与謝野晶子の詩碑


上総の勝浦

勝浦市浜勝浦の国民宿舎跡地に与謝野晶子の詩碑があった。


与謝野晶子の詩碑


上総の勝浦

おお美しい勝浦
山が緑の
優しい両手を伸ばした中に
海と街々を抱いてゐる

此処へ来ると
人間も船も鳥も
青空に掛る円い雲も
すべてが平和なる子供になる

太洋で荒れる波も
この砂の上で
柔かな鳴海絞りの袂を
軽く拡げて戯れる

それは山に姿を仮りて
静かに抱くものがあるからだ
おお美しい勝浦
此處に私は「愛」を見た

「鳴海絞り」は木綿布を藍で染めた伝統工芸品。

昭和54年8月、勝浦市建立。書家白汀の揮毫。

 与謝野晶子は大正8年(1919年)ごろに勝浦を訪れ「上総の勝浦」という詩を残している。

勝浦の海


あいにくの曇り空である。

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