白雄の句碑

鐘の声行春よりも行秋ぞ


東吾妻町植栗の虚空蔵堂に加舎白雄の句碑があるというので、探してみた。


東吾妻町植栗の丘の上に虚空蔵堂はあった。

虚空蔵堂入口の橋に猪よけの柵が設けられていた。

虚空蔵堂


虚空蔵堂の左手に「夜光」の句碑がある。


青柳のすハり佛にけふきけり   夜光

天保十一庚子年九月十三日建

碑の裏に白雄の句が刻まれている。


鐘の声行春よりも行秋ぞ   白雄居士

本来は白雄の句が表であろう。

右側面には「春秋菴門 信中乕杖庵舟山書」と刻まれている。

舟山は宮本虎杖の嗣子八朗元章。虎杖庵三世。

天保11年(1840年)2月3日、48歳で没。

夜光は本名茂木理右衛門。名主を勤めた。

夜光の句

いねの花ちつてうかべる鯲(どじょう)かな


榾焚て哀をつくす乞食かな


はまかぜや社のうめの先匂ふ


陽炎にもぬけの小貝もゆる哉


むぎ蒔や女火をこふたにの寮

   ちゝぶ詣せしころ、あけち寺にやどりて

短夜やされば明智が法の夢


虚空蔵堂は茂木家で管理している。

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