白雄の句碑

おもふ柳見に行頃と成にけり


吉岡町大久保の旧家に加舎白雄の句碑があるというので、探してみた。


大久保といっても広いが、何度か尋ねて探し当てた。

庭の片隅に加舎白雄の句碑があった。


おもふ柳見に行頃と成にけり

『しら雄句集』に収録されている句である。

 天明4年(1784年)、加舎白雄は白井、渋川、引間を訪れた折、大久保の金谷里恭宅に数泊している。

   里恭亭

金塀に旅して冬を籠る夜ぞ

里恭は金谷弾蔵。

 
上毛大久保
里恭    
   金谷弾蔵 
届所高崎九蔵町 

   八百屋藤七殿迄 

   新町吉野や磯七ニ而もよし 


里恭の句

うそ啼て楼の便りきく日哉


うき橋の夢のかしらを鉢たゝき


万歳の笑ひを残す簾かな


日の道のうめに恋する雀かな


白雄の句碑と並んで岱路の句碑があった。


坐して聞虫にそら音はなかりけり

岱路の句

松風を頂にくれを啼かはづ


山陰や水のむ鹿に魚の啼


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