芭蕉ゆかりの地

泉養寺〜芭蕉塚
JR総武線市川駅北口から京成バス「松戸車庫」行きに乗り、栗山で下車。
バス停の手前に泉養寺(HP)がある。
栗山のバス停は松戸市、泉養寺は市川市。
医王山泉養寺

天台宗の寺である。
慶長年間(1596〜1614)深川の森下1丁目に創建、深川開拓の祖深川八郎右衛門の菩提寺。元禄6年(1693年)6月、深川の猿江村に移転。昭和2年(1927)、市川に移転。
泉養寺に「芭蕉塚」がある。

寛保3年(1743年)、芭蕉五十回忌に俳人田中千梅が「芭蕉塚」造立。
『芭蕉庵再興集』には「延享元子年千梅造立河野氏梅尺屬之」とある。延享元年は1744年。
千葉県に現存する最古の「芭蕉塚」である。千葉県で最も古い「芭蕉」の句碑は笠森観音にある。
上部が欠けていて、中央の「桃青居士」と「感應院」以外は、はっきり読めない。「桃青居士」は「(芭蕉翁)桃青居士」、「感應院」は「(千那律師)感應院」。
右に「蹟」と見えるのは、「(祖翁逍遙之舊)蹟」、その隣の「之地」は「(千先生旅舎)之地」、下に「方鏡叟千梅造立」、その右に「河野氏梅尺属之」と書いてあるようだ。
千那は堅田の本福寺十一世住職明式の俳号。千梅は千那の門人、梅尺は千梅の門人。
「(千先生旅舎)之地」は、千那が五本松に千梅の邸宅「千梅林」逗留したことを指している。
宝永6年(1709年)、千那は千梅の邸宅「千梅林」逗留している。
同会墳又曰二五本松塚一
市川の泉養寺が芭蕉逍遙の地というわけではない。深川の泉養寺近くにあった「五本松」が芭蕉逍遙の地である。
市川関所跡へ。
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