『奥の細道』〜行程〜  ナカ 
                     
元禄2年(1689年)  「奥の細道」(中部チュウブ   出典シュッテン ハツ カガミ
旧暦キュウレキ 新暦
7月 2日 8月 16日 新潟ヘ申ノ上刻、着。 海に降る雨や恋しきうきみ宿 『曽良随行日記』   U U
  3日   17日 申ノ下刻、彌彦ニ着ス。   『曽良随行日記』        
  4日   18日 西生寺を経て出雲崎に行く。            
  6日   20日 出雲崎に泊まる。 文月や六日も常の夜には似ず 『奥の細道』   U U U
          荒海や佐渡によこたふ天河 『奥の細道』   U U U
  8日   22日 未ノ下刻、至高田。   『曽良随行日記』        
          薬欄にいづれの花をくさ枕 『俳諧書留』 U U U U
  12ニチ   26日 市振に到着。 一家に遊女もねたり萩と月 『奥の細道』   U U U
           西浜 小鯛さす柳涼しや海士が家 『俳諧書留』   U U U
  14ニチ   28日 高岡に宿を取る。 早稲の香や分け入る右は有磯海 『奥の細道』   U U U
  15日   29日 金沢は七月中の五日也。   『奥の細道』        
          塚も動け我泣声は秋の風 『奥の細道』   U U U
  20日 9月 3日    ある草庵にいざなはれて 秋涼し手毎にむけや瓜茄子 『奥の細道』   U U U
           途中吟 あかあかと日は難面もあきの風 『奥の細道』   U U U
  23日   6日 翁ハ雲口主ニテ宮ノ越ニ遊。   『曽良随行日記』        
  24日   7日 サルウエコク小松コマツチャク   『曽良随行日記』        
  25日   8日 多太神社に詣でる。            
  26日   9日    小松と云所にて しほらしき名や小松吹萩すゝき 『奥の細道』   U U U
          濡れて行くや人もをかしき雨の萩 『俳諧書留』 U U U U
  27日   10日 所ノ諏訪宮祭ノ由聞テ詣。   『曽良随行日記』        
        再び多太神社に詣でる。 あなむざんやな甲の下のきりぎりす 『卯辰集』   U U  
          石山の石より白し秋の風 『奥の細道』   U U  
        温泉に浴す。其功有明に次と云。  山中や菊は手折らぬ湯の匂 『奥の細道』   U U  
           加賀山中桃妖に名をツけ玉ひて 桃の木の其の葉ちらすな秋の風 『泊船集』 U U U  
  28日   11日 夕方、薬師堂其外町辺ヲ見ル。   『曽良随行日記』        
  29日   12日 快晴。道明淵、予、不往。 いざり火にかじかや波の下むせび 『卯辰集』   W W
  30日   13日 快晴。道明が淵。            
8月 1日   14日 快晴。黒谷橋へ行。            
  5日   18日   湯の名残今宵ハ肌の寒からむ 『柞原集』        
          今日よりや書付消さん笠の露 『奥の細道』   U U  
        朝曇。昼時分、翁・北枝、那谷へ趣。   『曽良随行日記』        
  6日   19日 大聖持の城外、全昌寺といふ寺にとまる。   『奥の細道』        
        けふは越前の国へと心早卒にして、 庭掃て出るや寺に散柳 『奥の細道』   U U  
  11日   24日    今既別に望みて、 物書て扇引さく余波哉 『奥の細道』   U U  
        五十丁山に入て、永平寺を礼す。   『奥の細道』        
        福井の俳人洞哉を訪れる。            
           福井洞哉子をさそふ 名月の見所問ん旅寝せむ 「芭蕉翁月一夜十五句」        
  13日   26日 あさむづの橋をわたりて、   『奥の細道』        
           阿曾武津の橋 あさむつを月見の旅の明け離れ 「芭蕉翁月一夜十五句」 U U U  
           玉江 月見せよ玉江の芦のからぬ先 「芭蕉翁月一夜十五句」 U U U  
           湯尾ユオ 月に名を包ミかねてやいもの神 『ひるねの種』 U U U  
           ヒウチヤマ 義仲の寝覚の山か月カナ 『ひるねの種』 U U U  
  14ニチ   27日 敦賀に着き、氣比神宮に参詣。            
           氣比の海 國々の八景更に氣比の月 「芭蕉翁月一夜十五句」        
           同明神 月清し遊行のもてる砂の上 『奥の細道』   U U  
           金か崎雨 月いつく鐘ハ沈める海の底 「芭蕉翁月一夜十五句」   U U  
          月のミか雨に相撲もなかりけり 「芭蕉翁月一夜十五句」   U U  
  15ニチ   28日 亭主の詞にたがはず雨降。 名月や北国日和定めなき 『奥の細道』   U U  
  16ニチ   29日 ますほの小貝ひろはんと種の濱に舟を走す。   『奥の細道』        
          浪の間や小貝にまじる萩の塵 『奥の細道』   U U U
           いろの濱に誘引れて 小萩ちれますほの小貝小盃 『色ヶ浜遊記』   U   U
           種の浜 衣着て小貝拾はんいろの月 『荊口句帳』        
  21日     駒にたすけられて大垣の荘に入如水別埜   『奥の細道』   U U U
          かくれ家や月と菊とに田三反 『泊船集』 U U U U
          そのまゝよ月もたのまじ伊吹やま 『後の旅』 U U U U
9月 4日       こもり居て木の実草の実拾ははや 『如水日記』 U U U U
  6日     伊勢の遷宮おがまんと、又舟にのりて  蛤のふたみにわかれ行秋ぞ 『奥の細道』   U U U
「旅のあれこれ」のトップページへ 38 10 35 34 20
266 120 237 236 235