1.始めに
2004〜2005年に起きた自然災害で、今年10月1日現在の避難生活を送っている人について、朝日新聞が都道府県や市町村の調査結果をまとめ、10月21日に発表しましたので、記録という意味もあり、ブログにまとめました。
2.2004年〜2005年の自然災害
今も避難生活を続ける自然災害
だけでも18都道府県に跨る17件にのぼり、いずれも直ぐに記憶に甦ります。私自体も福岡県沖地震(福岡県西方沖地震)では様々な困難を蒙りました。
3.都道府県別の避難生活
者数(10月1日現在、朝日新聞による)
都道府県 災害 世帯数 人数
青 森 05年9月豪雨******00002****00005
東 京 05年9月豪雨******00024****00058
神奈川 05年台風14号****00002****00005
長 野 04年台風22号*****00001****00002
長 野 05年8月豪雨******00003****00005
新 潟 04年新潟豪雨*****00238****00621
新 潟 04年中越地震*****02978****09580
三 重 04年台風21号*****00011****00029
福 井 04年福井豪雨*****00010****00044
京 都 04年台風23号*****00030****00068
兵 庫 04年台風23号*****00057****00168
鳥 取 04年台風21号*****00006****00008
広 島 05年台風14号*****00018****00046
山 口 05年台風14号*****00021****00052
香 川 04年台風16号*****00002****00006
香 川 04年台風23号*****00011****00033
愛 媛 04年台風21号*****00014****00032
徳 島 04年台風10号*****00056****00145
福 岡
05年福岡沖地震***00267****00820
宮 崎 05年台風14号*****00172****00481
鹿児島 05年台風14号****00016****00035
計(18都道府県)**********3939****12243
4.特徴
1)総数と実態
04〜05年に起きた自然災害で、今年10月1日現在、避難生活を送っている人について都道府県や市町村の調査結果をまとめた。18都府県の39市3区14町5村で、計3939世帯、1万2243人が仮設住宅や自治体が借り上げた民間アパート、親類宅などで避難生活を送っていた。
2)災害種別
災害別では、昨年10月の新潟県中越地震が最も多く9580人(2978世帯)。今年3月の福岡沖地震が820人(267世帯)、昨年7月の新潟豪雨が621人(238世帯)と続いた。
3)都道府県別
都道府県別では、新潟県がもっとも多く、10市2町1村で1万201人(3216世帯)が避難している。昨年10月の台風23号で被害が出た兵庫県は6市で168人(57世帯)。9月の台風14号で大きな被害が出た宮崎県は9市町村で481人(172世帯)だった。
4)長期避難の実態と理由
全国で1万736人(3414世帯)は避難生活が1年にもおよび、うち9割余りが仮設住宅に入っている。
長期間の避難生活の背景には、住宅再建が思うように進まない現状がある。中越地震の被災地では千世帯近くが自力での住宅再建をあきらめたり、先行きが見えずにいたりしているという。
内閣府のまとめによると、昨年度の災害で全壊・半壊した住宅は約3万5000戸に上る。住宅の再建のための被災者生活再建支援制度による支援金支給を受けたのは約3500世帯になっている。
5)過疎化に拍車
中越地震で仮設住宅入居者の調査をした広井脩・東大大学院教授(災害社会学)は「住宅再建のめどが立たないことが不安を増長させている。昨年来の被災地は過疎地が多く、住宅再建が進まないと過疎化に拍車がかかる。復興できる人とできない人の格差が出る恐れがある」と話している。
5.最後に
最近、台風(ハリケーン)・大地震(津波含む)・集中豪雨・火山活動など自然災害による犠牲が増えています。そして、温暖化の脅威は高山の氷河や雪を溶かし、高地での水不足、下流域での大洪水を引き起こしています。パキスタンの地震では報道が奥地に進むに従って明らかになるように山という山の表面がはがれ落ちている。今はまだ良いのですが雨の多い時期になれば、これらが川へ持ち込まれ一気に流れ下る土石流(ダム決壊-パキスタン)の可能性が心配されます。この心配はこれから何年も続くことになるでしょう。
また、自然の驚異はウィルスの増殖によって、人類の横暴を止めるかのように刃を突きつけています。鳥インフルエンザウィルス(H5N1型)に関して、東京都は免疫がなく大流行が懸念される新型インフルエンザ対策として、都内で約380万人が感染し、1万4千人が死亡すると予測する指針を10月21日(昨日)に発表しました。想定以上に流行した場合には、知事が「緊急事態」を宣言し、公共交通機関の運行、野球場や劇場などの集客施設の活動の自粛などを求めるとしています。
自然が人類を戒めるかのような強い力が働いているように思えてなりません。今、何も自分の身に困難が及んでいないからといって、上記に示した12243人と同じ避難生活あるいは隔離生活が及ばないとは限りません。毎日を災害や病気に留意して、いつ何時にでも対処できる生き方をしましょう。準備を怠りませんように!![]()


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<参考資料>
1)朝日新聞 H17.10.21 朝刊 1面 昨年来の災害、避難なお1万2000人
http://www.asahi.com/national/update/1020/TKY200510200332.html





