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プロキシ経由のapt使用法

aptは、パッケージ管理システムである。本来debian GNU/LinuxというLinuxが装備 している機能で、最近、 Vine Linuxが、Debian GNU/Linux 及びその互換OS以外で初めてaptによるパッケー ジ取得/管理システムを導入した。これが大変使いやすく、パッケージのインストー ルなどはコマンド一発で依存関係解決まで全てやってくれる。

概要

aptは、導入したいパッケージの名称を指定するだけで、自動的に関連ファイル (必要のある時は依存するパッケージまでも)をインターネットからダウンロードし てきてインストールする。

$ apt-get install emacs

といった具合だ。

プロキシサーバを通じて接続する場合、プロキシのアドレス等を環境変数を通じて aptに教えてやればよい。 あらかじめ、http_proxy及びftp_proxyという環境変数を "http://ユーザ:パスワード@プロキシ:ポート" という値に設定しておく。
bashの場合、

$ export http_proxy="http://hoge:password@proxy.co.jp:8080"
$ export ftp_proxy="http://hoge:password@proxy.co.jp:8080"

などである。
すると、aptはこの環境変数から設定を読み込んで、プ ロキシを経由して接続する。

問題点は、環境変数設定の際にパスワードが隠されない 事。誰か解決方法をご存じの方、情報提供お願い致します。
なお、ftpの認証が必要ない場合は "http://プロキシ:ポート" でよい。

実際の使用例

$ export http_proxy="http://hoge:password@gunyo.co.jp:8080"
$ export http_proxy="http://hoge:password@gunyo.co.jp:8080"
$ apt-get update

	<パッケージリストが更新される>

$ xemacs 
 bash: xemacs: command not found  ←xemacsがまだ入っていない時に…

$ apt-get install xemacs ←xemacsをインストールしよう

	<メッセージ中略>
  **個のパッケージ、***bytesが取得されます。続行しますか? Y
	<取得、インストール、場合によりコンパイルが行われる>

$ xemacs 
	<もうインストールされたので、xemacsが起動する>

etc.

ちなみに、Vine2.5に標準で入っているsources.listに登録されているサイトは しばしば使用できない状態に陥った。原因はよく理解できなかったのだが、ftpが maximum userに達したとのメッセージが出ている。Vine2.6では解決され、快適な apt-get環境が使用できる。また、Vine2.6ではパッケージ取得メディアとしてイン ターネットの他にCD-ROMも使用可能になった。rpmを使うと、依存関係のあるパッ ケージを一つ一つ丁寧にインストールしなければならなかったが、aptではコマン ド一発で必要なパッケージが全てインストールされる。

aptは、sources.listに記述されている各ftpサイトを巡回して得た「パッケージ所 在地マップ」を持っていて、そ れをもとにパッケージの探索を行っている。そのため、初回起動時はこのマップを 更新する必要がある。2回目以降も、時折更新が必要である。


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