一茶の雑録


『急逓記』

(発信) ・ (来信)

寛政10年(1798年)から文化6年(1809年)に至る一茶の発来信の控え。

寛政十二[年]申天

三月三日出
一状一通 信州仙六 十四日とゞく 賃十八文払
三月五日
一すりもの入一通 義仲寺重厚 四月二日とゞく

享和四年甲子

十二月廿三日出
一書一通 木更津 正月七日祇兵持参
 晋子忌句四人入 四百文添
   行くとしや正月ものゝ火桶張   雲哉

文化二年

正月廿二日出
一書一通 流山双樹 廿三日とゞく

日のさすにはつ音顔なる雀哉
   双樹
永き日に伐すかさるゝ柳哉
   翠兄
(そば)の菜のことに引立かすみ哉
   巣兆
雪前にさらへ込けり芹薺
   国村

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