塊のような曲です

よしなに

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♪♪♪♪♪♪♪
Brain Bomb
♪♪♪♪♪♪♪


        !!ラジオのように!!        


題材としては
ブリジット・フォンテーヌの
「ラジオのように」
がヒントになってます

詩の朗読と
Art Ensemble Chicagoの演奏が
妙にはまっているのが面白いです

昔から

この曲や私が過去にProduceした
早瀬優香子の「水と土」のような怪しい危うさが
時代を越えて評価されることは不思議な感じもします

UndergroundでMETHODが受けている理由も
こういう曲調が要因だったりするのも頷けますし
私の世代にとっても面白い現象です

イヤホンマ

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♪♪♪♪
みみ
♪♪♪♪


        !!水野節!!        


のっけから
イタリア語っぽいScatで朗々と歌う
藤沢氏の声が素晴らしく

「ベ・ベ・ベラ〜〜!!」
のBackで絶叫する久保氏の声は
素晴らしさを通り越し
・・凄まじいです


ダハハハッ!!


格好良い曲とお笑いの曲が
紙一重であることは
音楽ファンには重々知っている事実ですが

なかなか

本Album中でも
私自身が好きな曲だったりしますし
この曲から派生した音楽も少なからずあります

水野節ともいえる
このMelodyLineは
              水野関係各ユニットには必ず提供しているものですね              

楽しんでちょうだい

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♪♪♪♪♪♪♪
Twin Bass
♪♪♪♪♪♪♪


        !!ドンカマ!!        


曲頭から偏執狂的に奏でられる
「ピ・ピ・ピ・ピ」
・・てな音

これは

Recording時に使用される
ドンカマというClick音に等しいものです

演奏家はこういうClickを聴きつつ
Recordingを行っているのですね

左右のSlapping Patternが7/4で鳴り続け
4小節遅れの輪唱
・・という



ダハハハッ!!


理由わからん


その後の
江川ほーじん氏との
Twin Bass Soundの原型になった曲です

シーケンスとは分からないSlapping
・・シーケンスだからこそ可能になるSlapping
・・人間だからこそ意味があるSlapping

古今東西
シーケンスに関しての論議は
様々に展開されていますが

双方の可能性を考えてもらえることが
METHODのMETHODたる
由縁かも知れません

イヤホンマ

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♪♪♪♪♪♪
Dell Me
♪♪♪♪♪♪


        !!混ぜ御飯!!        


シーケンスによる
Rhythmから
BassとVoiceのユニゾン・テーマ

そして

OrchestrationによるEnding

なかなか

混ぜ御飯のようで
METHOD的な構成で好評です

音楽要素の流行

本METHODから
様々な手法を吸収してもらえると
嬉しかったりして

次回作も乞うご期待!!

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