『つげ義春の温泉』〜上州湯宿温泉の旅〜

つげ義春は湯宿温泉に何度も来ている。

 湯宿の安さは、行楽向きでないということでつましい料金にしているからのようだ。どこでも安心して泊れる。今回は湯宿の草分け、湯本館に泊ってみた。湯宿では最も大きな宿だ。

「小説現代」昭和57年7月号

湯宿温泉「湯元館」(HP)



 「湯元館」には敷地から自然湧出する源泉があり、湯宿温泉のお風呂はどこも「湯元館」からお湯を引いている。

日帰り入浴は500円。大きな円い浴槽。

 円型の大浴場が名物で混浴だが、婦人専用の浴場があるのに何故かそちらはガラガラに空いている。婦人は皆混浴の方に入るようだ。

婦人が皆混浴の方に入ることはなかった。

 共同浴場の方は地元の人も利用するので混浴は厳しく禁じられている。湯宿は湯量が豊富なので共同浴場が4ヵ所もある。木造の素朴な造りで感じがいい。

共同浴場「竹の湯」



共同浴場「窪湯」



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