芭蕉の句碑

夏草や兵共か夢の跡

中尊寺観音院から毛越寺(HP)へ。


医王山金剛院毛越寺


天台宗別格本山である。

慈覚大師円仁開基。

   高舘毛越寺懐古

礎をかぞへあまして秋の暮


毛越寺に芭蕉の句碑が2つ並んでいる。


左の句碑


夏草や兵共か夢の跡

芭蕉の真筆といわれる。

明和6年(1769年)、碓花坊也寥建立。

碓花坊也寥は宮城県柴田郡柴田町の大高寺第十四世環中道一和尚。

也寥の句

五六間うき世はなれて高燈籠
   奥州釈也蓼


右の句碑


夏草やつはものともか夢の跡

文化3年(1806年)、慈眼庵素鳥建立。

素鳥は中尊寺の僧。武藏坊弁慶大墓碑に句碑がある。

小杉未醒は芭蕉の句碑を見ている。

 芭蕉翁の、夏草やの句碑は、此の毛越寺の池畔に、行疫神の石碣と並んで立てゝあつた、行疫神なるものを、石碣に刻したるは珍らしいと思ふ、しかしながら芭蕉翁がまことに夏草やの感興あつたは、此處ではなく、毛越寺から停車場に戻つて、尚線路を越えて北上川の岸なる高館の岡でなくてはならぬ、


 昭和11年(1936年)6月26日、 種田山頭火石巻から平泉を訪れた。

 毛越寺旧跡、まことに滅びるものは美しい!

『旅日記』

   毛 越 寺

草のしげるや礎石ところどころのたまり水

『草木塔』

新渡戸稲造の英訳碑もあった。


The summer grass
  'Tis all that's left
 Of ancient warrior's dream.

昭和42年(1967年)5月1日、建立。

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