芭蕉の句碑
名月や児達ならぶ堂乃掾
千曲市寂蒔の旧北国街道沿いに上町集会所がある。
集会所の向かいに「浄海と芭蕉翁の碑」があった。
半ば風化して、文字はよく読めない。
浄海と芭蕉翁の碑
(芭蕉塚又は松風塚という)
名月や児達ならぶ堂乃掾
翁
ひと時も大事な世たれ木槿咲く
舟山
暮れて行く月日あらわに秋の山
松風
この碑の大石を東山より出すに当り、坊主頭に鉢巻をして「気やり」を以て引出し、若者の助を得て望みを遂げ、嬉し泣きに泣いたという。
高さ2m13cm 巾1m
芭蕉の句の出典は
『初蝉』
(風国編)。
月
翁
義仲寺
にいませし時に
名月や兒たち並ふ堂の橡
芭蕉
とありけれと此句意にみたすとて
名月や海にむかへは七小町
仝
と吟しても尚あらためんとて
明月や座にうつくしき皃もなし
仝
舟山は
宮本虎杖
の子八郎のこと。
松風は寂蒔の人で、地蔵庵主浄海というそうだ。
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