『奥の細道』

〜芭蕉園〜

国道352号(日本海夕日ライン)に道の駅「越後出雲崎天領の里」がある。


道の駅の近くに芭蕉園がある。

 元禄2年(1689年)7月4日、芭蕉は出雲崎に泊まった。芭蕉園の前の大崎屋という旅籠に宿泊したという言い伝えがある。

ここで「荒海や佐渡によこたふ天河」の句を詠んだ。

 曾良日記には「申の刻、出雲崎に着く。宿す。夜中、雨強く降る。」と記されている。

出雲崎は大雨が降っていて、天の川は出ていなかったはずだ。

芭蕉園に芭蕉像がある。


全国に芭蕉像は幾つもあるが、それを見比べてみるのも面白いと思う。

芭蕉像の後ろに天河句碑(銀河序)がある。

芭蕉の真筆「銀河序」の全文が刻まれている。

せっかくの真筆でも、字が読めない。

わきに読めるように書いてあった。


 げにやこの島は黄金あまたわき出て、世にめでたき島なむ侍るを、昔今に至りて、大罪朝敵の人々遠流(おんる)の境にして、物憂き島の名に立ち侍れば、すさまじき心地せらるる。

安永2年(1773年)、加舎白雄も出雲崎を訪れたようだ。

 出雲崎はほどちかみ佐渡の孤洲にうちむかひつゝ行にまして秋げにあら波の布帆の行かひもたへ(え)て銀河のほか梁せるものはさらにあらじな

佐渡よりやこがれに渡る鷹もがな

加舎白雄「奥羽紀行」

   出雲崎ほと近く佐渡の孤洲に
   うちむかひて

佐渡遠く木かくれに渡る鷹もかな
   白雄


岩室温泉に行く。

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