芭蕉の句碑


こからしに岩吹きとかる杉間かな

群馬県の沼田市上久屋町に孝養寺がある。


孝養寺に「禁芸碑」があった。

禁芸碑


禁藝術賣買之輩

 旅芸人や行商人が寺内に入るのを禁ずるために建てられた碑である。利根・沼田の山間地のみに残っているといわれる石碑のうちの一基である。天明6年(1786年)の記銘がある。

正面は庚申塔。

沼田市指定重要文化財である。

修法山顕徳院孝養寺


曹洞宗の寺である。

芭蕉の句碑があった。


正面に「芭蕉翁」。

左   こからしに岩吹きとかる杉間かな

右   岩坂やみそれに辷る杖の旅   書郊

 元禄4年(1691年)10月、京都から江戸に向かう途中、三河の鳳来寺で詠まれた句。

   おなじ比、鳳来寺に参竜(籠)して

木枯に岩吹きとがる杉間かな


文化8年(1811年)10月12日、松永乙人建立。松住庵書郊筆。

松永乙人は利根郡利南村上久屋(現・沼田市)の俳人。

松住庵書郊は本名五十嵐権左衛門。

文化12年(1815年)4月7日、70歳で没。

乙人の句

持出して淋しみの付なづなかな


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