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内臓脂肪症候群:40歳以上の男性 生活習慣病の引き金
1.始めに
心筋梗塞や脳卒中など 生活習慣病の引き金となる『内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)』の疑いが強いか、その予備軍とみられる人は、40歳を過ぎると急増し、40〜74歳の男性では約半数に上ることが厚生労働省の全国調査で分かりました。
2.内臓脂肪とは
内臓脂肪は、皮下脂肪と異なり、腸や肝臓など内臓の周囲にたまる。
内臓脂肪が付きすぎると、ホルモン分泌のバランスを崩し、放置すると、 高血圧や 高血糖などを引き起こし、心疾患などのリスクを高めるといわれる。
3.全国調査
1)方法
(1)背景
国民健康・栄養調査の一環として行われた。
(2)時期
2004年11月
(3)対象
無作為に選んだ20歳以上の男性1549人、女性2383人
(4)調査項目
身体計測、血液検査など
2) メタボリックシンドロームの判定基準
(1)ウェスト
男性:85cm以上、女性:90cm以上
(2)血圧
収縮期血圧値:130mmHg以上、拡張期血圧値:85mmHg以上
(3)血糖
ヘモグロビンA1C値:5.5%以上
(4)血中脂質
HDLコレステロール値(善玉):40mg/dl未満
(5)判定
該当項目
1項目:予備軍 2項目以上:疑いが強い
3)調査結果
(1)20代・30代
予備軍も含めてもメタボリックシンドロームの該当者は少ない。
男性:20%前後、女性:ゼロに近い
(2)40歳〜
40歳を肥えると急増。
40〜74歳 男性:有病者+予備軍=50%超、女性:20%近い
(3)手軽な運動(ウォーキングなど)の継続(1回30分以上)
週2日以上、1年以上続けている人
30代が最低(60歳代より20〜30ポイント低い)
男性:13.8% 女性:13.5%
⇒内臓への脂肪の蓄積は長い年月をかけて進んでいて、30代の運動不足が40代で
急増する引き金の一因と考えられる。
(4)脂肪の割合
1日当たりエネルギー摂取で脂肪の割合が基準の25%を超えている人
成人男性:約4割、女性:約5割
4.最後に
40歳超で 内臓脂肪が増えるのは、
(1)運動習慣の減少、(2)食生活の影響がある。
その対策としては、
1)油の多い食べ物を控えて野菜を多く取ったり
2)タバコと吸ったりする人は 禁煙をするなど
生活習慣を少し変えるだけでも効果が大きいそうです。
意外と簡単なことで、内臓脂肪の蓄積を防げる。要するに毎日不摂生をしないという心がけが大事だということのようです。
よく昔『●●は贅沢病』といっていました。しかし、今では『贅沢、お金持ちは、質素な食事で環境を大事にして、結果的に健康でいる。当然、お金をかけて、運動に励みます』。この当たりは『LOHAS』な生活に近いのかな。
で、今では『●●は貧乏病、あるいは無知病』と言い換えなければならないのかもしれません。
<参考資料>
1)朝日新聞 H18.05.09 朝刊 1面 内臓脂肪症候群半数は危ない 40歳以上の男性 生活習慣病の引き金
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滋賀県湖南市長が脱メタボ宣言:市民と一緒に生活改善 滋賀・湖南市(毎日新聞)よりH23.06.08紹介
市長が脱メタボ宣言−−。生活習慣病対策のため滋賀県湖南市が実施している「健康貯金教室」への市民参加を促そうと、谷畑英吾市長は自身の腹囲や体重を公表し、生活習慣の改善に乗り出した。数値は来年3月まで市のホームページ上で毎月更新するといい、「健康増進と医療費抑制を目指し、一緒に取り組みましょう」と呼び掛けている。
湖南市では、急性心筋梗塞(こうそく)と脳梗塞の死亡率が高く、男性は県内市町でワースト1、市は05年度から全市域で教室を開き、毎日の歩数を記録したり、運動と食事指導をしているが、参加者は当初の約80人から20〜30人まで減り、市長自らPR役を買って出ることにした。
谷畑市長は6日、特定健診に臨み、身長176.2センチで腹囲93センチ、体重88.4キロ。BMI(肥満指数)は28.5(25以上が肥満)だった。今後、保健指導を受けながらメタボ対策に取り組む。井上利和・健康福祉部長も参加し、数値を公表する。谷畑市長は「挫折しないよう情報を公開することにした。市民の皆さんにも取り組んでもらいたい」と話している。
教室の問い合わせは同市保健センター(0748・72・4008)。 |
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