蕉門の俳人

鶴屋句空

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京都で仏門に入り、句空坊または句空法師といった。

卯辰山に柳陰軒を結び、隠棲。

金沢の宝泉寺に柳陰軒址がある。

句空法し、卯辰山の藤ある松陰にかりなる草をむすびはじめられける、その夜まかりて

つよかれとつくらぬ花のいほりかな
   北枝


 元禄2年(1689年)7月、芭蕉が『奥の細道』の旅で金沢を訪れた折に入門。

芭蕉は柳陰軒に一泊したと伝えられているそうだ。

金沢市の宝泉寺に芭蕉の句碑がある。


柳陰軒址

ちる柳あるじも我も鐘を聞く

 元禄5年(1692年)1月16日、芭蕉は句空に「うらやましうき世の北の山桜」の句を贈る。

千葉市の千葉神社に句碑がある。


うらやましうき世の北の山桜
   翁

   雪消えしまふ細ね大根
   句空


元禄5年(1692年)、『北の山』刊。

此の川のくろ谷橋は絶景の地也、はせを翁の平岩に座して手を打たゝき、行脚のたのしみこゝにありと一ふしうたはれしと自笑がかたりけるに、なつかしさもせちにおぼへて、

今の手は何にこたえむほとゝぎす   句空

『草庵集』

元禄13年(1700年)、『誹諧草庵集』編。

正徳2年(1712年)1月25日、没。

句空の句

梅か香や分入里は牛の角


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