奥州の俳人
伊藤鷄路

本名修。医師。二月庵と号す。
寛延元年(1748年)、花巻に生まれる。
天明年間(1781〜1788)に「芭蕉翁之碑」を移転建立。

右側面に芭蕉の句が刻まれていたそうだ。
木のもとはしるもなますも櫻かな
文化12年(1815年)、67歳で没。
「芭蕉翁之碑」の右に伊藤鷄路の句碑がある。

満月を輪にめぐり鳴く千鳥かな
文化13年(1816年)1月3日、建立。
鷄路の句
朝かほの夫さへ風に裂れたり
風筋や梅さくかたの朝ほらけ
萩ふせは藜(あかさ)さわくそ夜も昼も
松風も琴の音もありかんこ鳥
なでしこのもて來て秋のあつさかな
芒ほどさむい物なし手を切て
撫子のもてきて秋の暑かな
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