『奥の細道』

〜栗橋ノ関所〜

国道4号線を北上すると、栗橋で利根川を渡る。


利根川橋のたもとに栗橋関所址の碑がある。


寛永元年(1624年)頃、栗橋に関所が設けられたらしい。

 あまり知られていないが、東海道の箱根、甲州街道の駒木野、中山道の碓氷と並んで重要な関所であった。

 栗橋関所は利根川を超えて対岸の中田宿(茨城県古河市)に行く「利根川通り壌船場」であったので、「房川渡(ぼうせんのわたし)中田・関所」と呼ばれそうだ。

貞亨4年(1687年)、大淀三千風は栗橋を通り、江戸へ。

○大田原より日光道を右に見なし、宇津宮明神ふしおがみ、室八島、筑波山を遠見し、くり橋のはたしぶね、あとしら浪の卯花月八日に、江戸富田氏につく。


 元禄2年(1689年)3月28日(新暦5月17日)、「栗橋ノ関所」を通り、「マヽダ」に向かった。

  一 廿八日

 マヽダニ泊ル。カスカベヨリ九里。前夜ヨリ雨降ル。辰上尅止ニ依テ宿出。間モナク降ル。午ノ下尅止。此日栗橋ノ関所通ル。手形モ断モ不入。

『曽良随行日記』

 平成22年(2010年)3月23日、栗橋町は久喜市、菖蒲町及び鷲宮町と合併、久喜市となった。

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