『白兎余稿
下
』
(二世宗瑞編)
明和元年(1764年)9月、一世宗瑞の追善集として上梓。
二世宗瑞は広岡宗瑞。別号梅人、白眼臺、飛鳥園。
里やあるさくらもしらぬ薄曇
下総御所台
兎什
入相につかえておりる雲雀かな
鴻ノス
柳几
荒海のかさりみせけり雲の峰
馬光
夢の世をさめよさめよと行々子
加賀
祖英
みしか夜や蚤時鳥明の鐘
尾州
也有
切れ先の吹かれて歩行寒さ哉
イセ
涼菟
追善追善
月日計いと恨しは昔の事にして古園の風流当今の白兎主人にさかん也
其道は色かえぬ松と残りけり
竹阿
古白兎園は前五色の一羅漢也予も交り常ならす或時扇に句を望けれは
山も今朝雲一重着て秋は来ぬ
と書て給ひし事なと今の様に思ひ出られて
尾花にも其語り句や其あふき
素丸
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