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川上未映子さん\(^o^)/

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作品リスト


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サイト名 URL 内容
川上未映子の純粋悲性批判 http://www.mieko.jp/ 川上未映子さんの公式ブログ。川上未映子さん作成。

作品リスト

No. 作品名 帯の言葉
2000年(平成12年) 上京
2006年(平成18年)
そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります / ヒヨコ舎 2006.12.01
本体1800円+税
ISBN978-4-434-08636-6
装画 野中ユリ
卓抜した言語センス!
第138回芥川賞受賞作家
川上未映子が
怒濤の大阪弁で綴った
日記がここに!

やらなあかんことがあるときに限って人は普段あんまりしないようなことをしたくなるものなんである。たとえば私はこの五時間後に歌詞のタイムリミット、歌詞を持ってスタジオに出掛けてゆかねばならないのだが、どうも靴の汚れなどをというこの一年は思ってみたこともない発案に心は持っていかれてしまい、さっぱりがわや、違う、一切がさっぱりわや、なんである。他には入浴。体内に熱がこもりやすい体質やから風呂にアナタ長時間浸かってると良くないことが起こりますヨって、エドワード鍼灸院のイギリス人医師エドワードに教えてもらう。(本文より)【第2刷の帯より】

そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります / 講談社文庫 2009.11.13
本体524円+税
ISBN978-4-06-276505-3
カバーデザイン 大久保伸子
そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります
みんな生きてる、やあ奇跡。
怒濤の大阪弁で綴る芥川賞作家デビュー随筆集

エッセイ百三十六本収録!

ドーナツとの激しい距離/サボコを救え!/猫パニック/帰京、もしもし絶対者さん/排水溝の神様おりはりますか/芸術御破算/精神よ、黙って体についていって下さい/刺繍狂想曲あははん/午前四時/退屈凌ぎ自慢in人生/謝ってんのに/浮気相手になりたいのですが/っ頭蓋骨!/私はゴッホにゆうたりたい/宮沢賢治、まるい喪失。/絶対体質女子で!/家事、なんて難しいの/私が瓦を、瓦も私を、みていた冬/性の感受地帯、破竹のあはん/大島弓子を読めないで今まで生きてきた/さようならサボコ/砂漠、世田谷、銀河/鰯なのだよ/歯で穴をあける/奇跡っつうぐらいのもんで【第1刷の帯より】
1 夜明け前、いっかい、最高の君の顔 / 「未映子の純粋悲性批判」 2003.08.29
2 ドーナツとの激しい距離 / 「未映子の純粋悲性批判」 2003.08.31
3 キャロルとナンシー / 「未映子の純粋悲性批判」 2003.09.01
4 かろうじて夏の夜の幻想 / 「未映子の純粋悲性批判」 2003.09.04
5 四月、鉛筆をとっきんし忘れる / 「未映子の純粋悲性批判」 2003.09.09
6 猫マーク / 「未映子の純粋悲性批判」 2003.09.10
7 怒れる椅子を粉砕する手間も暇も / 「未映子の純粋悲性批判」 2003.09.20
8 ロシアンルーレットは遊びやないのやで / 「未映子の純粋悲性批判」 2003.10.10
9 サボコを救え! / 「未映子の純粋悲性批判」 2003.10.20
10 牡蠣犬 / 「未映子の純粋悲性批判」 2003.10.27
11 隅田川乱一とランボオが私の経験に遊びに来はる夜 / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.04.02
12 猫パニック / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.04.09
13 だからこの自同律が不快なのかしら / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.05.28
14 帰京、もしもし絶対者さん / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.09.25
15 排水溝の神様おりはりますか / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.10.04
16 そんなことしたら地球を壊す / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.10.05
17 女子部が悲鳴をあげますよ、そら。 / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.10.07
18 子供は誰が作るのんか / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.10.10
19 御予約席 / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.10.17
20 スペースはゼロっつうぐらいのもんで / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.11.09
21 芸術御破算 / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.11.24
22 それから私は巨大な髪の毛を想定する / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.11.26
23 紙くずが綺麗に咲くのだから / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.11.27
24 この味を知る以前には戻れないのだよ / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.11.28
25 精神よ、黙って体についていって下さい / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.11.29
26 布団から出ますのか / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.12.01
27 どないしょもあらへん / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.12.03
28 私らは言葉かもな、おばあちゃん。 / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.12.04
29 蟻と天道虫 / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.12.05
30 紅葉に狩られてみる / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.12.06
31 冷蔵庫を買ってもらうのだ / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.12.07
32 翻訳婚 / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.12.09
33 外へ中への大合唱。 / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.12.10
34 詩までもが / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.12.15
35 刺繍狂想曲あははん / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.12.17
36 午前四時 / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.12.22
37 あほらしやの鐘が鳴り、ます? / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.12.24
38 真ックラ世界の幼児 / 「未映子の純粋悲性批判」 2004.12.30
39 退屈凌ぎ自慢in人生 / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.01.05
40 最高の手紙 / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.01.15
41 謝ってんのに / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.01.16
42 夜と夢想の解除 / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.01.17
43 沈んだどっかの美しい国 / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.01.23
44 快諾 / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.01.24
45 ハロー! 殺気立ってる? / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.01.25
46 浮気相手になりたいのですが / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.02.08
47 っ頭蓋骨! / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.02.20
48 天邪鬼の呪い / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.02.21
49 思い出は君を流れる / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.02.23
50 録音が続いてゆく / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.02.25
51 私も喪服で生きていきたいけれども / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.02.28
52 録音が続いてゆけば / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.03.01
53 録音が続いているのです / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.03.15
54 私はゴッホにゆうたりたい / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.03.27
55 まだまだ録音が続いてゆく / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.04.01
56 馬鹿やからなん? / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.04.03
57 桜ですが / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.04.04
58 あたし金魚、ぼくは馬 / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.04.06
59 一日働いて五千円 / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.04.07
60 中島らも氏の奥様はきらきらとし / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.05.09
61 N.Y.小町という漫画がありましたね / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.05.10
62 録音が静かに収束されてゆく / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.05.12
63 体毛女子 / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.05.21
64 思い出信者 / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.05.26
65 宮沢賢治、まるい喪失。 / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.05.31
66 ああって動く心、あそこの動き / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.06.11
67 倉橋由美子、その死と永劫完成 / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.06.14
68 瞬きに音はないんですか / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.06.19
69 実は東京収録なの / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.07.01
70 すごい励まし / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.07.08
71 絶唱体質女子で! / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.07.13
72 発売をする / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.07.15
73 ピンクで小粒で危険なあの子ら / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.07.18
74 鮭のような子を / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.07.20
75 台風ですが / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.07.26
76 サボコは私のかわいいコ / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.08.08
77 曖昧さが私を渦巻かせて失速 / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.08.24
78 そうではないのですか / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.09.10
79 母校で頭の中と世界の結婚 / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.09.25
80 結ぼれ / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.10.02
81 みんな生きれ / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.10.17
82 フィヨルドを挿入 / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.10.20
83 そのとき、世界におならが足された / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.10.31
84 日常は点々と晴れ、憂鬱をぐさりと刺す / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.11.03
85 人は多分、とても感動するものだ / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.11.06
86 めっさ、なんか、あれ / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.11.15
87 早川義夫は犬だった / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.11.17
88 犬猫屏風と結婚式 / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.11.20
89 すべてが過ぎ去る / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.12.01
90 激しかった / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.12.08
91 お前に敬意を表したものの / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.12.10
92 堂々とすればいいと思う / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.12.12
93 ヒって。 / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.12.13
94 動きと動きの隙間 / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.12.14
95 空き部屋へどうぞどうぞ / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.12.16
96 母親と子供とスプートニクの犬 / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.12.22
97 家事、なんて難しいの / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.12.23
98 ラジオ最終回、みんなありがとう / 「未映子の純粋悲性批判」 2005.12.28
99 頑張れ、いつか死ぬ / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.01.03
100 誰が歌うのでしょうね / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.01.16
101 サラダ記念日の心意気や、よし。 / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.02.03
102 眼の日日 / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.02.13
103 私が瓦を、瓦も私を、みていた冬 / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.02.15
104 春におそわれる / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.02.17
105 性の感受地帯、破竹のあはん / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.02.18
106 たかがサボテン、けれども私のサボコは / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.02.25
107 世界から出て、野中ユリと本の中へ / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.03.01
108 もう少し先の草の説明 / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.03.05
117 大島弓子を読めないで今まで生きてきた / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.03.07
118 サボテン、手首は恐怖でした / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.03.12
109 さようならサボコ / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.03.13
110 愛や平和の爆弾で私はぱっくりと割れ / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.03.24
111 惰眠・午睡・至福 / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.03.29
112 美しい、美しい坂本弘道 / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.04.02
113 私はそれを知れない / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.04.08
114 尻が痒い、それ以上も以下もなく / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.04.14
115 黙って自分の仕事をする用意どん / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.04.17
116 砂漠、世田谷、銀河 / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.04.23
119 ご機嫌さん、ご機嫌さん、つってたら人生がしゅん / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.05.06
120 物語のガッツ / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.05.11
121 鰯なのだよ / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.05.12
122 フラニーとゾーイーやねん / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.05.19
123 一億総記録魔 / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.05.27
124 手紙、青色ト息で気散じ / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.05.30
125 フォントについて、連絡乞う 至急!! / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.06.08
126 量はおのずと質になる / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.06.11
127 墓石が青くなっちゃって / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.06.13
128 送信は無理 蕎麦は食べる / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.06.16
129 黄金の雨の中おしっこを漏らす大人 / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.06.19
130 歯で穴をあける / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.06.25
131 素敵な戸川純 / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.07.08
132 ふた曜日を噛む / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.07.17
133 コーヒーを殺す / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.07.21
134 メロンに転向する日を想う、夏は。 / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.07.30
135 奇跡っつうぐらいのもんで / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.08.04
136 誕生日の夜の内部 / 「未映子の純粋悲性批判」 2006.08.29
2007年(平成19年) 第1回早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞を受賞。
わたくし率 イン 歯ー、または世界 / 講談社 2007.07.27
本体1300円+税
ISBN978-4-06-214213-7
装丁 奥定泰之
わたくし率 イン 歯ー、または世界
祝・芥川賞受賞!
とにかく衝撃の、処女作。
デビューと同時に激しめに絶賛された文筆歌手が魅せまくる、
かくも鮮やかな言葉の奔流! リズムの応酬! 問いの炸裂!
〈わたし〉と〈私〉と〈歯〉をめぐる疾風怒濤のなんやかや!
――「早稲田文学」掲載の第137回芥川賞候補作。

あんたら人間の死亡率。うんぬんにうっわあうっわあびびるまえに人間のわたくし率こそ百パーセントであるこのすごさ! ああ! わたしはいまや、なんでか不快であったわたくし率がなんでか愉快でたまらん気持ちになって来た! ああこれこそ! 正味よ! あんたらは何が何をするんが人生やって思ってんねん、これは大事なことやねん、これがわたしの問題ねん! 夢の中で蝶々になってもそれがいったいどないしたんや、蝶々になろうが何になろうがそれそこにある私はいっこもなんも変わらんままや! わたくし率はなんもかわらん、蝶々がなんやの、私は奥歯や、わたくし率はぱんぱんで奥歯にとじこめられておる!!【第4刷の帯より】

わたくし率 イン 歯ー、または世界 / 講談社文庫 2010.07.15
本体381円+税
ISBN978-4-06-276710-1
カバー装画 青木陵子
カバーデザイン 名久井直子
わたくし率 イン 歯ー、または世界
私は奥歯や、わたくし率はぱんぱんで奥歯にとじこめられておる!!
著者第一小説集
芥川賞候補、坪内逍遙大賞奨励賞

衝撃の処女小説

川上未映子 講談社文庫 好評既刊
そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります
純文学界の気鋭として注目を集める著者は、一体何を感じ、見つめ、考えてきたのか。瑞々しい感性と卓越した表現で綴られた、がむしゃらな日常に湧き起こる喜怒哀楽と問いの数々。共感と驚嘆が詰まった、愛らしくて滑稽で深遠な136本を収録。芥川賞作家のデビュー随筆集、初文庫作品。【第1刷の帯より】
1 わたくし率 イン 歯ー、または世界 / 早稲田文学0 2007.05(第137回芥川龍之介賞候補作)
2 感じる専門家 採用試験 / 早稲田文学 2006.11
2008年(平成20年) 『乳と卵』により、第138回芥川龍之介賞を受賞。
第1回(池田晶子記念)わたくし、つまりNoBody賞を受賞。
先端で、さすわ さされるわ そらええわ / 青土社 2008.01.05
本体1300円+税
ISBN978-4-7917-6389-4
装画 鴻池朋子
新芥川賞作家の
デビュー作にして
マスターピース!!

語り手の少女、あるいは女性が銭湯、部屋、図書館、教室、電話、渋谷、といったそれぞれの場所から物語を思弁を、言葉と言葉にならぬものを渾身で発信します。わたしにとっても大切な一冊になりました。読んでくれはった方にとっても、なんというか、いい一冊になってくれればこれ以上に嬉しいことはありません。
(川上未映子公式ブログ「純粋悲性批判」より)【第4刷の帯より】
1 先端で、さすわ さされるわ そらええわ / ユリイカ 2005.11
2 少女はおしっこの不安を爆破、心はあせるわ / ユリイカ 2006.09
3 ちょっきん、なー / 書き下ろし
4 彼女は四時の性交にうっとり、うっとりよ / ユリイカ 2007.07
5 象の目を焼いても焼いても / ユリイカ 2006.02
6 告白室の保存 / 書き下ろし
7 夜の目硝子 / 書き下ろし

乳と卵 / 文藝春秋 2008.02.25
本体1143円+税
ISBN978-4-16-327010-4
アートワーク 吉崎恵理
装丁 大久保明子
乳と卵
第138回
芥川賞受賞作
受賞第一作「あなたたちの恋愛は瀕死」併録

芥川賞選評より
最適な量の大阪弁を交えた饒舌な口語調の文体が巧みで、読む者の頭の中によく響く。
(池澤夏樹氏)
饒舌に語りながら無駄口は叩いていない。容れ物としての女性の体の中に調合された感情を描いて、滑稽にして哀切。
(山田詠美氏)
勝手気ままに振る舞っているように見せかけながら、慎重に言葉を編み込んでゆく才能は見事だった。
(小川洋子氏)
姉とその娘が
大阪からやってきた。
三十九歳の姉は豊胸手術を
目論んでいる。
姪は言葉を発しない。
そして三人の不可思議な夏の
三日間が過ぎてゆく。【第2刷の帯より】

乳と卵 / 文春文庫 2010.09.10
本体381円+税
ISBN978-4-16-779101-8
アートワーク 吉崎恵理
装丁 大久保明子
乳と卵
未知へ
文春文庫 秋の100冊フェア 2010
一夜にして、現代日本文学の風景を変えてしまった
芥川賞受賞作
文春文庫 最新刊

緑子は再び、お母さん、と、大きくはっきりした声ですぐ隣の巻子を呼び、巻子も驚いた顔で緑子を見た。体はぶるぶるとして顔は張りつめにつめ、ちょっと押せばぐらっと崩れる瞬前のなか、鼻で震える呼吸をしながら緑子は、お母さん、ほんまのことを、ほんまのことをゆうてや、としぼりだすような声でそう云った。(本文より)【第1刷の帯より】
1 乳と卵 / 文學界 2007.12(第138回芥川龍之介賞受賞作)
2 あなたたちの恋愛は瀕死 / 文學界 2008.03
2009年(平成21年) 詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』により、第14回中原中也賞を受賞。
ヘヴン / 講談社 2009.09.01
本体1400円+税
ISBN978-4-06-215772-8
装丁 鈴木成一デザイン室
ヘヴン
驚愕と衝撃!
圧倒的感動!
「僕とコジマの友情は永遠に続くはずだった。もし彼らが僕たちを放っておいてくれたなら――」
涙が
とめどなく
流れる――。
善悪の根源を問う、
著者初の長篇小説

「苛められ、暴力をふるわれ、なぜ僕はそれに従うことしかできないのだろう」
彼女は言う。苦しみを、弱さを受け入れたわたしたちこそが正義なのだ、と。
彼は言う。できごとに良い悪いもない。すべては結果にすぎないのだ、と。
ただあてのない涙がぽろぽろとこぼれ、少年の頬を濡らす。
少年の、痛みを抱えた目に映る「世界」に、救いはあるのか――。【第1刷の帯より】

ヘヴン / 講談社文庫 2012.05.15
本体552円+税
ISBN978-4-06-277246-4
カバーフォト 岩田和美
カバーデザイン 鈴木成一デザイン室
ヘヴン
かつて見たことのない世界が待ち受ける。
十四歳の僕が知った、生きることの不条理と美しさ。
善悪の根源を問い、圧倒的な反響を呼んだ長編小説!
芸術選奨文部科学大臣新人賞・紫式部文学賞 ダブル受賞

著者初の長編小説

何が善で何が悪なのか。誰が強く誰が弱いのか。隣に座って、いつもよりうんと近くにコジマの顔があるので、僕はどこを見ていいのかわからなくてときどき困った。「うれぱみん」とコジマが言った。「うれぱみんってなんのこと?」と僕はきいた。(本文より)
僕とコジマの友情は永遠に続くはずだった。もし彼らが僕たちを放っておいてくれたなら――【第1刷の帯より】
1 ヘヴン / 群像 2009.08

世界クッキー / 文藝春秋 2009.11.15
本体1300円+税
ISBN978-4-16-371290-1
装画 東ちなつ
コサージュ制作 sayoco
装丁 大久保明子
世界クッキー
読んだあとは、どこか世界が変わって見える
体、言葉、季節、旅、本、日常など、あれこれ
「乳と卵」「ヘヴン」の川上未映子が放つ、魅惑のエッセイ集

何の脈絡もなければ調子もちがうし、でこぼことしていて、たぶんわたしがじっさいにクッキーなどを作ってみたらこんな具合になるに違いないと思うのですが、とまれ、何かの拍子に読んでくださったみなさんのお気に召すようなことがあれば、こんなにうれしいことはありません。(「あとがき」より)【第1刷の帯より】

世界クッキー / 文春文庫 2012.05.10
本体476円+税
ISBN978-4-16-779102-5
装画 東ちなつ
装丁 大久保明子
世界クッキー
読んだあとは、どこか世界が変わってみえる――
芥川賞作家・川上未映子が放つ、魅惑のエッセイ集
文春文庫 最新刊

ときにみなさん、お元気ですか。元気すぎる必要もないけど、毎日を過ごしていくには少しぐらいの元気がないとあれなので、ちょっとだけ元気だといいな(文庫本のためのあとがきより)【第1刷の帯より】
1 髪の思春期 / 「yomyom」vol.7 2008.07 資生堂広告
2 うるおい至上主義 / 共同通信配信 2007.12
3 揉まれることに集中すれば / 「すばる」 2007.11
4 燃える顔、そして失われたお尻 / 「新潮」 2007.09
5 できれば離したくないヨガ / 共同通信配信 2007.12
6 体の色彩 / 読売新聞大阪本社版 2008.04.17 夕刊
7 境目が気になって / 産経新聞 2008.04.03 朝刊
8 わたしの選択 / 書き下ろし
9 個性 / 読売新聞 2009.01.10 夕刊
10 これはムード、しかしながら邂逅 / 「音楽の詩vol.2」
11 わたしを泣かせる、小発見 / 「attention」 第2号
12 単語の気持ちが、わかる人 / 「人間失格ではない太宰治」 (新潮ムック)
13 言葉のいらない子ども / 毎日新聞 2008.01.29 夕刊
14 憧れ、俳句 / 「俳句雑誌 鷹」2008.04
15 受賞の言葉 / 「文藝春秋」2008.03
16 芥川賞のパーン。 / 毎日新聞 2008.01.22 夕刊
17 坪内逍遙大賞のこと / 共同通信配信 2007.11
18 芥川賞のありがとう部 / 不明
19 作家は物語のためにいる / 朝日新聞 2008.01.23 朝刊
20 式のお料理 / 毎日新聞 2008.03.04 夕刊
21 夜のなかに見えるもの / 共同通信配信 2008.11
22 中原中也賞、受賞のことば / 「ユリイカ」 2009.04
23 母とクリスマス / 共同通信配信 2008.11
24 鏡を磨きたい、冬 / 共同通信配信 2007.11
25 春の呼吸 / ニコン 「my Pictures」
26 四月をまたぐ / ニコン 「my Pictures」
27 春の具体 / ニコン 「my Pictures」
28 春の入り口、夢の出口 / ニコン 「my Pictures」
29 象の背中にのってみれは / 毎日新聞 2008.01.15 夕刊
30 飛行機で思う / ニコン 「my Pictures」
31 まるでデミアンの寄宿舎 / ニコン 「my Pictures」
32 ベルリンのクヌート / ニコン 「my Pictures」
33 写真で固定 / ニコン 「my Pictures」
34 ホテルの内部 / ニコン 「my Pictures」
35 目的地へのびる道 / ニコン 「my Pictures」
36 会いたいも、ただの言葉かしら / ニコン 「my Pictures」
37 あなたは、いつか私を見掛ける / 東奥日報 2009.06.22 夕刊
38 ぐうぜん、うたがう、読書のススメ / 岩波文庫小冊子 「読書のすすめ」 第13号
39 空想書店 / 読売新聞 2008.01.06 朝刊
40 7月、星のつらなる日々 / 不明
41 多和田葉子、穂村弘、夏のすてきの手つき / 「週刊アスキー」 2007.07.24
42 慣れてこそ / 共同通信配信 2007.12
43 記憶のふるまい / 読売新聞大阪本社版 2008.04.03 夕刊
44 情熱の成分 / 読売新聞大阪本社版 2008.04.10 夕刊
45 有無にじりじり / 読売新聞大阪本社版 2008.04.24 夕刊
46 わたしは名古屋に恩義ありあり、まじで / 中日新聞 2007.07.26 夕刊
47 そりゃあ苦しいはずですね / 毎日新聞 2008.02.19 夕刊
48 まさにお荷物 / 毎日新聞 2008.02.05 夕刊
49 安静が好き / 毎日新聞 2008.02.26 夕刊
50 絨毯に雲 / ニコン 「my Pictures」
51 熱意にふれる / 毎日新聞 2008.03.18 夕刊
52 終わりの不思議 / 毎日新聞 2008.03.25 夕刊
53 母の熱 / 毎日新聞 2008.03.11 夕刊
54 生きながらにして見る夢そのもの / 不明
55 想像力のすてき / 毎日新聞 2008.02.12 夕刊
56 墓石のまえで思うこと / 東奥日報 2009.06.23 夕刊
57 新緑、その他のロマンス / 「planted」 #6 (2007年)
58 輪郭をあたえる / ニコン 「my Pictures」
2010年(平成22年) 『パンドラの匣』により、第83回キネマ旬報新人女優賞を受賞。
『ヘヴン』により、第60回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
『ヘヴン』により、第20回紫式部文学賞を受賞。
六つの星星 川上未映子対話集 / 文藝春秋 2010.03.25
本体1300円+税
ISBN978-4-16-372340-2
装丁 大久保明子
六つの星星 川上未映子対話集
精神分析、生物学、文学、哲学をめぐって、第一線と語りつくす
斎藤環
福岡伸一
松浦理英子
穂村弘
多和田葉子
永井均

無限か有限かも、もうわからないような遥かなときのなかで、いま、こうして、ここで、人々は存在して、出会って、思いをやりとりした、生きていた、ということはやっぱり事実で真実で、誰もいなくなっても、何もなくなっても、この瞬きのようなできごとは本当のことだったんだと言えるような、そんな気がしています。(「あとがき」より)【第1刷の帯より】
1 川上未映子、精神分析に勧誘される / 語り下ろし
2 生物と文学のあいだ / 文學界 2008.08
3 性の呪縛を越えて / 文學界 2008.05
4 世界はコトバで満ちている / 新刊展望 2008.05
5 からだ・ことば・はざま / 新潮 2008.08
6 ニーチェと、ニーチェを超えた問い / 永井均 『道徳は復讐である ニーチェのルサンチマンの哲学』(河出文庫)
7 『ヘヴン』をめぐって / 『IN☆POCKET』2009.12 「『ヘヴン』をめぐる哲学対話」を改題

夏の入り口、模様の出口 / 新潮社 2010.07.01
本体1200円+税
ISBN978-4-10-325621-2
装画 川口伊代
装丁 新潮社装幀室
ヘヴン
人間とは、なんて摩訶不思議な存在なのでありませうか?
週刊新潮大好評連載「オモロマンティック・ボム!」ついに単行本化
未体験ゾーンへあなたを誘う、神秘的・哲学的・反日常的エッセイ集へようこそ!

「生きている最中の、あるかどうかもわからないすべての入り口と出口に、面白くてロマンティックがうっかり爆発してしまうような、そんなひとときがあればいいなあ」本文より
恋人の浮気を直感ピッコン!で突き止めた日、血まみれタクシー運転手がくれた物とは? 襟足から下の方まで「毛」へのこだわり、午前二時の恐怖体験、なぜ冷蔵庫にハムスターの死骸を入れるのは嫌かという哲学的考察など、人気作家の摩訶不思議な頭の中と、世界の摩訶不思議な人間たちの姿が垣間見られる傑作。脳みその洗濯だ!【第1刷の帯より】
1 週刊新潮「オモロマンティック・ボム!」2009.05.07/14号-2010.04.15号
2011年(平成23年) 作家の阿部和重さんと結婚。
発光地帯 / 中央公論新社 2011.01.25
本体1200円+税
ISBN978-4-12-004189-1
装丁・本文レイアウト 浜田武士
DTP ハンズ・ミケ
発光地帯
ああ日々の、この光りかたよ、曇りかた。
生活よ、あなたはいったい何ですか。
誰にも見せない日記のように、誰かに語りかけている。
芥川賞作家が日常から零れ落ちる言葉たちを拾いあつめた、
自由律で不定型、新しいかたちのエッセイ集。

日記を書く、あるいは人の書いた日記を読む、ということにどんな作用があるのかはわからないけれど、なぜなのか、日記にまつわる様々を思えばいつだって悲しくて、それでいてほんとはそれがすべてだと言ってしまいたくなるほどに大きくて、それは少しだけ離れたところにある、もうひと組の目と耳、手足――つまり、からだにとてもよく似ています。(あとがきより)【第1刷の帯より】
1 読売新聞ウェブサイト「ヨリモ」連載 2009.03.02-2010.02.15他

ぜんぶの後に残るもの / 新潮社 2011.08.30
本体1200円+税
ISBN978-4-10-325622-9
装画 山下以登
装丁 新潮社装幀室
ぜんぶの後に残るもの
わたしにとっての南三陸町は、その母子の輝きそのものである。町の記憶は匂いや光や言葉とともに、あの筆舌に尽くし難い圧倒的な生命力と分かちがたくわたしのなかにある。
津波にも地震にも奪いきれないものが、わたしたちのなかにある。
新聞、ネットで大反響
週刊新潮&日経新聞好評連載

小説家は――もちろん兼業の人もいるだろうけれど、基本的には頭のなかで想像力を働かせてフィクションをつくってそれを読んでもらうことで日々の糧を得る生活者だ。それがいい夢か悪夢かはさておき、自らも夢を見て、また人々にも夢をみてもらうことを生業とする生活者だ。しかし、わたしたちがある意味でそんなフィクションを生き、日々、「夢みる生活者」でいられるのは、たとえば今回の震災や原発被害などで家を流され、故郷を、家族を失い、安堵からはほど遠く、このさきどのようにして生きてゆけばいいのか見当もつかない人々の――それでも夢をみずにはいられない過酷な「現実」があるからで、その悲しみや苦しみ、とまどい、絶望が、わたしたちのこの生活を支えていることを、少なくともわたし自身は肝に銘じなければならないと、忘れてはならないとそう思っている。(本文より)【第1刷の帯より】
1 週刊新潮「オモロマンティック・ボム!」2010.04.22号-2011.05.12号
2 日本経済新聞「プロムナード」2011.03.31-2011.04.28

すべて真夜中の恋人たち / 講談社 2011.10.12
本体1600円+税
ISBN978-4-06-217286-8
装丁 名久井直子
すべて真夜中の恋人たち
『ヘヴン』の衝撃から二年。恋愛の究極を投げかける、著者渾身の長編小説
孤独な魂がふれあったとき、切なさが生まれた。その哀しみはやがて、かけがえのない光となる。

芥川賞作家が描く、人生にちりばめられた、儚いけれどそれだけがあれば生きていける光。
わたしは三束さんのことを思いだして息を止め、ふたりで話したことを思いだし、とてもすきだったことを思いだし、ときどき泣き、また思いだし、それから、ゆっくりと忘れていった。
いま心迷うすべての人々に届けたい。この物語は何十年先も読み継がれるだろう――。【第1刷の帯より】
1 すべて真夜中の恋人たち / 群像 2011.09
2012年(平成24年)
魔法飛行 / 中央公論新社 2012.02.10
本体1300円+税
ISBN978-4-12-004321-5
装丁・本文レイアウト 浜田武士
DTP ハンズ・ミケ
魔法飛行
人生は、ほんの数ヶ月で恥ずかしいほどに思いきった変化をする
思い出す機能は、いつもわたしたちの中にある――
『ヘヴン』『すべて真夜中の恋人たち』の川上未映子が
大震災をまたぐ約一年間を綴ったエッセイ集

しかしお米のとぎ汁で大根をゆでる日が来るとはなあ。(本文より)
「食」と「生活」にまつわる話が、ときどき遠くへ飛んで行き、それてはまた戻り、自由気ままにあちこちたゆたう未映子版“日日雑記”。世間を騒がせたニュースから私的でささやかな変化まで、いろいろあった一年ですが、今日も、毎日を積み重ねています。大人気ウェブ連載「発行地帯」の書籍化シリーズ第二弾。【第1刷の帯より】
1 読売新聞ウェブサイト「ヨリモ」連載、「発行地帯」2010.02.22-2011.07.04

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