種田山頭火ゆかりの地

〜山田温泉〜
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山田温泉に薬師堂がある。


雪に埋もれるように小林一茶(1763−1827)の句碑があった。



梅が香よ湯の香のよさては三日の月

 明治27年11月建立。一茶句碑の中では、全国で4番目に古いものだそうだ。

 昭和11年5月26日、種田山頭火は朝7時に万座温泉を出発し、七味温泉から五色温泉を通り、12時に山田温泉に着いた。

 雑木山のうつくしさよ、青葉若葉の青さ、せぐりおちる谷水の白さ、山つゝじの赤さ。

 道は広くてよいけれど、山崩れがあって道普請が初まっている。

 ほどなく山田温泉に着いた、まさに12時、薬師堂があって吉野桜が美しい。

 山田温泉場はこぢんまりとして、きれいに掃き清められている、そこがかえって物足らないようにも感じられる。

『旅日記』

山頭火は薬師堂の一茶の句碑について何も書いていない。

薬師堂の横に山頭火の句碑があったそうだが、雪に埋もれて気付かなかった。

霧の底にて啼くは筒鳥

「万座峠」と題して次の句と共に詠まれたものである。

山路なつかしくバットもカラも
ふきのとうも咲いてほほけて断崖
ごろりと岩が道のまんなかに
こんなところに家がある子供がゐる犬がほえる(追加)

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