深川・洲崎・砂町
コース:
新田橋・洲崎弁天−洲崎遊郭跡地−古石場−富岡八幡宮・深川不動−東京都現代美術館−同潤会砂町アパート


地下鉄東西線木場駅から、新田橋を渡って洲崎弁天、洲崎パラダイス遊郭跡地へ。新田橋界隈は江東区の第1回「街並み景観賞」を受賞している。橋のたもとに「吉野屋」という船宿があり、なかなか繁盛している様子。洲碕弁天の境内には吉野屋の寄進による石柵などがあり、この地元の神社の維持に船宿が一役買っているところが、地域の特色が出ていて頼もしい。

須崎パラダイス遊郭跡の大通りに面した八百屋さん。茶色の吹き付けがはげ落ちて、紅殻色の壁と、青いモザイクタイルの柱が見えている。八百屋の親父さんによれば「このへんはみんな、もと女郎屋(じょろや)」であった。建物は地主から借りている。


遊郭の建物は、小部屋をいくつも持っているというプランを生かして、アパートになっているものが多い。右は、「立入禁止」サインのある都有地。菜園と化している。このたくまざるラジカリズム。いったい、このように、堤防脇といわず、線路際といわず、空き地が菜園となるという現象は、「いわゆる下町」特有のものでしょうか?ちなみに、作付けされていた植物で最も多く見たのはアロエでした。

古石場の同潤会アパート。日本で初めて建設された耐火住宅で、当時「西洋長屋」と呼ばれた。今春に取り壊しが予定されている。右は、外壁に取り付けられている鋳物のドレーン。
東京都現代美術館から道を渡ってすぐのところにこの住宅地はある。関東大震災後に都民に良質の住宅を供給すべく建設された、一連の同潤会の集合住宅群のひとつ。道路に対する建物の配置、中庭をはじめとする共有空間の計画など、見るべきところは多いが、なによりも住宅地全体のスケールの心地よさを楽しんでしまう。
印象記(1)
都の所有地は予想以上に町を虫食んでおり、町の継承に大きなインパクトを与えうる存在。悲観せず、ぜひ今後のプラスの可能性を追求したい。
運河など江戸の遺産はむしろ住環境形成に役立てられないか。遺産を食いつぶしながらの開発はもうやめよう。(運河上の高速道など)
同潤会のアパートは歴史遺産。表面上のデザインのみならず、まちづくりのしくみを学ぶべし。(共同浴場や洗濯場など集まって住むことの意義を読み取ろう)
同潤会の街路型下駄履きアパートは都市住宅の1つのプロトタイプ、でも車のための道路ではなく人のための街路に立地してこそ活き活きするはず。
まちあるきの醍醐味は住民の人達と立ちばなしをする時にある。
おまわりさんは「アパートの住民に中も見せてもらうよう言ってあげようか。それって後でなんか言われちゃうかな。」とか言っていたが、それって職権乱用では。調子のいいおまわりさんだ。
門前仲町界隈をもっと散策したかった。深川めし食って満足して忘れてしまった。
大阪焼きはネーミングといい、内容といい安易な食べ物だった。大阪人が知ったら怒りそう。
深川めしよりも深川丼のほうが庶民的でかつ、おいしかったぞ!
(皆川 )注)深川めしは、もともと、あさりの味噌汁をご飯にかけて食う「ぶっかけ」という庶民のための一膳飯であった(山本周五郎による)。つまり、「深川丼」のほうがオリジナルに近い形態なのです。 (石川)
江東区ってなまじ中央区の隣だったりして、土地のポテンシャルが超高いからあんなひどい町並みになっていっちゃうんでしょうね。同潤会のアパートも非常に心地よいスケール感なんだけど、都心からの距離でスケールを計っちゃうと「もったいない、はやくつぶして有効利用しろ」みたいになってしまうんでしょうか。
しかしいつまでこの効率追求型志向の世の中が続くんでしょうかね。
今の深川近辺の景観って、都有地の緑色のフェンスとパークロボのグレーの鉄骨がポイントですよね。60年くらい経つとこのパークロボがワンルームの貸し家とか小売り店舗とかに改装されたりして、古き良き時代を懐かしむイコンとなるんでしょうか。そんなこたあ絶対ねえよな。
同潤会アパート全般的に良いんですけどね、やっぱり角地の展望台付きアパート、ショックです。吹きぬけのある螺旋階段がコミュニティーの核になってますね。各階階段室に面してパブリックスペースありーの、最上階に展望台ありーの。あーゆー建築的な仕掛けって別に奇をてらってるわけじゃないさりげないものですけどホントにいいっすよね。ちっちゃい子が住んでたら心象風景になりそう。(ミヤシタ)
東京の都心にある古い団地や集合住宅はそれぞれ面 白い変貌をとげているのですが、今回見た古石場と砂町の同閏会で興味深いのは、住民が個別 に行っている増築の方法だと思います。ボロボロになりながらも住み続けられているのは、増築の余地があったからではないかと思うのです。
古石場の場合すごいのは増築のメソッドというかルールがありそうなところです。あらかじめ鉄骨のフレームが組んであり、あたかも必要に応じて増築されているように見える。空間的にも独特の雰囲気がある。あのやり方って応用がきくんじゃないかなー。
もう一つ印象深いのは皆で写真を撮ったベンチ!
皆、吸い込まれるように座ってしまう。あるべきところに置かれていて、ストリートファニチャーとしては絶妙の配置ですね。
砂町の場合は、規模が大きいこともあって増築のバリエーションが豊富(というか、いきあたりばったりというか)です。増築したことがわからないほど一体的だったり、F.O.ゲーリーも真っ青のトタン板で増築してあったり、ペンキの塗り替えも一つの建物なのに途中から違っていたり。砂町は団地というより街ですね!
それにしても、あのおばあさんの「道路をふさいじゃったのよー。ほほほー」が妙にすがすがしくて忘れられません。(石志)
注)「あのおばあさん」とは、砂町を散策中に道で出会った住民のかた。住宅を横切る街路が途中で封鎖されて、通過交通を防いでいたことに感心し、誰がこの道路改造を行ったのか訊ねたところ、「住民が勝手にやった」ということでした。頼もしき住民力。(石川)
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・お祭り行脚 富岡八幡宮の御本社神輿二の宮の紹介
・七福神 七福神等、深川の名所、旧跡を画像で案内
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・深川へようこそ 富岡八幡宮、芭蕉記念館等の名所散策
(おまけ)
「天うらら・ファンページ」
江東区ゆかた美人コンテスト