小林一茶ゆかりの地



唯念寺

上野駅から浅草通りを行き清洲橋通りを過ぎて路地に入ると、唯念寺があった。


至心山唯念寺


真宗高田派のお寺である。

 嘉禄元年(1225年)、親鸞聖人は下野国高田に信濃の善光寺から一光三尊佛をお迎えして如来堂を建立。これが高田山専修寺(せんじゅじ)である。

 文化7年(1810年)3月13日から7日間、唯念寺で専修寺の一光三尊佛開帳。小林一茶は開帳に参詣した。

 十五 曇 未刻雨 本行寺ニ入

 東叡山下の狂言「退屈迄十六文」と呼(よばは)りかけたるに、見物す。しかる[に]相生町にてきのふ貰ひたるたるたばこ入盗まるゝ。此ものにしろがねいさゝかかざりになしたれば、取りたるべし。前に開帳場にて落しけるを、参詣の人拾ひとりてもどしけるが、終に今又他の物となる。されば始より我に縁なきものなるべし。

 高田修専(専修)寺ノ如来信州善光寺一躰分身弥陀仏三月十三日ヨリ当唯念寺ニ七日ガ間開帳参詣

『七番日記』(文化7年3月)

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