『奥の細道』〜行程〜  ヒガシ キタ
元禄2年(1689年)  「奥の細道」(東北トウホク   出典シュッテン ハツ カガミ
旧暦キュウレキ 新暦
4月 21日 6月 8日 白河関跡を訪れる。   『奥の細道』        
  22日   9日 須賀川に至る。 風流の初やおくの田植うた 『奥の細道』   U U U
  24日   11日 可伸庵を訪れる。 世の人の見付ぬ花や軒の栗 『奥の細道』   U U U
           白河、可云へ 関守の宿をくいなにとをふもの 『俳諧書留』   U U U
  27日   14日 芹沢ノ滝へ行。   『曽良随行日記』        
  28日   15日 十念寺・諏訪明神ヘ参詣。   『曽良随行日記』        
  29日   16日 石河滝(乙字ケ滝)見ニ行。   『曽良随行日記』        
          さみだれは滝降りうづむみかさ哉 『俳諧書留』     U
        先大元明王へ参詣。   『曽良随行日記』        
          早苗にも我色黒き日数かな 『俳諧書留』 U U U U
          西かひがしかまづ早苗にも風の音 『俳諧書留』   U U U
          関守の宿を水鶏に問はうもの 何云宛真蹟書簡   U U U
        日ノ入前、郡山ニ到テ宿ス。宿ムサカリシ。   『曽良随行日記』        
5月 1日   17日 檜皮の宿を離れてあさか山有。   『奥の細道』        
        黒塚を訪れる。            
  2日   18日 文知摺石を訪れる。 早苗とる手もとや昔しのぶ摺り 『奥の細道』   U U U
        佐藤基治の旧跡を訪れる。            
        医王寺を訪れる。 笈も太刀もさつきに飾れ紙のぼり 『奥の細道』   U U U
        飯坂温泉に泊まる。            
  3日   19日 馬かりて桑折の駅に出る。   『奥の細道』        
        路縱横に踏て伊達の大木戸をこす   『奥の細道』        
        右ノ方ニ次信・忠信が妻ノ御影堂有。   『曽良随行日記』        
        同晩、白石ニ宿ス。   『曽良随行日記』        
  4日   20日 岩沼に宿る。 桜より松は二木を三月越し 『奥の細道』   U U U
          笠嶋はいづこさ月のぬかり道 『奥の細道』   U U U
  5日   21日 三千風尋ルニ不知   『曽良随行日記』        
  6日   22日 亀が岡八幡ヘ詣。城ノ追手ヨリ入。   『曽良随行日記』        
  ニチ   23日 権現宮を拝、玉田・横野を見。   『曽良随行日記』        
  8日   24日 仙台ヲ立。 あやめ草足に結ん草鞋の緒 『奥の細道』   U U U
        未ノ尅、塩釜ニ着、湯漬など喰。   『奥の細道』        
        それより野田の玉川・沖の石を尋ぬ。   『奥の細道』        
        末の松山は寺を造て末松山といふ。   『奥の細道』        
  9日   25日 早朝塩がまの明神に詣。   『奥の細道』        
        ソレヨリ雄島(所ニハ御島ト書)所ゝヲ見ル。   『曽良随行日記』        
          島々や千々にくだけて夏の海 『陸奥鵆』   U U U
        帰テ後、八幡社・五太堂ヲ見、慈覺ノ作。   『曽良随行日記』        
  10日   26日 日和山と云ヘ上ル。石ノ巻中不残見ゆル。   『曽良随行日記』        
  11日   27日 戸伊摩と云所に一宿して、   『奥の細道』        
  12日   28日 一関に到着。            
  13日   29日 平泉をオトズれる。 夏草や兵どもが夢の跡 『奥の細道』   U U U
          五月雨の降のこしてや光堂 『奥の細道』   U U U
  14日   30日 南部道遥にみやりて、岩手の里に泊る。            
  15日 7月 1日 小黒崎を訪れる。            
        美豆の小島に立ち寄る。            
        川向ニ鳴子ノ湯有。沢子ノ御湯成ト云。   『曽良随行日記』        
        尿前の関を越え出羽の国に入る。            
        封人の家に3日間逗留トウリュウ 蚤虱馬の尿する枕もと 『奥の細道』   U U U
  17日   3日 山刀伐峠を越え尾花沢オバナザワかう。            
        鈴木清風を訪ねる。            
          すずしさを我が宿にしてねまる也 『奥の細道』   U U U
          這い出でよかひやが下のひきの声 『奥の細道』   U U U
          まゆはきを俤にして紅粉の花 『奥の細道』   U U U
          行末は誰肌ふれむ紅の花 『俳諧一葉集』        
  18日   4日 清風のはからいで養泉寺に移る。            
  27日   13日 山寺に向かう。            
        山寺に登る。 閑さや岩にしみ入蝉の声 『奥の細道』   U U U
  28日   14日 大石田を訪れ、高野一栄宅に3泊。            
6月 1日   17日 28チョウ新庄シンジョウ風流フウリュウ宿シュクス。   『曽良随行日記』        
  2日   18日 ヒルヨリロウ兵衛ヘイマネ 水の奥氷室尋る柳哉 『俳諧書留』   U U U
          風の香も南に近し最上川 『俳諧書留』   U    
  3日   19日 本合海よりフネる。 五月雨を集て早し最上川 『奥の細道』   U U U
        白糸の瀧は青葉の隙隙に落て   『奥の細道』        
        清川で最上川の舟下りを終え、上陸。            
        羽黒山に登る。   『奥の細道』        
  4日   20日 本坊におゐて俳諧興行。 有難や雪をかほらす南谷 『奥の細道』   U U U
  5日   21日 権現に詣。   『奥の細道』        
  6日   22日 天気吉。登山。   『曽良随行日記』        
  7日   23日 湯殿ヘ趣。   『曽良随行日記』        
        三山巡礼の句々短冊に書。  涼しさやほの三か月の羽黒山 『奥の細道』   U U U
          雲の峰幾つ崩て月の山 『奥の細道』   U U U
          語られぬ湯殿にぬらす袂かな 『奥の細道』   U U U
          無玉や羽黒にかへす法の月 天宥別当追悼句文 U U U U
  10日   26日 「羽黒を立て、鶴が岡の城下」へ。   『奥の細道』        
          めづらしや山をいで羽の初茄子 『俳諧書留』   U U U
  13日   29日 川舟に乗て、酒田の港に下る。 あつみ山や吹浦かけて夕スズ 『奥の細道』   U U U
  14日   30日 寺島彦助亭へ 被招。俳有。 暑き日を海にいれたり最上川 『曽良随行日記』   U U U
  15日   31日 酒田より象潟に向けて出立。            
        強雨のため遊佐町(吹浦)に宿泊。            
  16日 8月 1日 吹浦を出発。降雨の中を象潟へ。            
  17日   2日 昼には晴天。夕食後船で湾内に出る。 象潟や雨に西施がねぶの花 『奥の細道』   U U U
          汐越や鶴脛ぬれて海涼し 『奥の細道』   U U U
          夕晴れや桜に涼む波の華 真蹟懐紙 U U U U
  18日   3日 オヨテ、酒田サカタチャク   『曽良随行日記』        
  19日   4日 酒田の不玉と共に小舟で納涼。            
  23日   ニチ    あふみ屋玉志亭にして、 初真桑四にや断ン輪に切ン 真蹟懐紙 U U   U
  25日   10ニチ キチ酒田サカタリツ船橋フナバシマデオクらる。   『曽良随行日記』        
  26日   11ニチ 温海町に到着。鈴木惣左衛門宅に投宿。            
  27日   12ニチ 鼠ヶ関を越える。            
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