芭蕉の句碑

志はらくは滝に籠るや夏の初

 国道120号から裏見の滝に向かう道の反対側に安良沢(あらさわ)小学校に行く細い道がある。


裏見の滝に芭蕉の句碑は無いが、安良沢小学校に芭蕉の句碑がある。

芭蕉の句碑


志はらくは滝に籠るや夏(げ)の初

 「『夏』とは夏行・夏安居・夏篭などの略で、僧の修業のことをいう」と書いてあった。「修業」は「修行」が正しいと思う。

小杉放庵の書。

昭和31年5月、安良沢小学校創立記念に日光市と関係町内が建立。

小杉放庵は日光市出身の画家で、小杉放菴記念日光美術館がある。

 元禄2年(1689年)4月2日(新暦5月20日)、芭蕉と曽良は、午前8時ごろ上鉢石町の五左衛門宅を出て裏見の滝へ向かった。

 廿余丁山を登つて瀧有。岩洞の頂より飛流して百尺、千岩の碧潭に落たり。岩窟に身をひそめ入て瀧の裏よりみれば、うらみの瀧と申伝え侍る也。 暫時は瀧に籠るや夏の初

校庭の植え込みに八汐躑躅(やしおつつじ)が咲いていた。


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