千本浜公園
indexにもどる

沼津市若山牧水記念館から千本浜公園に牧水の歌碑を探しに行く。


 千本浜公園は広く、若山牧水の歌碑の他、井上靖の文学碑など歌碑や文学碑が幾つもある。簡単に見つかるものか心配したが、駐車場に車を停めると、すぐ側にあった。

牧水の歌碑


幾山河越え去り行かば寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく

 明治40年(1907年)7月、牧水が早稲田大学英文科学生の時に郷里宮崎へ帰る途中、岡山県と広島県との県境にある二本松峠を訪れて峠の茶屋「熊谷屋」に泊まり、短歌2首を詠んだ。牧水22歳の時である。

中国を巡りて

幾山河越え去り行かば寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく

けふもまたこころの鉦をうち鳴しうち鳴しつつあくがれて行く

第1歌集『海の聲』

 1964年、広島県との県境の町岡山県阿哲郡哲西町の二本松公園にもこの歌の歌碑が建てられた。

 焦がれていた女性の出身地安芸の国を旅したかったらしいが、「焦がれていた女性」とは園田小枝子のことでる。

明治39年(1906年)、牧水は友人の下宿先で園田小枝子と出会っている。

千本浜公園の歌碑は牧水が亡くなった翌年の昭和4年(1929年)秋に建立。

 全国に260余りあると言われる牧水の歌碑の第1号。ちなみに第2号は小諸の懐古園石垣の歌碑。3番目は延岡市城山公園の「なつかしき城山の鐘」の歌碑で、昭和10年3月17日に建てられた。

これから牧水の歌碑を幾つ見られるだろうか。

「旅のあれこれ」のトップページへ